なぜ 酒で煮ると超伝導物質に変わるのか?
なぜ 酒で煮ると超伝導物質に変わるのか?
2012.07.16
独立行政法人
物質・材料研究機構プレスリリース
詳細は、リンクを参照して下さい。
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NIMSは以前、鉄系超伝導関連物質の
鉄テルル化合物を酒中で煮ると超伝導体に
変わることを発見したが、今回、
慶應義塾大学 先端生命科学研究所との
共同研究により、酒中に含まれる
超伝導誘発物質を同定し、
その誘発メカニズムを明らかにした。
概要
3.その候補物質の中でも特に相関が高い
リンゴ酸・クエン酸・β-アラニン
について、実際に超伝導誘発作用を持つ
ことを確認した。
4.候補物質がすべてキレート作用を持つ点
に着目し、酒及び上記3物質で鉄テルル
化合物を煮た後の溶液を調べてみると、
試料から溶出したと思われる鉄イオンが
検出された。
5.以上のことから、酒中の超伝導誘発因子
とはキレート効果を持つ有機酸などで
あり、それらが試料から超伝導を抑制
する余分な鉄を除去することで超伝導が
誘発されると結論づけた。
6.余分な鉄が超伝導に悪影響を与える
可能性は他の鉄系超伝導体でも十分
起こりうることから、本研究成果は
鉄系超伝導体の研究開発に新たな指針を
与えると期待される。
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面白いですね。
以前、
「赤ワイン効果、超伝導活気」
2010年11月 3日
という投稿をしましたが、その詳細が
解析できたということらしいです。
1年半位かかったということですね。
意外にかかりましたね。
>鉄系超伝導体の研究開発に新たな指針を
>与えると期待される。
ということなので期待したい。
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