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2012年5月30日 (水)

免疫応答を抑える新たな分子メカニズムを解明

免疫応答を抑える新たな分子メカニズムを
解明
-補助刺激受容体PD-1がミクロクラスター
を形成することを発見-

平成24年5月28日
RIKEN Research Highlights

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 生体を外敵から守る免疫応答システムの
中で司令塔的な役割をはたしているのが
T細胞ですが、過剰に活性化すると
リウマチやアトピー性皮膚炎などを引き
起こします。

 ただ、最近になって免疫応答システム
にはT細胞の活性化を調整するメカニズム
がビルトインされ、活性化を促す分子
である正の補助刺激受容体と、
抑制する負の補助刺激受容体とが
活性化のバランスをとっていることが
分かってきました。

 そこで、理研の研究者を中心とした
研究グループは、活性化を抑制する負の
補助刺激受容体「PD-1」に着目、
PD-1分子のリアルタイムな動きを
分子イメージング技術を用いて解析し、
「T細胞の抑制メカニズム」を分子レベル
で解明することに取り組みました。

 実験では、擬似的な抗原提示細胞膜
である「プレイナーメンブレン」を作って
T細胞を置き、T細胞と膜との接着面で
起きる現象を観察しました。

 その結果、T細胞が抗原を認識すると、
T細胞受容体を核としたシグナル伝達分子
で構成される集合体「ミクロクラスター」
を形成し、同時にPD-1もミクロクラスター
となり、T細胞受容体と同じところに凝集
しました。

 この時、PD-1は脱リン酸化酵素SHP2を
ミクロクラスターに呼び込み、この酵素が
シグナル伝達分子を脱リン酸化して
T細胞受容体からの活性化シグナルを抑制
することが分かりました。

 活性化シグナルを失ったT細胞は
プレイナーメンブレンや抗原提示細胞との
安定した接着を保持できずに動き回り、
T細胞の活性化は中断されました。

 この成果は、移植拒絶、リウマチ
といった自己免疫疾患の過剰な免疫応答の
緩和にもつながると期待できます。

報道発表資料へ

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>PD-1ミクロクラスターがT細胞の過剰な
>活性化を直接制御
と言ってますが、PD-1ミクロクラスター
って具体的に何のことを言っている
のかな?

以前投稿した
免疫応答を抑制する分子メカニズムに
ミクロクラスターが関与

2010年9月24日

この発表ではCTLA-4ミクロクラスターと
言っています。

今回の発表と同一のチームの研究のよう
ですが、どのようなことが新たに発見
されたのか良く理解できません。

2年近く経っているので、進歩したはず
ですが?

同じようなことを言っているだけです。
創薬の開発にどの程度近づいた
のでしょうか?

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