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2012年5月の投稿

2012年5月31日 (木)

マンゴスチンにがん抑制効果…岐阜大教授ら立証

マンゴスチンにがん抑制効果
…岐阜大教授ら立証

2012年5月27日 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 東南アジア原産の果物「マンゴスチン」
の果皮に含まれるポリフェノールの一種
「キサントン」に、がん抑制効果がある
ことを、岐阜薬科大学の飯沼宗和教授
(生薬学)と岐阜大学大学院の赤尾幸博
教授(腫瘍医学)が動物実験などで立証
し、がんの補完代替医療に役立つ健康食品
として実用化した。

 マンゴスチンの厚い果皮は、東南アジア
地域では古くから伝承薬として用いられ、
抗菌や抗カビ作用があることで知られる。

 両教授は、果皮の主成分キサントンを
抽出し、培養したヒトのがん細胞と
大腸ポリープを発症したラットを使い、
その効果を確かめる実験を行った。

 その結果、ヒトのがん細胞は、
キサントンを低濃度で加えると48時間後
に6~7割が死滅。

 ラットでは、0・05%の非常に薄い
濃度でエサに混ぜて食べさせると、
食べない場合と比べてポリープの数が
約半数に減ることが分かった。
 いずれも副作用はなかった。

 両教授は、キサントンの成分だけを
抽出する方法も開発し、特許を取得。

 県や企業、病院などと連携し、
キサントンの研究会を発足させ、がん治療
を補完する健康食品(錠剤)として、
現在、薬局や医療機関での普及を図って
いる。

 赤尾教授は「キサントンには抗酸化や
免疫活性化の作用もあり、がん予防や
再発を抑えるなどの機能性食品として
優れている」と話している。
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ふ~ん。
こういうたぐいの話はこれからもいろいろ
出てきそうです。

機能性食品(健康食品)の位置づけ
のようですので、その効果は医薬品ほど
ではないということだと思いますが、
注目を集めそうです。

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産まれたばかりの赤ちゃんの脳は、物に触ることで発達する?

産まれたばかりの赤ちゃんの脳は、
物に触ることで発達する?

サイエンスニュース2012(新着情報)

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 この度、京都大学の研究チームが、
世界で初めて、生まれたばかりの赤ちゃん
の脳の活動の計測に成功しました。

 特に、触覚への刺激では脳の広い領域が
反応していること等がわかってきたと
言います。

 この成果は、近年増加している早産児や
低出生体重児の発達を助ける手法の開発
にも役立つと期待されています。
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面白い発見ですね。
さらなる研究に期待します。

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電力システムを「もう1つのガラパゴス」にしてはならない 村上憲郎のグローバル羅針盤(34)

電力システムを「もう1つのガラパゴス」
にしてはならない
村上憲郎のグローバル羅針盤(34)

2012/4/24 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。
一考に値する記事です。

ガラパゴスではどうしようもない。
>「王様が裸」に見えたら、勇気を持って
>「王様は裸だ」として声に出し、
>行動しなければ、我が身の破滅が
>待っているだけだ。
そう思います。

国民がもっと賢くならないと、
しっかり政治家を選別していかないと
何も変わらない。

電力改革は、今回の記事にあるテーマ
だけでなく、省電力にも取り組まないと
いけない。

ドイツはGDPが上がっているにも関わらず
消費電力は増えていない。

省電力=経済活動の低下、無差別に
電力消費を押さえることではないのです。

現在の電力消費効率はすごく悪い。

都市鉱山という話がありますが、
廃熱も宝なのです。

廃熱は全てと言って良いくらい捨てて
いる。すごくもったいない使い方を
しているのです。
発想の転換が必要です。
廃熱を再利用すれば、もっと効率を
あげられる。
電力全体の消費は抑えながら、
実質もっと電力を使えるように出来る
のです。

そうなるよう努力することで、今まで
無かった産業が生まれるはず。
未来は明るいはず。

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2012年5月30日 (水)

免疫応答を抑える新たな分子メカニズムを解明

免疫応答を抑える新たな分子メカニズムを
解明
-補助刺激受容体PD-1がミクロクラスター
を形成することを発見-

平成24年5月28日
RIKEN Research Highlights

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 生体を外敵から守る免疫応答システムの
中で司令塔的な役割をはたしているのが
T細胞ですが、過剰に活性化すると
リウマチやアトピー性皮膚炎などを引き
起こします。

 ただ、最近になって免疫応答システム
にはT細胞の活性化を調整するメカニズム
がビルトインされ、活性化を促す分子
である正の補助刺激受容体と、
抑制する負の補助刺激受容体とが
活性化のバランスをとっていることが
分かってきました。

 そこで、理研の研究者を中心とした
研究グループは、活性化を抑制する負の
補助刺激受容体「PD-1」に着目、
PD-1分子のリアルタイムな動きを
分子イメージング技術を用いて解析し、
「T細胞の抑制メカニズム」を分子レベル
で解明することに取り組みました。

 実験では、擬似的な抗原提示細胞膜
である「プレイナーメンブレン」を作って
T細胞を置き、T細胞と膜との接着面で
起きる現象を観察しました。

 その結果、T細胞が抗原を認識すると、
T細胞受容体を核としたシグナル伝達分子
で構成される集合体「ミクロクラスター」
を形成し、同時にPD-1もミクロクラスター
となり、T細胞受容体と同じところに凝集
しました。

 この時、PD-1は脱リン酸化酵素SHP2を
ミクロクラスターに呼び込み、この酵素が
シグナル伝達分子を脱リン酸化して
T細胞受容体からの活性化シグナルを抑制
することが分かりました。

 活性化シグナルを失ったT細胞は
プレイナーメンブレンや抗原提示細胞との
安定した接着を保持できずに動き回り、
T細胞の活性化は中断されました。

 この成果は、移植拒絶、リウマチ
といった自己免疫疾患の過剰な免疫応答の
緩和にもつながると期待できます。

報道発表資料へ

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>PD-1ミクロクラスターがT細胞の過剰な
>活性化を直接制御
と言ってますが、PD-1ミクロクラスター
って具体的に何のことを言っている
のかな?

以前投稿した
免疫応答を抑制する分子メカニズムに
ミクロクラスターが関与

2010年9月24日

この発表ではCTLA-4ミクロクラスターと
言っています。

今回の発表と同一のチームの研究のよう
ですが、どのようなことが新たに発見
されたのか良く理解できません。

2年近く経っているので、進歩したはず
ですが?

同じようなことを言っているだけです。
創薬の開発にどの程度近づいた
のでしょうか?

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中国製の半導体チップに「バックドア」が発見される

中国製の半導体チップに「バックドア」が
発見される

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 ケンブリッジ大の研究者
Sergei Skorobogatov氏が、半導体チップの
挙動やその動作などをスキャンする手法を
開発した。

 その手法を用いて米軍で採用されている
中国製の半導体チップを調査したところ、
製造者によってバックドアが埋め込まれて
いることを発見したという
( Gigazineの記事)。

 このチップは軍事用で、原発、公共交通
機関でも使用されているらしい。

 Skorobogatov氏はMI5やNSA、IARPAなど
が「半導体チップが汚染されているのでは
ないか」と危惧していることから、研究の
一環として調査を行ったとのこと。

 今回発見されたバックドアには「鍵」が
用意されており、この鍵を用いてチップを
再プログラムしたり、無効にできるという。
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恐ろしいですね。

日本は、平和ぼけしていて色々な意味で、
リスク管理が不十分。
内に対しても、外に対しても、

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飽和脂肪酸は時間の経過とともに脳機能を低下させる

飽和脂肪酸は時間の経過とともに脳機能を
低下させる

2012年5月18日  健康美容EXPOニュース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 脂肪酸(fatty acid)の中でも“悪玉”
とされる飽和(saturated)脂肪酸を多量に
摂取する女性では、全体的な脳機能および
記憶力が時間の経過とともに低下するが、
“善玉”とされる一価不飽和
(monounsaturated)脂肪酸
(オレイン酸など)をより多く摂取すれば
これらが改善する可能性が、新しい研究で
示された。

 これは、心臓に対する脂肪の影響が
脳でも同様である可能性を示唆している。

 飽和脂肪酸は赤身肉やバターなど
動物性脂肪、一価不飽和脂肪酸は
オリーブオイルや野菜製品などに
含まれる。

 医学誌「Annals of Neurology
(神経学)」オンライン版に5月18日掲載
された今回の研究は、米ハーバード大学
医学部(ボストン)精神医学助教授の
Olivia Okereke氏らによるもの。

 Okereke氏は「食事内容の変更など
により飽和脂肪酸の摂取を減らし、
一価不飽和脂肪酸の摂取を増やすことが、
高齢者の認知機能の低下予防に有用な
方法である可能性がある。

 運動や健康な体重の維持、禁煙と同様、
これは精神機能低下に対する闘いにおける
別の修正可能な因子である。

 今回の研究は女性が対象であったが、
当然男性にも当てはまる」と述べている。

 米グリフィン病院癌(がん)
治療センター(コネティカット州)の
Samantha Heller氏は、「赤身肉や加工肉
など、多くの飽和脂肪酸およびそれに関連
する食物の長期摂取の影響は不健康の
カスケード効果を生み出すようである。

 今回の研究は、飽和脂肪酸と
アルツハイマー病の発生および脳機能低下
の増大との関連を明らかにした他の研究を
支持するものである。

 飽和脂肪酸はアテローム性動脈硬化症、
癌(がん)、糖尿病のリスク増大とも
関連している」と述べている。
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参考情報です。

長期的に見た場合、こういう可能性がある
ということです。

食の安全についての参考リンク
食の安全情報缶 ジーライブ

過剰反応はいけませんが、こういうことも
知っておいた方がベターと思います。

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2012年5月29日 (火)

水にしか溶けなかった核酸が有機溶媒に溶けて触媒機能を発揮

水にしか溶けなかった核酸が有機溶媒に
溶けて触媒機能を発揮
-有機溶媒中の核酸を触媒として利用し、
新たな有機合成反応を可能に-

平成24年5月8日
RIKEN Research Highlights

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 核酸は生命現象を担っている重要な
生体分子です。

 その配列は、遺伝情報を記憶したり
生体反応を触媒したり、多くの役割を
持ちます。

 近年は、核酸のこうした性質を利用
して、メモリーや分子認識、
バーコードタグなどへの応用が試みられて
います。

 また、一度に複数の反応を進行させ
たり、生物活性分子の創出に利用できる
ことも明らかになっています。

 しかし、核酸は水にしか溶けません。

 ベンゼンやエタノールなど有機溶媒に
溶ければ、有機合成反応の利用範囲が
広がることから、有機溶媒に溶かす方法
の開発が待たれていました。

 基幹研究所の研究チームは、化粧品の
材料としても知られる
「ポリエチレングリコール(PEG)」に
着目しました。

 PEGをタンパク質に結合させると、
水にも有機溶媒にも溶かすことが
できます。

 研究チームは、オリゴ核酸の末端に
PEGを結合したPEG-DNAを作製し、
有機溶媒に溶けるかどうかを調べました。

 その結果、ほとんどの有機溶媒に溶ける
ことを発見しました。

 また、有機溶媒中でも水溶液中と同じ
立体構造を保持し、触媒機能も水溶液中と
同様に発揮できることを確かめました。

 さらに、水中では50~59℃になると
立体構造が崩れるのに対し、有機溶媒中
では10~80℃の広い範囲で立体構造が
変化せず、熱的にも非常に安定であること
が分かりました。

 この成果は、「有機溶媒中の塩基の
水素結合は水中より強くなるのか?」、
「核酸の立体構造は有機溶媒の種類
によってどのように影響を受けるのか?」
といった核酸の相互作用の詳細な理解に
つながります。

 さらに、溶媒を水からさまざまな
有機溶媒へと拡大できるため、核酸を
触媒に用いた新しい有機合成反応の開発
など、多くの利用法を生み出すことが
期待できます。

報道発表資料へ

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面白そうな展開ですね。
どんな利用法が出てくるのか楽しみです。

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放射能汚染のマグロが米太平洋岸沖に

放射能汚染のマグロが米太平洋岸沖に
2012年5月29日
ウオール・ストリート・ジャーナル日本語版

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 28日刊行の米国科学アカデミー紀要
(PNAS)に発表された研究結果によると、
昨年日本海沿岸海域から南カリフォルニア
沖合に回遊してきたクロマグロが、
福島第1原子力発電所の事故に伴うセシウム
に汚染されていることが分かった。

 セシウムの濃度は米国と日本が危険と
しているレベルの10分の1で、これを
食べても健康被害はないとみられる。

 マディガン氏は「マグロは放射性物質に
汚染され、これを世界最大の海洋を横断
して運んできた」とし、「われわれはこの
ことに驚いたが、もっと驚いたのは
調査対象の全てのマグロから放射性物質が
検出されたことだ」とした。

 日本をはじめ世界中ですしの材料として
人気の高い太平洋のクロマグロは、日本海
で産卵する。

 成長すると日本の南海域を回遊し、黒潮
に乗って北上して、福島沖を通る。

 その後、6000カイリ
(1万1000キロメートル)以上を泳いで
太平洋の東部に至る。

 最終的にはここから生まれた海域に
戻って産卵する。

 科学者らは、全般的なレベルはマグロの
自然発生的な放射能を3%ほど押し上げる
ものだったと述べている。

 調査に参加したストーニーブルック大学
(ニューヨーク州立)の海洋生物学者
ニコラス・フィッシャー氏は「全ての
マグロから同程度のセシウム134と
セシウム137が検出された」とし、
「これは非常に明瞭なデータだ」と
話した。

 同チームは比較のために同時期に捕った
キハダマグロと、08年に捕ったクロマグロ
の組織も調べた。

 キハダマグロは通常、一生を通じて
カリフォルニア沖合で過ごす。

 調査の結果、いずれの組織からも
セシウム134は検出されず、セシウム137は
事故以前のレベルだった。
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大変ですね。汚染は世界レベルです。

希釈されるから、海に流して良いなどと
言っていた東電の認識の甘さが良く
わかる事実です。

幸いなことに、汚染レベルは問題ない
レベルにおさまっているようですが、
過去の原爆、水爆実験もそうですが、
なんで、自分で自分の住んでいる地球を
汚染するようなものを作るのか?

