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2012年6月 8日 (金)

地熱大国にみる普及のセオリーと日本の出番

地熱大国にみる普及のセオリーと
日本の出番
- 世界第3位を誇る地下資源を生かす【4】

2012年6月7日 日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

世界の現状を知るのは良いことです。

日本は、地熱大国なんです。世界第3位。
その割には、ちっとも進まない。
これこそ「もったいない」と思う。
大きな初期投資は必要ですが、地熱は
安定電源です。もっと見直されて良い。

ただ、こういうこともあるのですね。
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世界最大の地熱発電地域ガイザースの教訓

 米国の地熱発電300万キロワット
のうち90万キロワットを占めるのが、
サンフランシスコ北方に位置する広大な
地熱発電地帯「ガイザース」である。

 現在、山中に18の発電所が存在し、
うち15は独立発電事業者である
カルパイン社が所有・運営する。

 ガイザースは、イタリアのラルデレロ、
ニュージーランドのワイラケイに次いで、
世界で3番目に開発された大規模地熱発電
で、1960年に商業運転を開始した。

 石油危機後の石油価格高騰を背景に
石油会社などが続々と参入した。

 その後カリフォルニア州が再生エネ
優遇策や排ガス規制措置をとったことも
あり、開発が加速し、最盛期には
出力200万キロワットにも達した。

 しかし、乱開発の付けが回り、
年率25%もの激しい減衰に見舞われる。

 マグマの温度は下がらないが、熱水を
とりすぎると持続可能ではなくなる、
との反面教師にもなった。

 その後生活排水の処理水を地中に戻す
などの工夫で、減衰率を緩める
「リチャージ」を続けてきている。

 ゴールドラッシュや石油などの資源を
大規模の開発してきた米国では、
「ドリル」(掘削)は、一攫千金に
つながる馴染みの手段である。

 しかし、地熱は石油・天然ガスなどの
資源よりも繊細な扱いが必要だったのだ。
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なるほどね。

でも、日本は、技術があるのだから、
解決できるはず、せっかくの資源
有効活用して貰いたい。

地熱というと、温泉が、
洋上風力というと、漁業に影響が
と騒ぐ。

政府にはしっかりとした舵取りと支援策を
お願いしたい。

世界からは、風力も地熱も周回遅れ。
何周くらいかな?

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