« 人類が生んだ最も危険な廃棄物の最終処分場「オンカロ」を知っているか? | トップページ | 肝臓・前立腺がん(腫瘍)をとらえる最新治療にあらたな一歩 金マーカ刺入キット(画像誘導放射線治療用医療機器)が保険適用に »

2012年7月26日 (木)

皮下脂肪組織由来の再生細胞を用いてリンパ管再生誘導に成功。

皮下脂肪組織由来の再生細胞を用いて
リンパ管再生誘導に成功。
マウスでリンパ浮腫改善作用示す

平成24年7月23日
名古屋大学プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 名古屋大学大学院医学系研究科 循環器
内科学の室原豊明教授および
清水優樹大学院生らの研究チームは、
脂肪組織から分離した再生細胞
(Adipose derived regenerative cells:
ADRC)を移植すると、リンパ管の再生を
誘導しリンパ浮腫を改善させることを証明
しました。

 機序として、リンパ浮腫組織に移植
された再生細胞が産生する成長因子
により、リンパ管の再生が促進されている
ことを明らかにしました。

 研究チームが今回用いた再生細胞
(ADRC)は脂肪組織中に存在するもので、
いろいろな器官の細胞に分化することが
これまでの基礎研究から報告されて
います。

 また人の皮下脂肪中にも大量に存在し、
他の細胞源と比して採取が容易である
などのメリットから今後の再生医療に
おける新たな細胞源として期待されて
います。

 研究チームは、マウスを用いて既存の
リンパ管を一部切除することにより
血行障害の影響を受けない尾部リンパ浮腫
モデルを作製し、リンパ管損傷部位近傍に、
マウス皮下脂肪より分離した ADRC を移植
しました。

 細胞移植群では、対照群に比べ、新しい
リンパ管が高効率に作られ、
リンパ浮腫改善作用を示すことを明らかに
しました。

 本研究の結果は、現在日本にも
数万人以上いるとされるリンパ浮腫で
悩んでおられる患者さんにとって福音を
もたらす可能性を示しています。

 なお、本研究成果は2012年7月14日
付けの米国心臓協会誌『Journal of the
American Heart Association』電子版に
掲載されました。
---------------------------------------

再生医療少しずつ進歩しつつあります。
期待したい。

|

« 人類が生んだ最も危険な廃棄物の最終処分場「オンカロ」を知っているか? | トップページ | 肝臓・前立腺がん(腫瘍)をとらえる最新治療にあらたな一歩 金マーカ刺入キット(画像誘導放射線治療用医療機器)が保険適用に »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/55283536

この記事へのトラックバック一覧です: 皮下脂肪組織由来の再生細胞を用いてリンパ管再生誘導に成功。:

« 人類が生んだ最も危険な廃棄物の最終処分場「オンカロ」を知っているか? | トップページ | 肝臓・前立腺がん(腫瘍)をとらえる最新治療にあらたな一歩 金マーカ刺入キット(画像誘導放射線治療用医療機器)が保険適用に »