パーキンソン病治療にES細胞が効果 京大、サルで確認
パーキンソン病治療にES細胞が効果
京大、サルで確認
2012年2月22日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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京都大は21日、
ヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)から
つくった神経細胞をパーキンソン病に
似せたサルの脳に移植し、治療効果を
確かめたと発表した。
同様の効果はネズミでは確認されている
が、霊長類では初めてという。
今後、人の患者のiPS細胞から
つくった神経細胞でも同様にサルで効果を
確かめ、2015年度にも実際の患者で
臨床試験を始めたいとしている。
京大再生医科学研究所の高橋淳准教授
らは、パーキンソン病で減ってしまう
神経細胞をES細胞からつくり、薬物で
人為的にパーキンソン病の症状を
起こさせたカニクイザル4匹に移植した。
当初はほとんど歩けない状態だった
のが、徐々に改善。
5カ月目ごろから歩き回れるように
なり、その状態が12カ月目まで続いた。
同様の治療効果は、iPS細胞を
使っても期待できるという。
成果は米専門誌ステムセルズ電子版で
発表した。(鍛治信太郎)
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少し前のニュースですが、再生医療
進んできましたね。
こういう記事もあります。
「レビー小体型認知症の母
突然始まった遠距離介護」というBlog
から、
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