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2012年5月 1日 (火)

急性腎不全:発症にかかわるたんぱく質を発見

急性腎不全:発症にかかわるたんぱく質を
発見

毎日新聞 2012年04月29日

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 急性腎不全の発症にかかわるたんぱく質
を、米ハーバード大の根来(ねごろ)秀行・
客員教授(内科学)らのチームが発見し、
米科学アカデミー紀要に発表した。

 急性腎不全の死亡率は約5割と高いが、
人工透析などの対症療法しかない。

 このたんぱく質の働きを抑える薬を開発
すれば、新たな治療につながると期待
できる。

 急性腎不全は、ろ過した尿の元から
水分やブドウ糖などを再吸収する腎臓の
組織「尿細管」にある細胞同士の結合が
血栓などがきっかけとなって壊され、発症
することが知られている。

 だが、何が細胞をばらばらにさせている
のかが不明で、新薬開発の妨げとなって
いた。

 チームは、細胞表面にあって、細胞外
からの信号を内部に伝えるスイッチ役の
たんぱく質「Gα12」に着目。

 このたんぱく質が働くと、細胞同士の
結合が壊れることを突き止めた。

 また、このたんぱく質の働きがいつも
活発なマウスを人工的に作成。
 より細胞同士がばらばらになって、
腎臓の機能が落ちていた。

 根来さんは「このたんぱく質の働きを
抑え、急性腎不全を防ぐ創薬を目指したい」
と話す。【河内敏康】
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素晴らしい発見です。
>「このたんぱく質の働きを抑え、
>急性腎不全を防ぐ創薬を目指したい」
期待したい。

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