制御できるのならともかく、制御できず、
消すこともできない汚染物質を発生させて
平然としている神経が理解できない。

ただただ減衰するのを待っているだけ
しか出来ない無力な人間なのに、

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小脳の構造と前庭動眼反射

小脳の構造と前庭動眼反射
2007/7/27 Yahoo blog

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 前庭動眼反射というのは、頭が動いても
視線が動かない現象です。

 これが実現するためには、頭が回転した
分だけ、眼が逆方向に回転しなければ
なりません。

 頭の回転をモニターしているのは
半規管です。
 半規管から眼球の筋肉を動か神経へ
情報を渡しているということが予想
できます。

 実際、そういう神経があるわけです。
 この神経は、頭が左に動いたときには
眼球を右に回転させるように信号を送る
わけです。

 ところが、いつもこの信号が正しい信号
を送っているとは限りません。

 私たちの身体は常に変化しているので、
その信号も少しずつずれていくと
考えられるからです。

 したがって、そのずれを補正するための
機構が必要です。
 この機構がどこかにあるはずですが、

それは小脳にあります。
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居眠り防止装置関連のテレビ番組があり、
その中で、前庭動眼反射と言う用語が
出てきました。

居眠りの直前からこの反射が鈍くなる
らしいのです。
そのことを利用して居眠りを検知しようと
する装置の話でした。

そもそもこの反射はカメラで言うと、
手ぶれ補正に相当する機能です。

ところが私はこの能力がすごく鈍い。
疾患のせいだと思います。

それで、興味を持って、検索して
みました。

難しいものが多く、良さそうな情報が
少ない中でこのBlogを紹介したい。

私は、どうして見ている像が流れて
止まらないのか不思議でした。
うすうす感じてはいたのですが、
これで理解できました。

小脳も関係しているようです。
なので、こういう現象がでる。

多分リハビリでは改善できないと
思う。
小脳の機能を大脳が補完してくれれば
良いのですが、

もう一つ気づいたことがあります。
この反射機能をを客観的に測定する
装置を開発して欲しいと思う。
そんなに難しいものではないはず。

それで、反射の低下度合いを客観的に
測定して、疾患の進行具合を数値で
把握出来るようにしてはどうかと思う。

そんなに変わりませんね。
見たいなアバウトは診断ではなく、
数値で把握出来るようにするべき
ではないでしょうか?

もっとも測定出来たところで、対処法が
ないのは難点ですが、数値で把握できる
ことが大切なのだと思っています。

参考までに、前庭動眼反射の動画です。
"Robo-Eye" : 前庭動眼反射
YouTube
どんな具合に目が動くのか
良くわかります。

健康なら気づかないけれど、
人って良く出来てますね。

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2012年5月28日 (月)

固体電気化学反応を原子レベルで初めて観察

固体電気化学反応を原子レベルで初めて
観察
-イオニクスデバイスの高性能化に不可欠
な情報の取得に道-

平成24年4月30日
独立行政法人 物質・材料研究機構
独立行政法人 科学技術振興機構

詳細は、リンクを参照して下さい。

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<成果の内容>
 原子スケールで表面を観察する手法
として、走査型トンネル顕微鏡法(STM)
があります。

 しかし、STMの観察ではナノアンペア
程度の微弱な電流を測定用探針と観察試料
との間に流す必要があることから、
電子伝導性のないイオン伝導体の
STM観察は出来ませんでした。

 本研究では、イオン伝導体である
ヨウ化ルビジウム銀(RbAg4I5)
注6)に不純物(Fe)をわずかに加える
ことで、固体電気化学反応に必要な
イオン伝導体としての特性はそのままに、
STM観察に必要なわずかな電子伝導性
を発現させることに成功しました。

 その結果、固体電気化学反応に必要な
電子の授受と固体電気化学反応に伴う
原子の析出現象の観察をSTMで同時に
行うことが可能になりました(図1)。

 固体電気化学反応に伴う電荷
(電子とイオン)の流れをファラデー電流
と呼びますが、本研究で観測した
ファラデー電流はわずか数十個の電荷に
過ぎません。

 観察の結果、電圧を印加してからイオン
の還元・析出反応が始まるまでに一定の
時間(タイムラグ)を要することが分かり
ました。

 解析の結果、これは一定数のイオンが
表面近傍に集まるまでの時間であり、
その集まったイオンが核を形成することで
初めて還元・析出現象が起こる結果である
ことが分かりました(図2)。

 さらに、ある値以上の電圧を印加する
ことで、表面近傍に到達したイオンが
集まる必要なく1つずつ直ちに還元されて
析出することが分かりました。

 この結果、タイムラグは無視できるほど
小さくなることが分かりました。

 固体電気化学反応による原子の析出現象
を利用したイオニクスデバイスの1つに、
原子スイッチがあります。

 この度の観察に用いた基板材料を用いて
原子スイッチを作製したところ、ある値
以上の電圧を動作電圧に用いることで
スイッチング時間が格段に短くなることが
観察されました(図3)。

 この結果は、前述の観察結果で得られた
知見(一定の電圧以上で固体電気化学反応
の効率が格段に上がること)で説明する
ことができます。

 本研究では、イオン伝導体の表面構造を
原子レベルで観察することにも初めて成功
しました。

 その表面上に形成された析出原子による
クラスターの構造変化を観察することで、
クラスターの成長速度計測やその安定性
評価が可能であることも分かりました。

 これらの観察結果は、今回開発した手法
を用いれば、原子スケールの微細な構造や
組成などに依存した固体電気化学反応の
効率を局所的に調べることが可能である
ことを示しています。


<波及効果と今後の展開>
 固体電気化学反応は、燃料電池を始め
とするイオニクスデバイスで幅広く利用
されている現象です。

 その高効率化は、電気自動車の普及促進
による低炭素社会の実現、電力の効率的な
利用による省エネルギー社会の実現などに
寄与することが期待されます。

 この度の研究では、固体電気化学反応を
原子スケールで観察することで、反応効率
を左右する諸現象の存在を明らかに
しました。

 その知見を活かして、原子スイッチの
動作速度の向上を図ることにも成功
しました。

 開発した手法は、固体電気化学反応全般
に適用可能です。

 燃料電池の電極反応の高効率化を実現
するための材料開発など、固体電気化学
反応を用いる幅広い製品分野の開発
において、開発指針を得る有益な手法
として用いられることが期待されます。
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難しそうな話ですが、固体電気化学反応を
原子レベルで観察できるようになったこと
でいかに重要な知見が得られるのかが
わかったような気がします。


>開発した手法は、固体電気化学反応全般
>に適用可能です。
>燃料電池の電極反応の高効率化を実現
>するための材料開発など、固体電気
>化学反応を用いる幅広い製品分野の開発
>において、開発指針を得る有益な手法
>として用いられることが期待されます。
とのことですので、

今回の手法を適用して、燃料電池電極反応
のさらなる高効率化が出来ると
良いですね。

先日投稿したこの記事は今回の研究成果
のひとつなんでょうか?
燃料電池電極触媒活性15倍向上:
金属ナノ粒子可溶化技術の開発に成功

2012.04.23 物質・材料研究機構

同じ研究機構です。

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2012年5月27日 (日)

心筋梗塞後の心不全、たんぱく質IL11で予防

心筋梗塞後の心不全、たんぱく質
IL11で予防

2012年5月17日 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 心筋梗塞の治療後、発症が懸念される
慢性心不全が、造血作用のあるたんぱく質
「インターロイキン(IL)11」で
予防できることが、大阪大薬学研究科
(大阪府吹田市)の藤尾慈教授らの
グループによる動物実験でわかった。

 IL11は米国では別の病気の治療薬
として承認されており、グループは今秋
にも、研究と保険診療が併用できる
高度医療の認定を国に申請。

 国内の病院数か所で、75歳以下の
24人に実施を目指す。

 厚生労働省によると、心筋梗塞による
死者は年間約4万人。

 心臓表面を取り囲むように走る冠動脈が
詰まるため、その部分をステント
(金属製の筒)で広げる治療が行われる。
 この治療後、血流を再開すると活性酸素
が心筋から放出され、細胞が壊死する。
 このため、治療成功後に約2割の患者が
心不全となって体力が大幅に低下。
 死に至る例もある。

 藤尾教授らは、IL11が、活性酸素の
発生を抑えるなどの心筋保護作用も持つ
ことに着目。
 心筋梗塞の治療後と同じ状態のイヌ6匹
にIL11を注射すると、心筋細胞が
壊死する範囲は、注射しなかった8匹の
半分程度にとどまった。
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>心筋梗塞治療成功後に約2割の患者が
>心不全となって体力が大幅に低下。
>死に至る例もある。
知りませんでした。

早く普通の治療になるように進めて
ください。

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小水力発電:愛知県、日本一を目指す 豊富な用水路活用

小水力発電:愛知県、日本一を目指す
豊富な用水路活用

毎日新聞 2012年05月23日

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 東京電力福島第1原発事故で再生可能
エネルギーへの注目が集まる中、愛知県が
農業用水を使った小水力発電の発電量
日本一を目指して取り組みを進めている。

 愛知県によると、同県は農業用水の延長
が2467キロあり、北海道、新潟県に
次いで全国3位。

 農地面積に対する水路の密度は
全国トップという。

 愛知県の担当者は「環境に負荷を掛けず
に多くの電力を生み出したい」と
意気込んでいる。

 県は11年度、農業用水路などで
小水力発電施設が設置可能な場所を調査。
 水路の高低差が1メートル以上で
一定以上の水量がある候補地として、
木曽川水系で87カ所、豊川水系で
40カ所、矢作川水系で20カ所の
計147カ所をリストアップした。

 全てで発電すれば一般家庭2万2000
世帯分の電力となる。

 中部電力が11年に建設した大規模
太陽光発電所「メガソーラーたけとよ」
(武豊町)の発電量は一般家庭2000
世帯分で建設費は約40億円。

 小水力発電の設置費用は約100億円
で、11倍の電力が賄える計算になる。

 農業用水での導入には水利権の問題が
ネックになる。

 県は迅速に事業を進めるため、2月に
国の構造改革特区を申請し、許可権限の
移譲を求めている。
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良いと思います。
効率ばかりを追い求めると、原発のように
なる。

発電設備は分散配置が良い。
危険分散となり、一気に電力不足になる
ことはない。

原発のように一基100万キロワットを
超える規模では、電力の安定供給に支障が
でるはず。
原発は直ぐ止まる。
安定供給に適している電源とは思えない。

その点、小水力発電は素晴らしい。
安定電源になるのでは?
期待したい。

とは言いながら、これだけではまかなえない
のが残念。

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水素燃料を実用化へ導く結晶

水素燃料を実用化へ導く結晶
画期的な希土類/d-ブロック遷移金属
クラスターをリアルタイムでX線構造解析
することに成功、水素吸蔵材料における
水素の吸着・放出の秘密が明らかに

24 May 2012
RIKEN Research Highlights

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 水素はクリーンな燃料源であり、燃焼
しても水しか発生しないため、環境を汚染
することもない。

 そのため、炭化水素系燃料で動く
輸送機関から、水素を利用した最新の
燃料電池で動くシステムへの切り替えは、
ごく自然な選択と言えるだろう。

 しかしながら、水素利用技術は多くの
問題を抱えており、なかなか実験室レベル
から先に進むことができずにいる。

 なかでも最大の課題は、水素を
どのようにして車に積み込むか、という
問題だ。

 常温常圧での水素の密度はガソリンの
およそ1万分の1しかなく、ガソリンと同等
の走行可能距離を実現するためには、
非現実的なほど巨大な燃料タンクが必要と
なるからである。

 このたび、理研基幹研究所
(埼玉県和光市)の侯召民主任研究員を
はじめとする国際研究チームは、新しい
タイプの「異種多金属ヒドリドクラスター」
(異種金属混合型の
多金属ヒドリドクラスター)(図1)の
合成に成功した1。

 この材料は、より軽く、寿命の長い
燃料電池デバイスの開発に弾みをつける
ことが期待できる。

 研究チームは、モリブデン化合物に
多核希土類金属を組み込むことで、
X線構造解析により水素付加特性を
直接観察することのできる、分子性の
水素吸蔵材料を得ることに初めて成功
したのだ。

 これにより、クラスターの構造と
機能に関する明確な知見を得ることが
可能になる。

 研究チームは、水素を満たした細い
キャピラリーチューブにY4MoH9結晶を慎重
に封入した後、60時間にわたって自発的
水素付加反応を観察した。
 Y4MoH9クラスターは徐々に水素を取り
込み、その色は黒から赤へと変わって
いった。研究チームはこのとき、
結晶単位格子内のイットリウム原子と
モリブデン原子が離れていく様子を
100億分の1メートルより高い精度で
観察、有機金属結晶への水素付加に
関して、水素がヒドリドとして
クラスター内の特定の位置に取り
込まれる様子を初めて観察することに
成功した。

 今回の観察結果は、将来、より効率的な
水素吸蔵材料の設計に役立つだろう。

 理論計算により、電子特性の全く異なる
2種類の金属を組み合わせたことが、
このクラスターにユニークな反応性を
持たせるカギとなったことを示唆して
いる。

 周期表には、今回の手法で研究できる
元素がたくさん並んでいる。

 異種金属ヒドリド材料の躍進は
始まったばかりなのだ。
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>侯主任研究員は、「この形状の5配位
>水素原子は、これまで確認されたことが
>ありませんでした」と語る。

>異種金属ヒドリド材料の躍進は始まった
>ばかりなのだ。

期待が持てそうですね。

この辺が解決すれば燃料電池車でなくても
純粋に水素で走る車もありとなるはず。

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2012年5月26日 (土)

