脂肪幹細胞で乳房再形成 鳥取大病院、保険適用めざし検証
脂肪幹細胞で乳房再形成
鳥取大病院、保険適用めざし検証
2012/7/25 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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脂肪組織になる能力がある脂肪幹細胞を
自分の体からとり、がんの手術で乳房を
部分切除した所に移植し乳房を再び形成
する臨床研究を鳥取大病院(鳥取県米子市)
が始める。
中山敏准教授らが25日までに発表した。
厚生労働省によると、こうした再形成
の臨床研究が、同省の「ヒト幹細胞を
用いる臨床研究指針」の承認を受けた
のは初めて。
国の指針に基づき安全性や有効性を検証
するのが目的。
中山准教授は「今は保険適用外だが、
研究が成功すれば適用への道が開ける。
再生医療を標準的な医療の選択肢の
一つにしたい」としている。
対象は、乳房をできるだけ残す温存手術
を受けた患者5人で、25日から募集する。
臨床研究では、患者の腹部や太ももから
脂肪を吸引し、吸引量の半分から
脂肪幹細胞を抽出。
残り半分の脂肪組織とまぜて、患者の
乳房に注入する。
術後最初の1年間は数カ月おきに経過を
観察し、乳がんの再発も5年間チェック
する。
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良さそうです。
再生医療だんだん身近になってきました。
再生医療が標準的な医療の選択肢の一つに
なると良いですね。
研究が成功して保険適用となるよう期待して
います。
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