ブリヂストンと味の素、バイオマス由来の合成ゴムを共同開発
ブリヂストンと味の素、バイオマス由来の
合成ゴムを共同開発
2012/6/1 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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ブリヂストンは2012年5月31日、味の素
が提供するバイオマス由来のイソプレンを
使用した合成ゴム「高シスポリイソプレン
(IR)」の重合に成功したと発表した
(図1、図2)。
IRは天然ゴムの一部を置換できるため、
こうしたバイオマス由来のIRは原材料
多様化の手段の一つとして期待されて
いる。
ブリヂストンは今後、ゴムとしての
物性の確認を進めながら、重合触媒技術を
高めてより高機能なIRの開発を目指すと
いう。
味の素は、ブリヂストンとタイヤ用
合成ゴムの共同開発を実施してきた。
今回、味の素が提供するイソプレンは、
同社が持つ発酵技術を利用して
バイオマスから生成する。
ブリヂストングループは2050年の
「100%サステナブルマテリアル化」を
目指している。
今回の取り組みは、その一環。
天然ゴムだけではなく、合成ゴムに
関してもさまざまなバイオマテリアルの
研究開発を進めている。
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良いですね。
味の素とブリジストンとは思わぬところで
結びつくものです。
リサイクルも同時に進める必要があると
思います。資源の有効利用です。
これからは使い捨てという考えは改め
ないといけない。
「もったいない」という言葉は
素晴らしい言葉なのだから、
大切にしないと、
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