« 変性したタンパク質の活性を回復させる有機ナノチューブゲル | トップページ | 電力関係者の氏名黒塗り、議事概要再提出へ »

2012年5月26日 (土)

細胞内のタンパク質のフォールディング(立体構造形成)を再現することに成功-分子シャペロンタンパク質の効果を網羅的に評価することで高機能タンパク質生産への道を開拓-

細胞内のタンパク質のフォールディング
(立体構造形成)を再現することに成功
-分子シャペロンタンパク質の効果を
網羅的に評価することで高機能タンパク質
生産への道を開拓-

東京工業大学 最近の研究成果

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
【要点】
○細胞内でタンパク質のフォールディング
(立体構造形成)を助ける「分子シャペロン」
というタンパク質の効果を網羅的かつ
定量的に評価。
○水に溶けにくくて取り扱いが困難な
タンパク質の応用研究に道を拓く。


【概要】
 東京工業大学大学院生命理工学研究科の
田口英樹教授と丹羽達也助教、東京大学
大学院新領域創成科学研究科の上田卓也
教授らは、細胞内でタンパク質の
フォールディング(立体構造形成)を助ける
「分子シャペロン」というタンパク質の
効果を網羅的に調べ、細胞内でシャペロン
が助けるタンパク質のフォールディングの
全体像を試験管内で再現しました。

 上田教授らが開発した特殊な試験管内
タンパク質合成手法(PUREシステム)を利用
することで、約800種類もの水に溶けにくい
タンパク質のほとんどが2種類のシャペロン
のどちらかによって溶けるようになること、
3種のシャペロンを同時に作用させると
ほぼ全ての溶けにくいタンパク質が溶ける
ようになることが明らかとなりました。

 この実験から得られた
大規模データセットは、細胞の中で働く
シャペロンタンパク質の作用機構の解明
だけでなく、扱いが困難だったタンパク質
を扱いやすくする手法の開発にも繋がり、
バイオ医薬品開発などにおけるタンパク質
の応用利用などにも貢献しうるものです。

 この成果は、「米国科学アカデミー紀要」
のオンライン速報版で2012年5月21日
(米国東部時間)に公開されました。
---------------------------------------

これも「分子シャペロン」に関する研究
ですね。

>シャペロンの作用機構の詳細な解析や、
>タンパク質一般に広く通用する凝集に
>なりやすいタンパク質の可溶化手法の
>確立に向けた研究に役立つことが期待
>されます。
>タンパク質の可溶化法の一般則が
>見いだされれば、抗体医薬などの創薬や
>タンパク質の工業的利用などの分野に
>非常に有用な知見となります。
脳内の凝集蛋白を取り除くことも出来る
ようになると言っているのかな?

臨床応用にはまだまだ時間がかかりそう
ですが、期待したい。

|

« 変性したタンパク質の活性を回復させる有機ナノチューブゲル | トップページ | 電力関係者の氏名黒塗り、議事概要再提出へ »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/54802915

この記事へのトラックバック一覧です: 細胞内のタンパク質のフォールディング(立体構造形成)を再現することに成功-分子シャペロンタンパク質の効果を網羅的に評価することで高機能タンパク質生産への道を開拓-:

« 変性したタンパク質の活性を回復させる有機ナノチューブゲル | トップページ | 電力関係者の氏名黒塗り、議事概要再提出へ »