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2012年7月26日 (木)

人類が生んだ最も危険な廃棄物の最終処分場「オンカロ」を知っているか?

人類が生んだ最も危険な廃棄物の
最終処分場「オンカロ」を知っているか?

スゴモリ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 私たち人類には、このまま原発を
一生稼働させても、仮に原発をやめ全廃
しても、絶対に解決しなければならない
問題が残されている。

 それは、放射性廃棄物の処分問題だ。

 現在のところ、きわめて安定した地層の
地下深くに格納するのが唯一の解決法と
されている。

 こうした中、世界で初めてフィンランド
が格納場所を決定し作業が進んでいる。

 「オンカロ」と呼ばれるその施設は、
フィンランドのオルキルオト島に
存在する。

 フィンランド語で「隠し場所」を意味
する、世界で唯一の高レベル放射性廃棄物
の最終処分場だ。

 「オンカロ」は、地下およそ
520メートルの深さまでトンネルを掘り、
そこから横穴を広げ放射性廃棄物を
処分していくという。

 2020年までに運用を開始し、その後
2120年頃までの100年間にわたり
埋設処分に利用される予定となって
おり、100年後に施設が満杯になった
後は、道を埋めて完全に封鎖する。

 使用済み核燃料に含まれるプルトニウム
の半減期は2万4000年。
 生物にとって安全なレベルまで放射能が
下がるにはおよそ10万年の月日を要する
という。
 それまでの間、10万年にわたって
「オンカロ」は地下に封鎖され続ける。

 「現在の科学では放射性廃棄物の処理は
地層処理しかないといわれているが、
地層処理場ができないのに原子力を
持っている国である日本は、火山があり
地震があり、常に地層が安定しない。

 中華料理の回転テーブルの上に
放射性廃棄物を置いたようなもので、
いつ動くか解らない。」

 日本はそういう状況にあるのだと
いう。
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そうなんですが、推進してきた人達は
いったいどうするつもりなのでしょう?
永久に先送りですか?

この処分場を取材し、未来の子孫の安全性
について問いかける。

10万年後の安全
という映画を以前見たことがあります。

(映画の出来は正直言って期待はずれ。
残念です。地層処分というのが安全なのか
どうか良くわかりませんでした。
どうやって後世の人に伝えるのか?
疑問だらけです。)

けれど、この問題は避けて通れないはず
なのに最終処分場を建設したのは
世界で唯一ここだけだとは驚きです。

世界の人達は一体何を考えているのか
理解しがたい。

現在の人達は、未来の人達に対して責任が
あるはずですが?


関連リンク
オルキルオト原子力発電所

フィンランドにある2つの原子力発電所
の1つです。
オンカロに関する記述もあります。

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