地震による深層崩壊、空から電磁波で探る新手法

地震による深層崩壊、空から電磁波で探る
新手法

2012年5月24日 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 地震で深層崩壊が起きる危険性の高い
地点を、上空から電磁波を当てて発見する
手法を、香川大の研究チームが開発した。

 従来は地盤を深くまで掘削しないと
わからなかったが、新手法は広い範囲を
高い精度で効率よく探査できる。

 自治体による対策の強化が期待される。

 深層崩壊の現場は、斜面の岩盤が多数の
深い割れ目で細い板状に破砕されており、
もろい岩盤が地震でドミノ倒しのように
崩れたことがわかっている。

 香川大の長谷川修一教授(地質工学)
らは、こうした場所は割れ目が空気を多く
含むので電気を通しにくいことに着目。

 深部まで届く電磁波を上空から放射して
探査し、電気の通し方から崩壊の危険度を
割り出す技術を開発した。

 高知県室戸市の山地で実際に探査し、
危険地域を抽出。
 その場所を現地調査すると、もろい岩盤
が確認できた。
---------------------------------------

良いですね。

>自治体による対策の強化が期待される。
期待したい。

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電力関係者の氏名黒塗り、議事概要再提出へ

電力関係者の氏名黒塗り、議事概要
再提出へ

2012年5月24日 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 内閣府原子力安全委員会は24日、
国会の「東京電力福島原子力発電所事故
調査委員会」に対し、当初は個人情報を
黒塗りにして出した作業部会の議事概要
などを、黒塗りを外して提出し直すことを
決めた。

 国会事故調が、事故調査委員会法に
基づいて提出を要求していた。

 再提出されるのは、1991~93年に、
原発の全交流電源喪失を考慮すべきか
どうかを検討していた安全委員会作業部会
の議事概要など。

 電力会社関係者の氏名を黒塗りにして
提出していたが、国会事故調は18日、
これらを黒塗りにせずに出し直すよう
要求。同委員会で検討した結果、
個人情報保護法違反にはあたらないと
判断した。
---------------------------------------

何が個人情報保護法違反なんだか?
黒塗りで提出する感覚が信じられない。

誰がどういう議論をしていたのか公開する
のが当然だと思います。

誰も責任をとりたくないという意識の
現れ。

誰も責任をとらないシステムの日本。
なんという無責任な国なんでしょうか?
だから何も変わらない。
変われないのでは?

これだけの被害、犠牲者を出しておいて
誰にも責任がない?

原発の近隣の津波を受けた地域の人達は
見殺しにされた。
誰にも責任がないとは信じられない。

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細胞内のタンパク質のフォールディング(立体構造形成)を再現することに成功-分子シャペロンタンパク質の効果を網羅的に評価することで高機能タンパク質生産への道を開拓-

細胞内のタンパク質のフォールディング
(立体構造形成)を再現することに成功
-分子シャペロンタンパク質の効果を
網羅的に評価することで高機能タンパク質
生産への道を開拓-

東京工業大学 最近の研究成果

詳細は、リンクを参照して下さい。

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【要点】
○細胞内でタンパク質のフォールディング
(立体構造形成)を助ける「分子シャペロン」
というタンパク質の効果を網羅的かつ
定量的に評価。
○水に溶けにくくて取り扱いが困難な
タンパク質の応用研究に道を拓く。


【概要】
 東京工業大学大学院生命理工学研究科の
田口英樹教授と丹羽達也助教、東京大学
大学院新領域創成科学研究科の上田卓也
教授らは、細胞内でタンパク質の
フォールディング(立体構造形成)を助ける
「分子シャペロン」というタンパク質の
効果を網羅的に調べ、細胞内でシャペロン
が助けるタンパク質のフォールディングの
全体像を試験管内で再現しました。

 上田教授らが開発した特殊な試験管内
タンパク質合成手法(PUREシステム)を利用
することで、約800種類もの水に溶けにくい
タンパク質のほとんどが2種類のシャペロン
のどちらかによって溶けるようになること、
3種のシャペロンを同時に作用させると
ほぼ全ての溶けにくいタンパク質が溶ける
ようになることが明らかとなりました。

 この実験から得られた
大規模データセットは、細胞の中で働く
シャペロンタンパク質の作用機構の解明
だけでなく、扱いが困難だったタンパク質
を扱いやすくする手法の開発にも繋がり、
バイオ医薬品開発などにおけるタンパク質
の応用利用などにも貢献しうるものです。

 この成果は、「米国科学アカデミー紀要」
のオンライン速報版で2012年5月21日
(米国東部時間)に公開されました。
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これも「分子シャペロン」に関する研究
ですね。

>シャペロンの作用機構の詳細な解析や、
>タンパク質一般に広く通用する凝集に
>なりやすいタンパク質の可溶化手法の
>確立に向けた研究に役立つことが期待
>されます。
>タンパク質の可溶化法の一般則が
>見いだされれば、抗体医薬などの創薬や
>タンパク質の工業的利用などの分野に
>非常に有用な知見となります。
脳内の凝集蛋白を取り除くことも出来る
ようになると言っているのかな?

臨床応用にはまだまだ時間がかかりそう
ですが、期待したい。

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2012年5月25日 (金)

変性したタンパク質の活性を回復させる有機ナノチューブゲル

変性したタンパク質の活性を回復させる
有機ナノチューブゲル

2012年5月23日 産業技術総合研究所

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 独立行政法人 産業技術総合研究所
【理事長 野間口 有】(以下「産総研」
という)ナノチューブ応用研究センター
【研究センター長 飯島 澄男】
有機ナノチューブ材料チーム 亀田 直弘
研究員は、変性したタンパク質を正常な
立体構造へと折り畳ませて
(リフォールディング)、本来の活性を
回復させる有機ナノチューブゲルを開発
した。

 さらに、この有機ナノチューブゲルは
タンパク質を熱や化学物質から保護する
ことができる。

 この技術は、対象のタンパク質に
あわせて、内外表面の構造や
ナノチャンネルの径を精密に制御した
有機ナノチューブゲルの形成によって
実現できた。

 有機ナノチューブゲルを形成する過程
で変性したタンパク質を包接させ、
pH変化を利用した有機ナノチューブゲル
からの回収操作によって、活性が回復した
タンパク質だけを高純度で得ることが
できる。

 有機ナノチューブをゲルの担体として
扱えるため、ろ過や遠心分離操作をする
ことなく、水洗浄による変性剤の除去や
目的タンパク質の分離回収を簡便に行える
利点がある。

 さらに、有機ナノチューブ内部の
ナノチャンネルにタンパク質を包接
させると、加熱や高濃度の変性剤に
よっても、タンパク質の活性が失われない。

 この技術により、高純度タンパク質の
効率的な調製への活用、さらには
有機ナノチューブに酵素を複合化して
ナノリアクターや酵素センサーへの活用も
期待される。

 なお、この研究成果の詳細は、
2012年5月23日(日本時間)に
アメリカ化学会の学術誌ACS Nanoに
オンライン公開される。
---------------------------------------

素晴らしい成果ですね。

>今後は、物性が異なる種々のタンパク質
>に対して、表面構造やナノチャンネルの
>径を適切に制御した有機ナノチューブ
>ゲル群を創製する。

>サンプル提供を含む共同研究によって
>人工分子シャペロンシステムの確立を
>目指す。

>また、酵素複合化有機ナノチューブの
>ナノリアクターや酵素センサーへの
>応用展開も行っていく予定である。
とのこと。

人工分子シャペロンができるとは
思ってもいませんでした。
面白い応用が出てくるかも知れません。

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脳にやさしく脳の中の神経の活動を知る技術

脳にやさしく脳の中の神経の活動を知る
技術
―脳表面から脳内部の神経活動を知ること
に成功―
―脳に優しい低侵襲なブレイン・マシン・
インターフェース開発へ―

2012.05.22
生理学研究所プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 今回、研究チームは、サルが腕を
動かしているときの脳(運動野)の
神経活動を、東京大学・鈴木隆文講師の
開発したECoG電極を用いて、脳表面の
32カ所(1ミリ間隔)から同時計測した
電気信号から脳内部(脳表面下0.2 mmから
3.2 mm)の神経活動を高い精度で推定する
ことに成功しました。

 この際、神経活動の推定にはATR脳情報
解析研究所の佐藤雅昭所長の開発した
計算手法(“Sparse linear regression
algorithm”)を用いました。

 つまり、これによって、脳の中に電極を
刺し込まなくても、脳の表面から脳の内部
の神経の活動を高い精度で知ることが
できるのです。

 研究チームは、これまで、脳の活動に
同期して義手などのロボットを動かす
“ブレイン・マシン・インターフェース”
という技術の開発を行ってきました。

 今回の研究成果によって、脳の中の
神経活動を脳に電極を刺さずに知ること
ができれば、脳に優しい低侵襲な
ブレイン・マシン・インターフェースの
開発につながるものと期待されます。

 本研究成果は、文科省脳科学研究戦略
推進プログラム課題A「ブレイン・マシン
・インターフェース(BMI)の開発」の
一環として、ATR脳情報研究所、
東京大学との共同研究で行われました。
---------------------------------------

素晴らしいです。

>脳に優しい低侵襲なブレイン・マシン
>・インターフェースの開発につながる
>ものと期待されます。
大いに期待したい。

いろいろな意味で、高精度なBMIの開発は
大切な技術です。
圧倒的な性能を持った装置が開発されると
良いですね。

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多発性骨髄腫を対象としたガンマ・デルタT細胞療法の多施設共同臨床試験を開始

多発性骨髄腫を対象とした
ガンマ・デルタT細胞療法の多施設共同
臨床試験を開始

2012年5月22日 47news

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 株式会社メディネット
(以下「メディネット」)は、
多発性骨髄腫 を対象とした
ガンマ・デルタT細胞療法
(以下、「γδT細胞療法」)の有効性評価
を目的に、日本赤十字社医療センター
(以下「日赤医療センター」)、
順天堂大学医学部附属 順天堂医院
(以下「順天堂大学」)、
医療法人社団滉志会 瀬田クリニック
グループ
(以下、「瀬田クリニックグループ」)
と共同で臨床試験を開始しました。

 2005年より、メディネットは、既存治療
とは異なる作用機序により根治を目指す
治療法の開発を目指し、日赤医療センター
と瀬田クリニックグループと共同で、
多発性骨髄腫を対象としたγδT細胞療法
の自主臨床研究 を実施し、6例中4例で
免疫グロブリン(Mタンパク) の減少
または安定化を認めるなど、
γδT細胞療法の安全性を既に確認して
おり、新たな治療法になりうると期待
しています。

 その研究結果を踏まえ、本多施設共同
臨床試験では、骨髄腫細胞を根治する
治療法の開発をさらに進めるべく、
くすぶり型 や化学療法などで有効な結果
が得られた多発性骨髄腫を対象に、
γδT細胞療法の有効性を評価します。

 本多施設共同臨床試験は、
日赤医療センター血液内科 部長
鈴木 憲史医師および順天堂大学血液内科
主任教授 小松 則夫医師を研究責任医師
として実施されます。

 共同臨床試験組織内では、
瀬田クリニックグループが、免疫細胞の
加工および免疫学的検査などを担い、
メディネットが、免疫細胞の加工に係る
基礎データの提供、免疫学的検査支援
などを行います。
 また、本多施設共同臨床試験は、
早期エビデンス構築に向けて、適切に
臨床統計の専門家のアドバイスを受け
ながら開発を進めてまいります。
---------------------------------------

臨床試験までたどり着くのは大変です。
良好な結果が出ると良いですね。

医療系のベンチャー企業は
(今回はメディネット)どこも利益が
出せず大変なようです。
その意味でも良い結果を期待したい。

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2012年5月24日 (木)

自己免疫疾患を引き起こす T 細胞の過剰な活性化を調節する 新たなメカニズムを解明

自己免疫疾患を引き起こす T 細胞の
過剰な活性化を調節する 新たな
メカニズムを解明

北海道大学
PRESS RELEASE (2012/5/21)

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 病原体が体内に侵入した場合,免疫担当
細胞による複雑なネットワークが活性化
されるとともに,炎症像を示す感染巣が
形成されます。

 侵入抗原特異的に反応したリンパ球は
増殖・分化し,B リンパ球は抗体産生
により,T リンパ球は細胞障害作用により,
病原体の除去に働きます。

 一方,感染が終息した時点で,活性化
され増殖したリンパ球はアポトーシスと
呼ばれる細胞死に陥り消去されます
(activation-induced cell death)。

 働きの終わったリンパ球の細胞死は
リンパ組織の恒常性維持に必要です。

 今回,私たちは T 細胞活性化後に
起こるアポトーシス(細胞死)を調節する
細胞内蛋白「STAP-2」を同定しました。

 STAP-2 はアポトーシスを誘導する
蛋白分解酵素カスパーゼ 8 と直接結合
してその働きを強めることにより,
アポトーシスを促進しました。

 STAP-2 蛋白によるカスパーゼ 8 の
働きの調節メカニズムを解明すること
により,自己免疫疾患の新しい薬の開発が
期待できます。

 本研究は免疫分野で権威ある雑誌
The Journal of Immunology の
advance online publication で
5月 18 日に公表されました。
---------------------------------------

なるほど。

役目を終えたT 細胞はアポトーシス
(細胞死)によって消えて元に戻る。

もし、アポトーシスが正常におこらないと
T 細胞が過剰になり自己免疫疾患を起こす
ということらしい。

その際に関与しているのがSTAP-2という
蛋白で自己免疫疾患の新規創薬標的として
期待できる。
と、

過剰なT 細胞さえ消えてくれれば良い
のかな?
他の免疫に関連する細胞はT 細胞からの
シグナルで増えるのだから、
例えばマクロファージとか、

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Google、6.6 年以内に半数以上が IPv6 にと予測、国内の IPv6 環境正常化を訴える

Google、6.6 年以内に半数以上が
IPv6 にと予測、国内の IPv6
環境正常化を訴える

2012年05月23日 slashdot

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 総務省の「IPv6 によるインターネットの
利用高度化に関する研究会」で Google は
世界における IPv6 の状況について説明
した。

