ディスプレイを革新するIGZOの新技術 - シャープ、498ppi液晶・4K有機ELなどを試作
ディスプレイを革新するIGZOの新技術
- シャープ、498ppi液晶・4K有機ELなどを
試作-
4 JUNE 2012 diginfo.tv
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
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シャープと半導体エネルギー研究所は、
酸化物半導体(IGZO)の新しい結晶構造
「CAAC」を発見し、これを使った新しい
半導体技術を開発しました。
現行のIGZOに対し、TFTの更なる小型化
や高性能化が実現でき、ディスプレイの
高精細化や低消費電力化に貢献する技術
です。
この技術を使って、スマートフォン向け
とモバイル機器向けに2つのタイプの
液晶ディスプレイが試作されています。
画素密度が、それぞれ、4.9型で302ppi、
6.1型で498ppiという、非常に高精細な
ディスプレイとなっています。
シャープは、このIGZOの新技術を採用
した液晶ディスプレイの早期実用化を
目指しています。
この技術は、有機ELディスプレイへの
適用も可能で、13.5型の4Kタイプと
3.4型のフレキシブルタイプが試作されて
います。
有機ELについては、現在のところ実用化
の予定は無く、今後の市場ニーズに備え、
両社で研究開発を進める予定です。
一方で、シャープは、現行のIGZOを採用
した液晶パネルの生産を4月より開始して
います。
パネルの仕様は、液晶モニター向けに
画素数3840x2160、画素密度140ppiの
32型、高精細ノートPC向けに
画素数2560x1600、画素密度300ppiの10型、
タブレット向けに画素数800x1200、
画素密度217ppiの7型の3タイプで、
IGZOによる高精細化と低消費電力化、
高い生産性を特徴としています。
低消費電力については、TFTの小型化
に加え、高いOFF性能によって実現されて
います。
1フレーム毎に駆動していた従来方式に
対し、表示の変更がない場合には休止期間
を設けることができる新しい駆動方式に
より、1/5~1/10まで電力消費を抑えて
います。
この高いOFF性能をタッチパネルに応用
することで、タッチパネルの高性能化も
実現できます。
液晶パネルの駆動が休止した際にタッチ
を検出し、液晶パネル駆動時に
タッチパネルを休止させることで、
液晶パネルの駆動によるノイズを受けずに
タッチ信号を検出できるため、
タッチパネルの検出精度を飛躍的に向上
させることが可能となっています。
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素晴らしい性能です。
シャープの液晶技術は素晴らしい。
>(IGZO)の新しい結晶構造「CAAC」を発見
>し、これを使った新しい半導体技術を
>開発しました。
新IGZOですね。
結局、iPadにはIGZOは採用されなかった
ようですが、今後の展開に期待したい。
IGZOについては、この記事を
見てください。
「iPad用高精度パネルを亀山工場が
年内にも製造開始」
2011年6月 4日
>2011年度後半から段階的にテレビ用液晶
>からIGZOへの転換を図っていく。
といっていましたが、さらに進化しました。
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