高輝度の純緑色半導体レーザーが開発される
高輝度の純緑色半導体レーザーが
開発される
2012年06月23日 slashdot
詳細は、リンクを参照して下さい。
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住友電工とソニーは、世界初となる
発振波長530nm帯で光出力100mW以上の
純緑色半導体レーザーを共同で開発した
(プレスリリース、 日本経済新聞の記事)。
従来の窒化ガリウム系緑色レーザーでは
輝度が十分に得られないことから、現在は
赤外光を波長変換した緑色レーザーが主に
使われている。
しかし、波長変換による緑色レーザーは
部品点数が多いため、大型で価格が高い
という問題があった。
両社は住友電工の半極性窒化ガリウム
基板と結晶成長・加工技術、ソニーの
窒化ガリウム系レーザー技術を生かして
共同開発を進め、従来の窒化ガリウム系
緑色レーザーの約2倍となる高輝度を実現
した。
これによって三原色の高輝度かつ小型の
レーザー光源が揃う事になり、色々な展開
が期待される。
プレスリリースでは高輝度
プロジェクターや携帯プロジェクターなど
を活用例として挙げているが、あなたは
どのようなデバイスの実現を期待する
だろうか。
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良いですね。
これで三原色の高輝度かつ小型のレーザー
光源が揃ったんですね。
まずは、携帯プロジェクターが欲しい。
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