 その中で Google 検索のユーザーのうち
0.5 % がすでに IPv6 接続になっている
という。

 現在のペースで進めば「6.6 年以内に
半数以上のユーザーが IPv6 を利用する
ことになる」らしい。

 Google が公開している
「IPv6 Statistics」では、IPv6 の
導入率はフランスが 4.68 % と最も高く、
米国で 0.77 %、中国で 0.54 % と全体的
な導入率は低い状態にある。

 一方、日本は 1.55 % だが、過去記事
にあるIPv6-IPv4 フォールバック問題の
影響で IPv6 サイトへの接続で遅延や
信頼性の面で問題ありと判定されている。

 日本において Google が IPv6 を有効
にした場合の影響は、平均で最大
0.35 秒の遅延。

 問題をかかえる最大 30 % のユーザー
においては、最大 0.89 秒になると
している。

 接続の失敗率も、IPv4 のみの場合に
比べて 8 倍に悪化、Windows 7 の
Internet Explorer 9 でシミュレーション
した結果では、Google のホームページに
アクセスするのに、正常な IPv6 では
0.9 秒だが、IPv6-IPv4 フォールバックが
あると 3.3 秒で、3.67 倍の時間がかかる
とのこと。

 Google は 10 年後といったスパンで
みれば、IPv6 を有効にしなければ機能
しなくなる機器やサービス、アプリが
出ている状況も考えられるので
「正常動作する IPv6」をより導入
しやすい状態にしていく必要性がある
としている。
---------------------------------------

そうでしょうね。
早く対応して貰いたいものです。

インタネットを使っている以上
ちょっとは知っておいた方が良いと
思うので取り上げました。

IPv4とかIPv6とかいうのは、
現在インタネットで使用されている
プロトコルのことです。
インタネットを利用している時は
このプロトコルを使用しています。
プロトコルとは規約、決まりですね。
(通信規約と言っても良い)

参考までにリンクを下記に、
IPv4
この中にIPv6へのリンクもあります。

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全固体型ナトリウム蓄電池の室温作動に世界で初めて成功

全固体型ナトリウム蓄電池の室温作動に
世界で初めて成功
~安全性の高い次世代蓄電池の研究開発
における大きな一歩~

平成24年5月23日
大阪府立大学
科学技術振興機構(JST)

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 公立大学法人 大阪府立大学の林 晃敏
助教・辰巳砂 昌弘 教授らの研究グループ
は、ナトリウムイオン伝導性を示す
無機固体電解質注1)を新たに開発し、
それを用いた全固体ナトリウム蓄電池の
室温作動に世界で初めて成功しました。

 ナトリウム蓄電池は、次世代蓄電池
として非常に期待されており、今回の成果
は、世界中で活発化している次世代蓄電池
の研究開発で大きな一歩となるものです。

 現在、低炭素社会の実現に向けて、
電気自動車をはじめとするエコカーの
駆動電源や、太陽光や風力発電によって
生み出された再生可能エネルギーを貯蔵
するための定置用電源として、高性能な
蓄電池の開発が急務となっています。

 特に、ナトリウムイオンを用いて電力を
繰り返し貯蔵・放出可能な
ナトリウム蓄電池は、豊富な
ナトリウム資源を背景に低コスト化が期待
でき、ポスト・リチウムイオン電池として
近年研究が進められています。

 さらに、従来リチウムイオン電池に
用いられてきた有機電解液を、
無機固体電解質に置き換えた
全固体電池注2)は、電解質が不燃性の
固体となるため、電池の安全性が向上する
だけでなく、高エネルギー密度と長寿命を
兼ね備えた次世代の革新型蓄電池として
期待されています。

 全固体ナトリウム蓄電池を実現する
ための鍵となる材料として、室温で
ナトリウムイオンが高速移動できる
固体電解質が挙げられ、開発が望まれて
いました。

 本研究グループは、ガラスを結晶化
させる手法によって、これまでに報告例
のない立方晶Na3PS4相が析出した
固体電解質を見出し、これが10-4Scm-1
以上の高い室温導電率と約5Vの広い
電位窓注3)を持つことを明らかにし、
様々な電極材料との組み合わせが期待
できます。

 さらに、この電解質微粒子を室温で
圧粉成形し作製した全固体ナトリウム電池
は、室温で繰り返し充電・放電できること
を初めて実証しました。

 本研究は、独立行政法人 科学技術振興
機構(JST)の戦略的創造研究推進事業
「先端的低炭素化技術開発(ALCA)」
の一環として行われ、2012年5月22日
(英国時間)発行の英国科学雑誌
「Nature Communications
(ネイチャー・コミュニケーションズ)」
のオンライン速報版で公開されます。
---------------------------------------

素晴らしい成果のようです。

従来ナトリウム蓄電池として実用化されて
いるものは、NAS電池といわれるもので、
250℃以上に加熱して運転する必要があり
ました。

それに対して今回開発されたものは
全固体型であり、室温作動が可能という
もので、大きな一歩だと思います。

まだ実用製品としては不十分なもの
だと思われますが、課題を解決した
全固体ナトリウム-硫黄電池が可能
となれば、安全性と高エネルギー密度
を兼ね備えた次世代電池としての普及が
期待できます。

早く、実用化して貰いたい。

関連記事です。
つい最近投稿しました。
東北大、次世代全固体2次電池への
応用が期待できる新材料を開発

2012年5月22日

こちらも頑張って貰いたい。


こういうのもあります。
住友電工が大規模蓄発電システム
実証試験

2012年4月24日

住友電工の論文をみるとエネルギー密度は
NAS電池が一番高い。
この内容から判断すると今回の開発は
期待が持てるのではないかと思う。

これから大容量蓄電池はキーデバイスに
なりますから、

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2012年5月23日 (水)

すばる望遠鏡、可視光波長での本格的な補償光学観測に成功して性能2.5倍に

すばる望遠鏡、可視光波長での本格的な
補償光学観測に成功して性能2.5倍に

2012/05/17 マイナビニュース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 東京大学数物連携宇宙研究機構、
愛媛大学、国立天文台は、京都大学などと
共に研究開発してきた「京都三次元分光器
第2号機」と「188素子補償光学装置」を
接続することで(画像1)、これまで実現して
いなかった可視光波長での本格的な
補償光学観測に初めて成功し、補償光学が
ない場合と比べて空間解像度が最大2.5倍
改善されたと発表した。

 地球の大気を通して宇宙を観る
天体望遠鏡は、大気の揺らぎのため、
これまでは望遠鏡が本来持つ空間解像力を
十分には活かせていなかった。

 大気の乱れによる影響をリアルタイムで
補正し、本来の空間解像度を達成する技術
が「補償光学」だ。

 すばる望遠鏡を初めとする世界中の
大型地上望遠鏡には補償光学装置が備え
られており、科学的成果を多く生み出して
いる。

 しかし、補償光学を利用できる観測装置
はもっぱら赤外線波長の観測装置に
限られており、可視光波長では利用できな
かったという問題があった。

 波長の短い可視光波長では、細かい長さ
のスケールでなおかつ短い時間間隔で
大気揺らぎを補正する必要がある。

 つまり、補償光学装置の性能が同じで
あっても、波長が長い赤外線の方が
補償光学の効果を得られやすく、
空間解像度が上がりやすいというわけだ。

 そのため、補償光学装置に接続した
本格的な可視光観測装置はこれまで実現
できておらず、補償光学の効いた高い
空間解像度の観測を行うことができて
いなかったのである。

 今回、京都三次元分光器第2号機と
188素子補償光学装置の接続が完了した
ことにより、可視光波長で面分光観測を
高解像度で行うことが可能になった。

 「これらの装置の組み合わせで観測を
行うことで、特に近傍銀河の詳細な構造
や遠方銀河の構造形成のさらなる解明に
向けて研究を進めたい」と研究開発チーム
は意気込みを語っている。
---------------------------------------

おめでとうございます。
地道な努力の成果ですね。

今後の成果に期待します。

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中部電力ら、従来のイットリウム系の倍の強度の超電導コイルを開発

中部電力ら、従来のイットリウム系の倍の
強度の超電導コイルを開発

2012/05/15 マイナビニュース

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 中部電力は5月14日、「超電導(超伝導)
線材」に作用する電磁力をコイルの面で
支える画期的な方法を東北大学金属材料
研究所強磁場センターと共同開発し、
さらに液状樹脂を用いた絶縁被覆技術と
組み合わせることによって、従来の
イットリウム系超電導コイルの2倍、
金属系超電導コイルの6倍という、
世界最高強度の電磁力に耐える
「超電導コイル」の開発に成功したと
発表した(画像1)。

 超電導技術は、エネルギーの高効率化
には必須の技術のため、現在も日本でも
世界でも研究・開発は脈々と続けられて
いる。

 中部電力もそんな研究・開発に関わって
いる企業の1つだ。

 現在、経済産業省資源エネルギー庁の
国家プロジェクトとして、新エネルギー・
産業技術総合開発機構(NEDO)から
「イットリウム系超電導電力機器技術開発」
の内、「電気をコイルに貯蔵する超電導
電力貯蔵装置(SMES)の開発」を委託され、
古河電気工業、東北大学、早稲田大学、
京都大学と共同で次世代超電導コイルの
開発を進めている。

 SMESは、電気抵抗がゼロとなる超電導
状態のリング(超電導コイル)に電流を
流しても抵抗がないことを利用し、電流が
減衰しないことから、電気エネルギーを
磁気エネルギーとして貯蔵することが可能
な仕組みを利用した電力貯蔵システムだ。

 大電力を瞬時に出力できる、電力の
出入速度が速い、エネルギー貯蔵効率が
高いといった特長がある。

 イットリウム系超電導線材は金属系
超電導線材と比較して機械強度が強いこと
から、強磁場を必要とするSMESや医療機器、
輸送機器などのマグネットへの実用化が
期待されており、国内外で実用化に向けた
開発が積極的に行われている最中だ。

 超電導では、大電流により、強い磁場を
発生させることができるが、超電導線材を
伸ばそうとする強い電磁力が働く。

 これまでの超電導コイルは、線材が
電磁力を支える構造を採っていたため、
超電導線材の強度による限界があり、
より強い電磁力への耐性を持つコイルの
開発が望まれていたのである。

 今回のコイルの最大の特徴は、超電導
線材に作用する電磁力をコイルの面で
支える高強度コイル構造である(画像3)。

 超電導コイルに大電流を通して強い磁場
を発生させると、超電導線材を伸ばそうと
する強い電磁力「フープ力」が働く。

 超電導線材の強度をフープ力が超えると、
コイルが破壊されてしまうというわけだ。

 金属系超電導コイルの電磁力に対する
耐力は300~400MPa(100MPaは、直径1mmの
糸で8kgの重さのものを吊ったときに糸に
加わる力)程度、イットリウム系超電導
コイルでも超電導線材の強度の限界である
1000MPaが最大だったが、大幅に上回る
2000MPa級の電磁力に耐えることが可能と
なったというわけだ。

 現時点では、ダントツの世界最高強度の
超電導コイルというわけだ。

 この仕組みはコイルの大型化による
強い電磁力に効果を発揮し、コイルの
エネルギー容量をコンパクトサイズで
アップさせる可能性を持てるようになった
のである。

 ちなみに、今回のコイルを用いれば、
例えばSMESでは、同じ大きさの従来の
イットリウム系超電導コイルで10倍の
エネルギーが貯蔵でき、またSMESだけ
でなく強い磁場を利用する全分野の
超電導マグネットへ適用可能だ。
---------------------------------------

知りませんでした。

いきなりこういうニュースを流されても
どういう意味があるものなのか
理解できない人が大多数なのでは?

今回の開発の目的は、超電導電力貯蔵装置
(SMES)の開発のようです。

SMESについての概要は下記リンクを見て
下さい。
超電導磁気エネルギー貯蔵(SMES)

今話題になっている電力の平準化が目的
なんですね。
>大都市近郊に設置可能な日負荷平準化
>用途エネルギー貯蔵装置としても
>SMESの可能性に着目しています。
と言っています。

でも本格的にこの装置を使って平準化
しようとした場合どの位大がかりな装置と
なるのでしょうか?

現実的なんでしょうか?

科学者がまじめに検討しているからには
かなり現実的なんでょうね?

効率が良いというのはわかりますが、
貯蔵も一瞬、放電も一瞬ではないのかな?
それで平準化? 長くて秒単位?
素人には良くわかりません。


ただ、税金を投入して研究している以上、
何を目的に何をしているのか?
もっと国民に説明して欲しい。
丁寧に!

実現の可能性とか、実用装置としての
性能とか?

