「悪いiPS細胞」判別法、山中教授ら発見
「悪いiPS細胞」判別法、山中教授ら
発見
2012年6月13日 読売新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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様々な種類の細胞に変化できる
iPS細胞(新型万能細胞)の塊から、
がん化の危険性の高い細胞を見つける方法
を、山中伸弥・京都大学教授らが発見した。
13日に横浜市で始まった国際幹細胞
学会で高橋和利・同大講師が発表した。
iPS細胞の医療応用に向け、安全な
細胞の選別に役立つ手法として期待
される。
iPS細胞を再生医療に用いる際は、
治療したい患部の細胞に変化させて移植
する。ところが、その中に変化していない
iPS細胞が混じっていると、「奇形腫」
と呼ばれるがんができてしまう。
そのため、iPS細胞をえり分けて
取り除く必要がある。
山中教授らは、49種類のiPS細胞を
培養して神経細胞に変える実験を行った。
その結果、多くは95%程度の高い割合
で神経細胞に変わる「良いiPS細胞」
だった。
一方で、神経への変化の割合が
80~95%にとどまる
「悪いiPS細胞」もあった。
そこで、良いiPS細胞と
悪いiPS細胞のそれぞれで、遺伝子の
働き具合を比べたところ、
悪いiPS細胞では特定の3種類の
遺伝子が活発に働いていることが
わかった。
この遺伝子を目印に、
悪いiPS細胞を取り除くことが
できるという。
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良いですね。
期待したい。
iPS細胞を使用した再生医療の臨床試験も
視野に入って来ました。
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