マスコミにももっと突っ込んで取材して
貰いたい。中部電力が言っていることを
そのまま載せただけでは、
そうですか、で終わりです。

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ウイルス・バクテリア感染における新たな免疫応答制御機構を解明

ウイルス・バクテリア感染における
新たな免疫応答制御機構を解明
-自己免疫抑制機構の解明や感染症の
治療法確立に期待-

平成24年5月21日
東京大学 生産技術研究所
科学技術振興機構(JST)

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 JST 課題達成型基礎研究の一環
として、東京大学 生産技術研究所・
分子免疫学分野の根岸 英雄 特任助教、
柳井 秀元 特任助教らの研究グループは、
ウイルスとバクテリアの重複感染によって
重篤な症状が引き起こされる分子機構の
1つを解明しました。

 ウイルスに感染した患者が、さらなる
バクテリアの感染によって、非常に重篤な
症状を起こすことが広く知られていますが、
その背後にある分子機構については
よく分かっていませんでした。

 本研究グループは、ウイルスに対して
活性化する生体の防御応答が、同時に
バクテリアに対する防御応答を抑制する
性質を持っていることを発見しました。

 さらにその分子制御機構について詳細に
調べたところ、ウイルス由来の核酸により
強力に活性化されるIRF3という
転写因子が、ウイルスを攻撃するために
必須であるインターフェロン(IFN)の
遺伝子を活性化する一方、バクテリアを
攻撃するために重要なIL-12p40の
遺伝子を抑制するという二面性があること
が新たに判明しました。

 この機構により、ウイルスに感染した
マウスではバクテリア感染に対する
免疫応答が強く抑制されることが明らか
となりました。

 IRF3による抗バクテリア応答抑制
機構は免疫応答の弱点ともいえ、
さまざまなウイルス/バクテリアによる
重複感染症に関与していると考えられます。

 一方で、IL-12p40はT細胞応答
を制御する重要な遺伝子であり、
T細胞応答が引き起こすさまざまな
アレルギー・自己免疫疾患に関与すると
考えられています。

 そのため、今後、この仕組みをさらに
詳細に解析することによって、
アレルギー・自己免疫疾患抑制機構の理解
やさまざまな重複感染症の治療法の確立に
つながる可能性があります。

 なお本研究は、本研究グループが
東京大学 大学院医学系研究科 免疫学教室
在籍中に行われたもので、東京大学 大学院
医学系研究科 免疫学教室の本田 賢也
准教授、中島 啓 研究員らと共同で行った
ものです。

 本研究成果は、2012年5月20日
18時(英国時間)に英国科学誌
「Nature Immunology」
のオンライン速報版で公開されます。
---------------------------------------

>ウイルスに対して活性化する生体の
>防御応答が、同時にバクテリアに対する
>防御応答を抑制する性質を持っている
>ことを発見しました。
なるほど。

背後にある分子機構の一部が明らかに
なった。

>今後、この仕組みをさらに詳細に
>解析することによって、アレルギー・
>自己免疫疾患抑制機構の理解や
>さまざまな重複感染症の治療法の確立に
>つながる可能性があります。
となるわけですね。
期待しましょう。

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2012年5月22日 (火)

東北大、高演色な白色LEDへの応用が期待できる酸化物系赤色蛍光体を開発

東北大、高演色な白色LEDへの応用が期待
できる酸化物系赤色蛍光体を開発

2012/05/18 マイナビニュース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 東北大学(東北大)は5月17日、青色光
照射により赤色に発光する新規のシリコン
酸化物蛍光体を開発したと発表した。

 同材料により、高演色な白色LEDへの応用
が期待できるという。

 白色LEDは、低消費電力、長寿命なこと
から液晶パネルのバックライト光源に広く
使用されている他、照明用光源としても
普及が始まるなど、急速に市場が拡大して
いる。

 現在、使用されている大半の白色LED製品
は、青色LEDと黄色蛍光体(YAG:Ce)を
組み合わせたタイプが主流となっているが、
この方式の白色LEDは赤色の光が弱く、
照明用光源としては演色性が低いことが
課題とされている。

 これは、赤色蛍光体を併用することで
軽減できるが、現時点で実用的な
赤色蛍光体は窒化物しかなく、特殊な
製造工程を必要とするために材料費が高く、
今後、蛍光灯の代替など、白色LEDをより
多種多様な光源として普及させるには、
より安価な赤色蛍光体が求められていた。

 そのような中、同研究グループでは、
橙~赤色(600~625nm)で発光する
シリコン酸化物蛍光体を発見。

 同蛍光体は、青色LEDの光で励起可能
であり、高演色な白色LEDへの応用が
期待できるという。

 具体的には、アルカリ土類金属-
シリコン複合酸化物を母体結晶として、
発光元素としてユーロピウムを添加して
いる。

 製造工程に特殊な設備を必要とせず、
窒化物蛍光体よりも安価に製造でき、
量産化に向いているという。
---------------------------------------

白色LEDと一口に言ってもいろいろあるん
です。

今回
>高演色な白色LEDへの応用が期待でき、
>製造工程に特殊な設備を必要とせず、
>窒化物蛍光体よりも安価に製造でき、
>量産化に向いているものが開発できた。
ということらしい。

蛍光体方式の擬似白色発光ダイオード
ということですね。

良く合われている液晶パネルの
LEDバックライトですが、

私は単純に、色再現力に優れている
光の三原色である赤色・緑色・青色の
発光ダイオードチップを用いて1つの
発光源として白色を得ているものを
使用していると思っていましたが、
実は、主流は擬似白色発光ダイオードを
用いているもののようです。

いろいろありますね。

詳細はリンクをどうぞ
東北大学プレスリリース

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大人でもニューロンのつなぎ換えは早期に起きる - 東京女子医科大らが確認

大人でもニューロンのつなぎ換えは
早期に起きる - 東京女子医科大らが確認

2012/05/17 マイナビニュース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 東京女子医科大学と科学技術振興機構
(JST)は5月16日、従来の学説を覆す発見
として、末梢感覚神経を切断すると、
脳内の「ニューロン」(神経細胞)同士の
配線(神経回路)が従来考えられてきた時期
よりはるかに早い時期に大きく
「つなぎ換え」られることを明らかにし、
同時につなぎ換えられた神経回路の
物質的変化と機能も明らかにしたと
発表した。

 成果は、東京女子医科大医学部の
宮田麻理子教授らの研究グループによる
もの。

 研究の詳細な内容は、米国東部時間
5月16日付けで米神経科学学会誌
「The Journal of Neuroscience」に
掲載された。

 今回の研究の結果は、損傷後の脳地図
の変化の初期過程を神経回路の
機能レベルでとらえた世界で初めての
発見だ。

 近年、損傷早期にスパインなどの
ニューロンの微細構造レベルで変化する
ことが報告されていたが、神経回路の
レベルにおいても大規模な配線換えが、
今までの学説を覆しはるかに早い時期に
起きていることが今回の研究で初めて
明らかになった。

 これまでの仮説では、幻肢痛に関して
神経回路自体が換わるのには数年かかると
考えられてきたが、今回の結果から、
損傷後わずか1週間以内にまもなく新しい
配線ができ出し、つなぎ換えが始まること
が明らかになった形だ。

 成体の脳内でこのような早さで神経回路
が変化するという発見は、これまでの学説
を覆すものである。

 この変化がいつまで続くのか現時点では
明らかではないが、神経回路の変化が
終わって安定してしまった後に、
治療によって再度正常な状態に戻すことは
やはり難しいと考えられる。

 現在、国内では幻肢痛のリハビリ治療は
積極的に行われてはおらず、治療実施施設
はごくわずかしかない。

 治療自体も、幻肢痛が発症し、患者の
訴えが強くなってから行われていた。

 しかし、この結果を踏まえると、
できるだけ早期、幻肢痛の発症以前から、
発症そのものの抑制を目的とした治療を
開始することが望ましいと考えられる
という。

 また、リハビリの効果を計ることが
できるバイオマーカー(指標)が存在すると、
リハビリをその結果を見ながら進めること
ができ、いま現在幻肢痛に苦しんでいる
患者に対するリハビリ効果を高める工夫を
行いやすくなる。

 今回はGluA2という(神経伝達物質)
受容体の1種が、つなぎ換えられた神経回路
にのみ観察されることから、GluA2自身が
バイオマーカーとなる可能性を持つ。

 また、GluA2と並行関係を持って増減する
血中や脳脊髄液中の成分を検出できれば、
それらもバイオマーカーとして利用できる
可能性がある。

 一方で、成体脳で直接損傷を受けて
いないニューロン同士の配線が大きく
組み換えられるという今回の結果は、
大人の脳のニューロンであっても
ある条件下では柔軟な組み換えられる
能力を持つことを意味しているといえよう。

 今後さらに詳しい神経回路の組み換え
のメカニズムがわかれば、
アルツハイマー病などの脳の変性疾患や
脳梗塞後の神経再生の治療法にも応用
できるかも知れないと、宮田教授らは
コメントしている。
---------------------------------------

>従来の学説を覆すものであり、
>損傷後の脳地図の変化の初期過程を
>神経回路の機能レベルでとらえた世界で
>初めての発見だ。
素晴らしい発見だと思います。

でも、ちょっと意外な気もします。
もう少し早く発見されていても良いような
気もしますが、技術的な問題もあったの
でしょう。

今回の知見を生かした幻肢痛の
リハビリ治療を積極的に実施して
頂きたいと思います。

今後さらに詳しい神経回路組み換えの
メカニズム解明が進むよう期待しています。

詳細はこちらのリンクをどうぞ、
末梢神経損傷後に生じる脳の中の
神経回路の「つなぎ換え」機構を解明

平成24年5月16日
科学技術振興機構(JST)
東京女子医科大学

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東北大、次世代全固体2次電池への応用が期待できる新材料を開発

東北大、次世代全固体2次電池への応用が
期待できる新材料を開発

2012/05/16 マイナビニュース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 東北大学(東北大)は、室温で
高速ナトリウムイオン伝導を示しながら、
電気化学的にも安定な錯体水素化物の合成
に成功したと発表した。

 これにより、ポスト・リチウムイオン
2次電池の候補として次世代で期待される
全固体ナトリウムイオン2次電池への応用
に弾みがついた。

 次世代蓄電池の候補の1つが、
全固体リチウムイオン2次電池だ。

 現在のリチウムイオン2次電池には、
電解質として可燃性の有機電解液が用い
られているため、安全性や液漏れに対する
懸念がある。

 より高性能かつ安全性が高く、
パッケージングのしやすい蓄電池にする
ためには、難揮発性・難燃性の固体電解質
が求められる。

 研究グループでは、水素化物の新たな
エネルギー関連機能の研究に取り組む中
で、2007年に錯体水素化物LiBH4における
「リチウム超イオン伝導機能」を世界で
初めて報告し、水素化物の固体電解質への
応用可能性を示した。

 リチウムの場合と同様に、
全固体ナトリウムイオン2次電池を開発
するための重要な課題の1つが、
高いイオン伝導性と電気化学的安定性とを
備えた固体電解質、
つまりナトリウムイオン伝導体の開発で
ある。

 これまで、錯体水素化物としては、
NaAlH4およびNa3AlH6のみがナトリウム
イオン伝導体であることが判明していたが、
その伝導特性は十分高いものではなかった。

 そこで今回、NaBH4とNaNH2をベースと
した材料合成を進めた結果、
NaBH4とNaNH2を1:1のモル比で組み合わせる
ことで合成できるNa2(BH4)(NH2)が、
高いナトリウムイオン伝導特性と
電気化学的安定性を示すことが明らかに
なった。

 伝導率が低い水素化物同士を組み合わ
せたにも関わらず、約2万倍も高い
ナトリウムイオン伝導率を示す現象は、
今後のナトリウムイオン伝導体の開発に
重要な指針を与えるものと期待される
という。

 イオン伝導率の増大につながった要因
として、結晶構造の特異性が挙げられる。

 今後、開発した固体電解質と既存の
正負電極材料とを組合わせて
全固体ナトリウムイオン2次電池を作製し、
その充放電特性を評価することで
新規蓄電池としての原理実証も進めて
いく方針とコメントしている。
---------------------------------------

かなり全固体ナトリウムイオン2次電池が
現実的になってきたようです。

関連記事として先日
レアメタルフリーの新規電極材料開発
に成功

2012年5月15日
をあげましたが、期待が持てそうです。

詳細は、下記リンクを見て下さい。
東北大学プレスリリース
2012年5月15日

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2012年5月21日 (月)

細胞が筋肉となるメカニズムを解明

細胞が筋肉となるメカニズムを解明
~遺伝子マーキング(目印)機構の
存在の発見~

九州大学
PRESS RELEASE(2011/05/15)


詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 九州大学大学院医学研究院の大川恭行
准教授、原田哲仁研究員らは、ゲノム上の
骨格筋形成にかかわる遺伝子群は、細胞が
筋肉形成される以前に H3.3 と呼ばれる
タンパク質で予めマーキングされており、
これにより、細胞が筋肉組織を形成する
能力を獲得することを明らかにしました。

 また、マーキングの形成は、
Chd2・MyoD の二つのタンパク質が行って
いることを突き止めました。

 この研究により、遺伝子のマーキングを
モニタリングすることで、細胞が将来
どの組織になるのか予測が可能となり、
再生医療分野への応用が期待できます。

 本成果は、5 月 9 日に
EMBO Journal オンライン版に掲載
されました。
---------------------------------------

エピジェネティクス研究そのものです。

>様々な臓器を形作り変化する能力は、
>分化能と呼ばれます。
>一方で、この分化能は遺伝情報が収納
>されている核内に何らかのマーキング
>(エピジェネティックメモリー)として
>存在することが示唆されていましたが、
>明らかになっていませんでした。
これらを明らかにしていくのが
エピジェネティクス研究です。

今回の研究は筋肉形成に関わるもの
でしたが、大きな一歩と言えそうです。
>骨格筋形成を事前に予測できる細胞内の
>メカニズムを明らかにした世界初の
>知見と言えます。
と言っています。

DNAそのものの研究も重要ですが、
エピジェネティクスはさらに重要です。
見守って行きたい。

どういうメカニズムで幹細胞が個々の
臓器などに分化しその後、変化しない
のか?
まだわかっていないのです。

再生医療にとって非常に重要な知見に
なります。

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極端紫外レーザーで「超蛍光」を確認

極端紫外レーザーで「超蛍光」を確認
多数の気体原子の集団が一斉に光を放出
する「超蛍光」現象は、優れた画像撮影
技術につながるかもしれない

18 May 2012 RIKEN Research Highlights

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 高分解能の画像撮影技術では波長の短い
光が多用される。
 波長の短い光なら小さな構造まで分解
して撮影できるからだが、極端紫外線や
X線などの波長の短い光を出す光源は、
波長や放出のタイミングが不安定である
ことが多い。

 このほど、理研放射光科学総合研究
センター(兵庫県佐用町)をはじめとする
国内の4研究機関からなる共同研究チーム
が、強力なレーザーを気体に照射すること
により、こうした問題の多くを解決できる
と期待される光源を開発した1。

 今回、研究チームが利用したのは
「超蛍光」という現象だ。

 超蛍光は、複数の励起原子が蛍光を放出
して低エネルギー状態に戻るとき、原子間
の距離が蛍光の波長よりも短い場合に
起こる。

 この環境にある励起原子は集団で
低エネルギー状態に戻るため、個々の
原子が放出する蛍光は波の山や谷の位置
とタイミングがそろってコヒーレントに
なり、結果として、質が高く、
ピーク強度の高いパルス状の超蛍光を
放出する。

 今回観測された超蛍光は可視領域だった
が、レーザービームのエネルギーを変えて
別の物質を照射すれば、X線超蛍光を発生
させることも可能なはずだ。

 論文の第一著者である理研の永園充
チームリーダーは、「私たちは、超蛍光
を使って、特定のX線波長の完全に
コヒーレントなパルスを作りたいと考えて
います。

 そうすれば、感度が大きく改善した
元素特異的X線画像撮影が可能になる
でしょう」と語る。
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「超蛍光」ね~
いろいろな現象があるんですね。

まず一歩です。

>私たちは、超蛍光を使って、特定の
>X線波長の完全にコヒーレントな
>パルスを作りたいと考えています。
>そうすれば、感度が大きく改善した
>元素特異的X線画像撮影が可能になる
>でしょう
実現すれば素晴らしい。期待したい。

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2012年5月20日 (日)

(1)太陽表面の大爆発「スーパーフレア」が地球を襲う!?

(1)太陽表面の大爆発「スーパーフレア」
が地球を襲う!?

sciencenews

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 太陽表面の爆発現象、太陽フレア。

 特に百年から千年に一度おこる可能性が
ある大規模な爆発は「スーパーフレア」と
呼ばれ、宇宙飛行士の被ばくや、通信や
電力網の損傷など、深刻な被害を受ける
恐れがあると言います。

 そのような被害を未然に防ぐため、
「宇宙天気予報」の活動や、太陽フレアの
解明の研究の進展が期待されています。
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遠いところの話かと思っていたのですが、
なかなかどうして影響大のようです。

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欧州でDNAメチル化診断薬の実用化が迫る

欧州でDNAメチル化診断薬の実用化が迫る
Wed, 9 May 2012
個の医療メール Vol.431より

---------------------------------------
 近く欧米でエピジェネティックスの変化
(DNAメチル化)を目安にした診断薬の
実用化が迫っていることです。

 ドイツEpigenomics社が2011年12月に
欧州医薬庁に大腸がんの診断薬
「Epi proColon」の製造認可申請を
いたしました。

 また、米国食品医薬品局に2012年後半
に申請する計画です。
 この4月から、FDAの要請に基づき、大腸
内視鏡検査との比較臨床試験を開始した
ところです。

 Epi proColonは世界初のDNAメチル化
診断薬となることがほぼ確実です。

 患者さんの血中を循環している大腸がん
由来のDNAを分析します。

 同社が注目したのが、Septin9遺伝子の
メチル化です。
 この遺伝子は細胞の運動能に関連します
が、大腸がんでメチル化が進んでいること
が判明しています。

 血中に零れ落ちて流れているDNA
(Circulationg DNA)は、Epi proColon
の例を引くまでもなく、体内の細胞変性の
状況を掴む重要な手がかりとなることが
証明されたことは重要です。

 血液から全身の細胞の代謝状態を
エピジェネティックスの変化を手がかり
に、推定することも可能かも知れません。

 個の医療に関しても、
エピジェネティクス・バイオマーカーの
重要性を見逃してはならなくなって参り
ました。
---------------------------------------

エピジェネティクス重要な位置を占める
ようになりそうです。
DNAメチル化がキーなんですね。

関連リンク紹介しておきます。
分子診断・個別化医療開発グループ
エピゲノム解析分野

国立がん研究センター

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重度運動障害起こす神経難病 京大教授ら原因遺伝子を発見

重度運動障害起こす神経難病
京大教授ら原因遺伝子を発見

2011年06月17日 京都新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

久しぶりで検索してみました。結果、
一年も前の記事ですので、ご存知
の方も多いかも知れませんが、
念のため紹介しておきます。

---------------------------------------
 脊髄小脳変性症(SCA)の中で、重度
の運動機能障害を引き起こす症例の
原因遺伝子を、京都大医学研究科の
小泉昭夫教授、小林果研究員、岡山大の
グループが突き止め、米学会誌
「アメリカンジャーナル・オブ・
ヒューマンジェネティクス」で17日に
発表する。

 SCAは主に中年以降に発症する神経性
の難病で、歩行時のふらつきや発音障害
などから、運動機能障害がゆっくり進行
する。

 全身が動かなくなる筋萎縮性側索硬化症
(ALS)と同様の深刻な障害を
引き起こす症例もあるが、原因は分かって
いなかった。

 小泉教授らは患者の体細胞の遺伝子を
解析し、タンパク質合成を制御している
遺伝子の一つNOP56に不要な塩基配列
が挿入されていることを見つけた。

 このため、タンパク質の正常な合成が
できなくなったり、神経細胞の電気信号が
乱れるらしい。

 小泉教授らは、患者由来のiPS
(人工多能性幹)細胞の作製も始めており、
「神経細胞などに分化させることで、
病態の再現が可能になる。

 発症のメカニズムの解明や治療法の
開発につなげたい」と話している。
---------------------------------------

>深刻な障害を引き起こす症例もあるが、
>原因は分かっていなかった。
深刻な障害を引き起こす症例もあるん
ですね。

>小泉教授らは患者の体細胞の遺伝子を
>解析し、タンパク質合成を制御している
>遺伝子の一つNOP56に不要な
>塩基配列が挿入されていることを
>塩基配列見つけた。
と言ってます。

よく言われているポリグルタミン病とは
違う位置に不要な塩基配列が挿入されて
いると思われます。

典型的なSCA3とは症状も違うようです
のでその意味でも違うもののようです。

以前投稿の
「脊髄小脳変性症の遺伝子治療」その5
2009年11月10日
からは時間が経っていますので
新しい発見だと思います。

>患者由来のiPS細胞の作製も始めて
>おり、「神経細胞などに分化させる
>ことで、病態の再現が可能になる。
とのことなので、進展に期待したい。

なかなか良い情報がないです。

本の紹介です。ご参考。
最新医学 67巻5号(通巻849号)
特集 脊髄小脳変性症(SCD)の
Up-To-Date

最新情報を概観するには良いかも
知れません。

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2012年5月19日 (土)

電子コンパスに恩賜賞 発明表彰

電子コンパスに恩賜賞 発明表彰
朝日新聞アスパラクラブ

科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 全国発明表彰(社団法人発明協会主催、
朝日新聞社など後援)の2012年度の
受賞者が決まった。

 最も優れた発明に贈られる恩賜
(おん・し)賞は、スマートフォンなどに
内蔵されている新型の電子コンパスを発明
した旭化成エレクトロニクスの
山下昌哉さんら2人が選ばれた。

 携帯電話の道案内は今では欠かせない
サービスの一つだ。

 これに必要な電子コンパスを開発した。

 スマートフォンにこの技術が採用され、
世界シェアの8割を占めるまでになった。

 携帯電話は部品自体から磁気が出て
おり、方角を知るための地磁気を感じ
とるのが難しい。
 以前は、利用者が使う度に調整
しなければならなかった。

 「このわずらわしさをなくしたい」と
山下さんは考えた。
 工場のある静岡県富士市で富士山を
見ていてふと気付いた。
 富士山を基準に携帯を動かせば、
地磁気に対する角度が変わる。

 部品から出る磁気は携帯電話と一緒に
動くため、コンパスとの位置関係は
変わらない。
 ユーザーが携帯を動かした時に動く
磁気が地磁気だとわかる。
 これを何度も計測すれば、地磁気を
読み取れるのではないか。
 集めたデータを携帯内のソフトが
解析して、正しい方角を示すようにした。

 山下さんは「一つの思いつきから
芋づる式に問題が解けていく。
 発明の面白さを味わいました」と話す。
---------------------------------------

電子コンパス、日本人の発明だった
のですね。

これ以外にも、
「白色LEDの演色性を向上させる
赤色蛍光体の発明」

「医療用に用いられる直接変換方式
高解像度X線動画検出器の発明」
の紹介があります。

興味のある方はどうぞ。

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今のWi-Fiの20倍! 東工大がテラヘルツ帯無線通信で新記録更新

今のWi-Fiの20倍!
東工大がテラヘルツ帯無線通信で
新記録更新

2012.05.19 GIZMODE

---------------------------------------
 東工大がテラヘルツ帯無線通信速度の
新記録更新!
 今の一般的なWi-Fiの20倍の速度を達成
しました。

 共鳴トンネルダイオードでテラヘルツ帯
無線通信に世界で初めて成功したのは
ローム×阪大ですが、あの時は300GHz
(1.5Gbps)でした。

 今回東工大が開発したハードウェアでは
最大542GHz(3Gbps)まで出ちゃってるん
ですよ、日進月歩ですね!
---------------------------------------

すごいですね。
どんどん高速になります。

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史上最高解像度の地球写真、ロシアの衛星が撮影

史上最高解像度の地球写真、
ロシアの衛星が撮影

2012.05.19 GIZMODE

詳細は、リンクを参照して下さい。

ただ見て下さい。
美しいですね。

どうして宇宙にたった一つのこんなに
美しい地球で殺し合いなどをするので
しょうか?

争いなどしないと決心するだけで、
膨大な軍事費など必要なくなるし、
そのお金をもっと有効なことに
使えるはずなのに!

どうして争いを無くせないのか?

人間って最低の生き物なのかも
しれません。

命は大切なはずなのに、
わかっているはずなのに?

自分が生きることの為、を越えて
他の命を奪う。
そんなことをするのは人間だけです。

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2012年5月18日 (金)

ローヤルゼリーで内部被曝予防…岡山大チーム

ローヤルゼリーで内部被曝予防
…岡山大チーム

2012年5月18日 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 ミツバチから採取した「ローヤルゼリー」
に、放射線の内部被曝を予防する効果が
あることを、岡山大の榎本秀一教授
(核薬学)らの研究チームが裏付けた。

 東北大で開かれる「日本栄養・食糧学会」
で20日に発表する。

 飲ませたグループはヨウ素の体内の
蓄積量が被曝後8時間で半分以下に
なった。
 ヨウ素がたまりやすい甲状腺では、
飲ませたグループでヨウ素がほぼ消滅した
という。

 ストロンチウムも約50%多く排出
された。
 チームはローヤルゼリーの投与で
体内の代謝が活性化し、体外に排出された
とみている。
---------------------------------------

ローヤルゼリーね~
売れそうですね。

思わぬ効果があるようです。

でも、大事なのは、現在の基準で安全
なのかどうかです。

やみくもにローヤルゼリーを飲むことは、
悪くはないにしても賛成しがたい。

関連情報です。
ローヤルゼリーによる放射性物質
排泄加速化の可能性

平 成 2 4 年 5 月 1 8 日
岡山大学プレスリリース

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被曝心配、出産「3年以上後」…不妊治療の7割

被曝心配、出産「3年以上後」
…不妊治療の7割

2012年5月18日 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

>不妊治療をしている女性の7割近くが、
>放射線被曝の心配をせずに妊娠・出産
>できるのは「3年以上後」と考えている
という記事ですが、この「3年以上後」
というのが気になります。

内部被ばくの影響がなくなるのが
「3年以上後」という意味なので
しょうか?

心配なのはわかりますが、科学的な
根拠はどこから来ているのでしょうか?

参考リンクです。
今後は放射性核種と生物学的半減期が
重要

Thu.2011.08.11
だいぶ古いですが、注意すべきことが
述べられています。

「3年以上後」という意味が理解でき
ません。

安心の為には正しい情報の公開しか
ありません。

放射線核種として何を恐れているので
しょうか?

現状で言えばセシウム137だと思われ
ますがセシウムの半減期は30年です。
3年という話とはほど遠い。

怖れなくてはいけないことは、
セシウムを身体の中に、食べると言う
行為によって取り込まれる量は、
内部被曝量として現在の基準で
十分安全なんでしょうか?
ということになると思います。

この辺を心配しないといけないと思う。

現在の基準はこうだから、通常の活動
では内部被曝はこの程度にしかなら
ないので安全ですと宣言して欲しい。

どうも基準ばかり出てきて、その根拠
の説明がない。

世界の基準と比べてどうということ
ではなくて、結果として内部被ばく
量はこの程度にしかならないので
安全であるという説明が欲しい。

説明がないから根拠のない
風評被害が起こる。

記事のような心配も起こる。

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初の海外衛星投入、H2Aロケット打ち上げ成功

初の海外衛星投入、H2Aロケット
打ち上げ成功

2012年5月18日 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

初の海外衛星投入打ち上げ成功おめでとう
ございます。

成功率は95・2%となったようです。
とは言いながら圧倒的に打ち上げ回数が
少ないですから、もう少し実績が必要と
思います。

これで日本もなんとかロケット市場への
参入がかないましたが、まだまだ打ち上げ
費用がかかりすぎていて、本格参入する
には半額程度にしないと駄目だと思います。

どうしてそんなに差がでるのでしょうか?

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(2)核融合研究は今 実用化への現状と課題

(2)核融合研究は今 実用化への現状と課題
サイエンスニュース2012(新着情報)

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

この前投稿したこの内容の動画です。
ご参考です。

「レーザー核融合」、毎秒1回の
100連続反応に成功

2012年4月16日

核融合後にはHeとエネルギーしか発生
しないとのことなので核分裂反応を
利用する原発より遙かにましな気が
しますが、燃料とする三重水素
天然には微量にしか存在せず、
三重水素をどうやって入手するかが
問題なようです。

核融合を安定的に起こすことも含めて
解決すべき問題は沢山ありそうです。

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2012年5月17日 (木)

省電力フォトニックネットワーク用超小型光スイッチを開発

省電力フォトニックネットワーク用
超小型光スイッチを開発

2012/04/24 慶應義塾大学プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 慶應義塾大学理工学部の津田裕之教授と
独立行政法人産業技術総合研究所
ネットワークフォトニクス研究センターの
河島整研究チーム長らの研究グループでは、
相変化材料を用いた
フォトニックネットワーク用導波路型
光ゲートスイッチを開発した。

 光パルス照射により、波長1525nmから
1625nmに至る波長帯で、平均消光比12.6dB、
スイッチング速度400ns以下で、2000回以上
のスイッチングを確認した。

 相変化材料は、繰り返し記録型DVDに利用
されているGeSbTe系材料の一種であり、
メモリ性がある。

 このため、開発した光スイッチは維持電力
が不要であり、省電力性に優れている。

 また、光スイッチはSi細線導波路上に
構成され、全長15.3マイクロメートル、
相変化材料部は直径1マイクロメートルと
小型であり、従来の導波路型
光ゲートスイッチに比較して1/10以下の
寸法を達成している。

 本研究成果は、Optical Society of
America発行のOptics Express誌に
4月23日掲載された。
(http://www.opticsinfobase.org/oe/home.cfm)
 なお、本研究は、総務省「戦略的情報通信
研究開発推進制度(SCOPE)」による
委託研究の一環として行われた。

プレスリリース全文(PDF/752KB)

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これも省電力で動作するデバイスですね。
とにかくこれからは、省電力でなくては
いけません。
期待しましょう。

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室温で半導体ゲルマニウムに電子スピン情報を入力

室温で半導体ゲルマニウムに
電子スピン情報を入力
-超省電力トランジスタ実現へ
道を拓く-

2012年5月8日 産業技術総合研究所

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 独立行政法人 産業技術総合研究所
【理事長 野間口 有】(以下「産総研」
という)ナノスピントロニクス研究センター
【研究センター長 湯浅 新治】
半導体スピントロニクスチーム 揖場 聡
研究員、Ron Jansen(ロン・ヤンセン)招聘
研究員、齋藤 秀和 研究チーム長は、

 世界で初めて次世代半導体材料の
p型ゲルマニウムの中へ、室温で磁性体の
スピン情報を入力することに成功した
(図1)。

 グリーンITは、クリーンで持続可能な
生活環境を守る上での柱となる技術であり、
現在、IT機器の省エネルギー化が求め
られている。

 このため、スピントロニクスと呼ばれる
新技術の導入により、電子デバイスの
消費エネルギーの劇的な削減を目指す研究
が盛んに行われている。

 この技術により、磁性体がもつ
電子スピン情報(電気を切っても情報は
失われない)を半導体中に入力して
演算に利用できることが見込まれるため、
超省電力のスピントランジスタの実現が
期待されている。

 今回の成果は、ゲルマニウムを用いた
超省電力トランジスタ(スピントランジスタ)
の実現に道を拓くものであり、グリーンIT
の発展への貢献が期待される。

 なお、本技術の詳細は、2012年5月9日
にApplied Physics Express誌の
オンライン版に掲載される。
---------------------------------------

スピントランジスタ開発への一歩ですね。
期待します。

実際にトランジスターとして動作するもの
が実現するのはいつ頃の話なんでしょう?

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癌の転移の分子メカニズム解明に貢献

癌の転移の分子メカニズム解明に貢献
~癌の肺転移に介在し鍵となる RAGE
タンパク質と GAG 糖鎖の相互作用を
初めて証明

2012/5/14 北海道大学プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 癌細胞の肺への転移は,癌細胞表面の
硫酸化グリコサミノグリカン(GAG)多糖鎖
が,肺に特に強く発現されている
Receptor for Advanced Glycation
End-products(RAGE)と呼ばれる
タンパク質に結合することで
引き起こされることが明らかに
なりました。

 GAG 多糖鎖や抗 GAG 抗体だけでなく,
尾静脈から予め投与した抗 RAGE 抗体に
よっても,癌の肺転移は強く阻害され
ました。

 今回の研究成果で癌の転移の
分子メカニズムの大筋が明らかになった
ため,転移抑制剤の開発方針の決定が容易
になり,開発の可能性がより現実的なもの
になりました。

 なお,本研究成果は「The Journal of
Biological Chemistry」に掲載された
ほか,「nature.com」の“SciBX
(Science-Business exchange)”
ホームページ( 有 料 サ イ ト )内
にある“This week in therapeutics”でも
トピックスとして取り上げられました。
---------------------------------------

良さそうですね。

>今回の研究成果で癌の転移の
>分子メカニズムの大筋が明らかに
>なったため,転移抑制剤の開発方針の
>決定が容易になり,開発の可能性が
>より現実的なものになりました。
とのことです。期待したい。

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2012年5月16日 (水)

早大、脳内に体内時計の中枢がある事を生きたマウスで証明

早大、脳内に体内時計の中枢がある事を
生きたマウスで証明

2012/05/11 マイナビニュース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 早稲田大学(早大) 理工学術院の柴田重信
教授の研究グループは、1個体のマウスの
体内時計を生きた状態のまま測定する手法
を開発したことを発表した。

 同成果の詳細は、米科学誌
「Current Biology」に掲載される予定で、
先行して5月10日に同誌オンライン版に
掲載された。


 地球上の生物は太陽の自転に合わせて
24時間の生活リズムを刻んでおり、
そのメカニズムとして約24時間の周期で
振動する複数の時計遺伝子の存在が近年
明らかにされてきた。

 時計遺伝子(Per2, Bmal1)は体の中の
あらゆる細胞で発現しており、様々な
生理現象に「昼」や「夜」という情報を
伝える重要なシステムを担っている。

 哺乳類の体内時計は、脳にある
視交叉上核と呼ばれる神経核が主時計
として体の臓器や組織の末梢時計を調節
していると考えられてきたが、近年の研究
では、生体から切り離し、シャーレなどの
上で人工的に培養した組織や細胞でも、
同時に時計を調節する能力があることが
わかってきた。

 しかし、この場合、生体内の状況と
一致しているとは必ずしも言い切れず
(例えば、臓器の一部をスライスして調べた
としても、それは=臓器のすべてとならない
可能性もあるし、ほかの臓器や神経、細胞
などとのリンクまで再現されるわけでは
ない)、実際の生体内部の細胞や臓器の
時計の時間合わせ能力がどの程度機能して
いるのかは不透明であった。

 今回の研究成果の主なポイントは3つ
あるが、

そのうちの1つが
このカメラによる発光の撮影。
 影響を受けない状態で生体内の時計を
見ることが可能であることが示された。

 2つ目のポイントとして、中枢である
視交叉上核を熱破壊したマウスを用いて
実験を実施したところ、行動、睡眠・
覚醒リズムがほぼ消失。

 このマウスの末梢組織の肝臓/腎臓/
顎下腺の体内時計を測定したところ、振幅
が有意に減弱している事を確認し、マウス
の末梢組織の体内時計が視交叉上核
によって制御されている事が確認された。

 3つ目のポイントは、視交叉上核が破壊
されたマウスではリズムがなくなった
ものの、外部からの刺激次第ではリズムが
再び形成され、各臓器の時計のリズム周期
は約23.7時間(具体的には、
腎臓が23.71時間、肝臓が23.68時間、
顎下線が23.70時間)であり、視交叉上核も
同様であることから、主時計(視交叉上核)
も末梢時計(臓器や細胞)も似た分子機構で
時計を刻んでいる可能性が示された。
---------------------------------------

なかなか面白そうな研究ですね。

時計遺伝子は体の中のあらゆる細胞で
発現しており、脳内の視交叉上核によって
制御されているようです。
なるほどね~

まだ全体が解明されたわけではないよう
ですので、今後の研究に期待と言う所
です。

身体の臓器がばらばらに時間を刻んで
いてはおかしな事になるはずで、
どこかが制御しているはずですよね。

強い光でリセットされるという話が
ありますから、脳内のどこかだろうと
いうことは容易に想像できますが、


ついでに関連するリンクをあげて
おきます。
膀胱の体内時計が排尿の日内リズム形成
に関与している - 京大が発見

2012/05/02 マイナビニュース

生物時計が温度によらずに24時間周期
を刻む謎を理論的に解明

平成24年5月8日 東京大学

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福島の積算線量測定、一転継続へ 公表方法は見直し検討

福島の積算線量測定、一転継続へ
公表方法は見直し検討

2012年5月15日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 文部科学省が福島県内で続けてきた
積算線量の測定を終了すると発表した問題
で、平野博文文科相は15日の閣議後会見
で「即、取りやめではなく、当面、住民の
安心、安全の観点から考えたい」と述べ、
一転して測定を継続する考えを示した。

 文科省は14日、モニタリングの簡略化、
効率化を理由に積算線量の測定を終了する
と発表した。

 文科省幹部によると、測定の中止は
文科相に伝わっておらず、終了を伝える
15日付の新聞記事をみて当面の継続を
会見で表明したという。

 ただし、現在、週1回行っている
測定結果の公表方法については見直しも
検討するという。
---------------------------------------

何をしようとしているのか理解できない。

原発を推進してきた責任元として、
事故を起こした以上、国民に安全を担保
する為の情報公開は必須のはず。

セシウム137の半減期は30年。
除染も進んでいないこの時期に積算線量
測定を止めるなどあってはならないこと。

環境放射線量は公開しているのだから
積算は勝手に国民が計算しろと言って
いるとしか思えない。

国民は面倒だから計算など止めて
そのうち何も言わなくなるだろうと
考えているのかと思いたくなる。

半減期を考慮すれば、少なくとも場所
によっては100年程度継続しなければ
いけない。
安全レベルまで達するかどうかの計算
など簡単にできる。

まして森林の除染など不可能。
その森林から放射性物質は流れ出して
来る。

今低いからと言って数年後もそのまま
とは言えない。

チェルノブイリの例があるではないか?
下がっていたはずの地域で線量が上昇
したと言う。
しかも十年以上も経ってから、

現実に福島でも起こっている。
除染して線量が下がったはずの所が
又上がってしまったということが、

長期の観測とその情報の公開が必須
なのです。

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2012年5月15日 (火)

土砂災害を防げ!コンクリート不要の斜面補強技術

土砂災害を防げ!
コンクリート不要の斜面補強技術
~樹木を切らずに日本の里山を
守る男~

2012年5月13日の放送
TBS夢の扉+

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

---------------------------------------
『防災を考える上で、“自然を残しながら”
という技術を確立して、貢献したい』

 東日本大震災や紀伊半島を襲った
台風12号による土砂崩れ・・・。

 近年、日本各地でこうした大規模な
土砂災害が発生し、斜面防災への関心が
高まっている。

 従来の斜面補強は、樹木を全て伐採して
整地を行い、斜面全体をコンクリートで
覆う方法。

 だが、その“常識”を覆す工法が開発
された。

 それが、一切木を伐採せずに斜面を補強
する『ノンフレーム工法』。

 開発したのは建材メーカーに勤める
岩佐直人。

 岩佐には、失われてゆく“里山”を
守りたい、という強い想いがあった―。

『ノンフレーム工法』は、斜面に対して
垂直に鉄製の補強材を多数打ち込み、
それをワイヤーでハニカム状に結び付け、
土壌を安定させるという方法。

 この工法が生まれたきっかけは、今から
30年前の長崎大水害だった。

 その惨状に胸を痛めた当時の長崎県庁
職員市村さんは、1985年に出会った
新米技術者の岩佐に「斜面補強」の宿題を
出した。

 それから10年後の1995年、長崎市内の
土砂崩れ現場で、岩佐の研究成果が
試されるとき、市村さんは新たな課題を
突きつけた―「無駄なことはやめましょう。
 木を切らない、産廃も出さない・・・」。

 その現場には、斜面の直下に住民の
生活空間があるなど、樹木を伐採する
従来の工法が使えなかったのだ。

『自己改革。常に自分が変わって
いかないと技術自体も変わっていかない』

“木を切らない”という高いハードルを
乗り越えるとき、ヒントになったのは
“木の根が持つ力”だった。

 地下数メートルにわたって斜面の土壌を
しっかりとつかみ、バランスをとる
木の根の力・・。

 森林を残し、日本の里山を守りながら、
自然に負荷をかけずに災害を防ぐという
新たな土木技術に挑む岩佐の挑戦を追う。
---------------------------------------

番組見ました。
素晴らしいと思います。

>“木を切らない”という高いハードルを
>乗り越えるとき、ヒントになったのは
>“木の根が持つ力”だった。

>常に自分が変わっていかないと
>技術自体も変わっていかない
そうですね。
常に目標を高く、一歩高いハードルを
設定する。そこに進歩がある。

従来のコンクリートで固めてしまうやり方
と、今回の方法の差は明らかです。

以前投稿したこういうのもありました。
夢の扉 ブランチブロック
2011年6月27日

自然を変えてしまうのは人間の横暴です。
緑に覆われた山、素晴らしいと思います。

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レアメタルフリーの新規電極材料開発に成功

レアメタルフリーの新規電極材料開発に
成功

2012年5月9日 物構研トピックス

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 東京理科大学の薮内直明講師、駒場慎一
准教授らの研究グループは、ナトリウム
イオン電池用電極材料としてレアメタルを
必要としない新規鉄系層状酸化物の合成に
成功しました。

 これまで駒場准教授らの研究グループは、
現在高性能電池に広く用いられている
リチウムの代わりに、資源が豊富な
ナトリウムを電気エネルギー貯蔵に利用
するという基礎研究を2005年から進めて
きました。

 今回、東京理科大学の研究グループは、
株式会社GSユアサと共同で、新規鉄系層状
酸化物の合成に成功し、鉄、マンガン、
ナトリウムを組み合わせることで
レアメタルフリーな電池用正極材料を
実現、その構造をフォトンファクトリーの
ビームラインBL-7C等で解明しました。

 ナトリウムイオン電池の陽極は、酸素と
鉄、マンガンなどの金属が層状に重なった
構造をしています(図1)。

 この層の隙間にナトリウムイオンが
出入りすることで、充放電が行われます。

 充電時に価数変化と共に層の間隔が変化
する構造相転移が観測され(図2)、これが
充電特性の向上のポイントであることが
わかりました。

 この構造変化を詳しく調べるため、
BL-7CでのXAFS(ザフス)実験を行い、
鉄原子周囲の構造が歪むように変化し、
鉄-酸素の原子間距離が劇的に近くなること
がわかりました。

 充電時に大きく価数変化しているのは
マンガンですが、鉄原子周囲の構造変化が
マンガンの価数変化を助けていると
考えられます。

 充電時のマンガンと鉄両方の価数変化・
構造変化を捉え、総合的に解釈する
XAFS実験が行えた成果と言えます。

 さらにそのエネルギー密度は、これまで
に報告されているナトリウムイオン電池用
の正極材料として最も高い値であり、
電池に求められる繰り返し特性にも優れる
ことがわかりました。

 これらの研究成果はリチウムや
コバルト、ニッケルといったレアメタルを
一切必要としない、高エネルギー密度の
蓄電デバイスの可能性について世界に
先駆けて示すものです。

 レアメタルフリーと高エネルギー密度が
両立可能なナトリウムイオン蓄電池は、
将来的には自然エネルギーの有効利用、
スマートグリッド用の定置用大型電池、
さらには電気自動車用の電源としての
実用化が期待されます。

 この成果は英国科学雑誌
Nature Materialsオンライン版に
4月29日(現地時間)に掲載されました。

プレスリリース(東京理科大学発表)

---------------------------------------

>これらの研究成果はリチウムやコバルト、
>ニッケルといったレアメタルを
>一切必要としない、高エネルギー密度の
>蓄電デバイスの可能性について世界に
>先駆けて示すものです。
素晴らしいですね。

>ナトリウムイオン蓄電池は、
>将来的には自然エネルギーの有効利用、
>スマートグリッド用の定置用大型電池、
>さらには電気自動車用の電源としての
>実用化が期待されます。
期待したい。

価格はどの程度で製品化されるので
しょう?

夜間電力の有効利用に蓄電池を
使用したいと思っているのですが、
現在のリチウムイオン電池は高すぎる。
SONY製のもので\200万円です。

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アルツハイマー病の記憶障害に対しては、運動療法のほうが食事療法より効果がある:モデルマウスの解析から

アルツハイマー病の記憶障害に対しては、
運動療法のほうが食事療法より効果がある
:モデルマウスの解析から

2012年5月7日 京都大学 お知らせ

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 木下 彩栄 医学研究科人間健康科学系
専攻教授の研究グループは、
アルツハイマー病の介入研究について、
これまで疫学的に良いとされていた
運動療法がアルツハイマー病の認知機能に
効果をもたらすメカニズムの一端を解明し、
運動と食事という介入を比較して、
どちらの介入を優先すべきかということを
明らかにしました。

 この研究成果は、「The Journal of
Biological Chemistry」に掲載される
ことになりました。


概要
 高齢化が急速に進む本邦では、
認知症患者が激増しています。

 現在、200万人以上の方が認知症に罹患
しているとされていますが、中でも
アルツハイマー病は進行を止める治療薬
もなく、介護負担の重さから大きな
社会問題となっています。

 最近、アルツハイマー病の危険因子
として、糖尿病や高脂血症などの
生活習慣病との関連が疫学的に注目される
ようになってきました。

 2011年の国際アルツハイマー病学会でも、
生活習慣病や教育といった介入可能な項目
に介入することで、全世界で50%程度
患者数を減らすことができるのではないか
という試算もされています。

 そこで、わたしたちは、
アルツハイマー病のモデルマウスの使い、
「どのような介入が効果があるか」という
ことをモデルマウスを利用して調べて
みました。

 この結果より、高脂肪食を与えて
認知機能の悪化したアルツハイマー病
モデルマウスでは、認知機能の改善という
点から運動療法のほうが食事療法より
「より効果的」であったことがわかり
ました。

 また、食事は高脂肪食のままでも運動
すれば(通常の食事に戻したマウスと同等
の)効果が出ることがわかりました。


社会的意義
 この論文では、運動による効果を、記憶
を検査する行動実験の結果のみならず、
脳内のアミロイド蓄積の点からも検証して
います。

 また、アミロイド蓄積が減少した理由
についても、ネプリライシンという酵素の
誘導によるものではないかという考察も
述べています。

 この研究の社会的な意義としては、
これまで疫学的に良いとされていた
運動療法がアルツハイマー病の認知機能に
効果をもたらすメカニズムの一端を解明
したという点と、運動と食事という介入を
比較して、どちらの介入を優先すべきか
ということを明らかにしたという点です。

 これらは今まで十分に解明されて
いなかった点ですが、実地臨床に即、
応用できる点から、広く社会に発信すべき
研究成果と考えます。
---------------------------------------

良い研究だと思います。

>これらは今まで十分に解明されて
>いなかった点ですが、実地臨床に
>即、応用できる点から、広く社会に
>発信すべき研究成果と考えます。
同感です。

関連投稿を紹介しておきます。
米国神経学会年次総会2012
2012年5月 7日
でも運動療法は効果があると
いう報告があります。

自信をもって運動療法に取り組み
ましょう。

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2012年5月13日 (日)

自然科学論文 研究成果 和文でも公表を

自然科学論文 研究成果 和文でも公表を
2012/5/11 朝日新聞 私の視点より
国立病院機構東京医療センター医師
林 俊行

---------------------------------------
 自然科学研究分野の研究費は公的研究費
の大部分を占めている。

 だが、その研究成果は、ほとんどが海外
の雑誌に英語で発表され、最初に日本語で
公表されることはほとんどない。

日本語で報告されたものは省略された粗雑
な内容のものが多い。

 どのような研究にどれだけの予算が
使われ、どんな成果が得られたのか、
国民が知るのは容易ではない。

 自然科学の研究は進歩が速く、競争は
激烈だ。
 研究成果を一日も早く英語で世界に発信
することが、先行者である証明となる。
 新規の発表が最初に英語で行われること
は理解できる。

 しかし、現状では英語での発表を日本語
に訳し、新しい知識を国民に還元しようと
する努力の跡はほとんど見えない。

 一般国民が理解できるレベルを超えて
いるから日本語で発表しても無駄、という
主張はあまりに乱暴だろう。

 論文の著作権の扱いにも問題がある。

 学術論文は学術誌に掲載が決定した
時点で、投稿者から出版社に著作権が
譲渡される。

 日本国民の税金でなされた研究成果の
著作権がほとんどすべて、欧米の出版社に
無償で、場合によっては研究機関が掲載料
まで支払って譲渡されているのだ。

 論文を我々がインターネット経由で
読もうとすると対価を支払って購入しな
ければならない。

 知的財産権の著しい流出であり、
日本の国益にかなうとは思えない。

 具体的な解決策として、以下の二つを
提案したい。

 第一に、公費助成を受けた研究の学術
論文は、一年以内に和文で、研究費助成を
行った省庁のHPに掲載する。
 このことが認められる場合にのみ、
著作権の海外への譲渡を認める。

 第二に、日本の各学会が主宰・発行する
学術誌に和文と同時に英文論文を投稿・
掲載することを奨励する。

 国立大や国立研究所での新規採用に
あたっては、自らの業績を国内の学術誌
で発表した研究者を優遇する。
 研究費の配分についても同様だ。

 これらの政策を通じて、世界への発進力
を持つ論文出版機関を日本国内で育成する
ことを目指したい。
---------------------------------------

全く同感である。

どうしてこうも国民に対して鈍感なのか?
理解に苦しむ。
 国民サービスなどどうでも良いと考えて
いる?

>公費助成を受けた研究の学術論文は、
>一年以内に和文で、研究費助成を
>行った省庁のHPに掲載する。
当たり前のことではないのだろうか?

少なくとも英語圏の国民はこの恩恵に
預かっている。
どうして先進国日本がこんな状態で良い
のだろう?
おかしいではないか?

しかも自分達が作成した著作物を見る為に
対価を支払わなくてはいけないとは理解の
範囲を超える。

おかしな国です。

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生後の脳で新生する神経細胞の数を適切に調整する仕組み

生後の脳で新生する神経細胞の数を
適切に調整する仕組み

2012年5月11日 東北大学プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 我々人類を含む高等動物の脳は、
かつては胎生期に完成すると考えられ、
脳を構成する神経細胞の数は生後は減少
するのみと信じられていました。

 しかし近年の研究により、脳室下帯及び
海馬歯状回といった限られた脳領域には、
神経細胞を作り出すことのできる種
のような細胞(神経幹細胞)が存在し、
その細胞が分裂・分化をすることにより、
生後でも新たな神経細胞が産生され続ける
ことが明らかになっています。

 このような神経新生の異常が、
統合失調症や心的外傷後ストレス障害
(PTSD)と関係することが報告されており、
神経新生のメカニズムについて大きく着目
されています。

 東北大学大学院医学系研究科の大隅典子
教授、松股美穂研究員(当時、現所属;
理化学研究所)らは、成体マウスの
海馬歯状回における神経幹細胞に
脂肪酸結合タンパク質であるFabp7*1 及び
Fabp5 が存在していること、
このタンパク質をどちらか一方でも
生まれつき欠損したマウスでは神経幹細胞
の分裂が減少するが、 両タンパク質を
同時に失ったマウスでは、神経幹細胞の
分裂は減るものの、逆に新生神経細胞の
生存が向上することを明らかにしました。

 さらに、この神経幹細胞の分裂と生存が
海馬の前後軸に沿って異なる分布を示す
こと、Fabp7 及びFabp5 を欠損したマウス
ではこの前後軸における分布にも異常が
あることも見出しました。

 神経幹細胞の分裂で生じた新たな
神経細胞が正常に働くためには神経回路に
この新生神経細胞が正しく組み込まれる
ことが必要ですが、Fabp 欠損マウスでは、
今回見出されたように分裂と生存の乱れが
あるため神経回路への組み込みに異常が
ある可能性があり、その回路に依存する
海馬の脳機能への影響も示唆されています。

 本研究成果は、山口大学医学部の
大和田祐二教授および理化学研究所の
吉川武男チームリーダーらとの共同研究
によるものであり、米国科学誌Stem Cells
のウェブ版6月号にまもなく掲載され
ます。

詳細(プレスリリース本文)

---------------------------------------

本当に微妙な仕組みでね。
いろいろな蛋白がからみあって機能して
いる。


こういう技術がますます重要になって
きますね。
複数のたんぱく質を高感度に定量
できる分析技術の事業化に成功

2012年3月21日

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米独の自動車メーカー8社、共同で電気自動車の充電規格を公開

米独の自動車メーカー8社、共同で
電気自動車の充電規格を公開

2012年05月11日 slashdot

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 米ゼネラル・モーターズや独フォルクス
ワーゲンなど米独の自動車メーカー8社が、
共同で電気自動車の充電規格を公開した
という(日経新聞)。

 日本メーカーが採用を働きかけている
方式に対抗する姿勢だという。

 ほかにフォードやクライスラー、
ダイムラー、BMW、アウディ、ポルシェも
参加しているということで、欧州自動車
工業界や米自動車団体も採用する意向
とのこと。

 いっぽう、日産や三菱自動車、トヨタ
などが採用する規格「CHAdeMO」とは
互換性がない。

 規格対決はさまざまな分野で行われて
いたが、ユーザーの不利益にならないよう
うまく着地してほしいものである。
---------------------------------------

ひがみかも知れませんが、意図的な
日本外しをされているような気がして
なりません。

ハイビジョンに関する標準もそうですし、
日本に不利ですよね。

それとも日本の政府がとろいからか?
根回しは得意なはずなんですけどね?

戦略なき外交では駄目です。
その結果かな?

開発着手が遅れているせいかな?
再生可能エネルギー開発がその
典型です。周回遅れです。

将来を見通した戦略となっていない
原発にばかり集中したせい?

多分このまま行くと電気自動車の充電規格
は例え併記される形で日本の規格が
入ったとしても、事実上欧米向けのものは
別ものになる。あるいは、欧米の標準に
合わせたものになるでしょう。
二重投資になってしまう。

残念です。

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2012年5月12日 (土)

ハイブリット手技に対応したアンギオシステム

ハイブリット手技に対応した
アンギオシステム

10 MAY 2012 diginfo.tv

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 東芝メディカルシステムズは国際医療
画像総合展で、カテーテルを用いた血管内
治療と外科処置を同時に行う
ハイブリット手技に対応した
アンギオシステムを展示しました。

 このシステムはハイブリット治療に
適した手術専用寝台と天井を走行するX線
血管撮影システムを組み合わせているため、
大動脈瘤に対するステントグラフト留置術
などでの活用が期待できます。

 また、天井走行式Cアームを採用している
ため、長手や横手移動が可能であること
に加え、Cアームの挿入も患者の左右以外に
頭部斜め方向から行えるようになりました。

 それにより多くのスペースを確保する
ことに成功しました。
---------------------------------------

良さそうな装置ですね。

高額そうです。
どの位するのでしょうか?

これで手術がやりやすくなれば、
手術の成功率も上がり良いと思います。

導入できそうな所は?

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急性心筋梗塞に効果のある脂肪由来の善玉ホルモンを発見

急性心筋梗塞に効果のある脂肪由来の
善玉ホルモンを発見

2012年4月18日
名古屋大学プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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要旨
 名古屋大学大学院医学系研究科
(研究科長・髙橋雅英)分子循環器学
大内乗有(おおうちのりゆき)教授、
循環器内科学室原豊明(むろはらとよあき)
教授らの研究チームは、急性心筋梗塞に
効果のある脂肪由来の善玉ホルモンを発見
した。

 本研究成果は、米国の科学雑誌
「The Journal of Biological Chemistry」
(4月18日付の電子版、印刷版は6月号予定)
に掲載された。

 肥満は虚血性心疾患、特に、心筋梗塞の
危険因子であり、脂肪組織から産生される
ホルモンがその病態に重要であることが
明らかとなりつつあるが、その機序は
未だ不明である。

 研究チームは、体内の脂肪が産生して
いる C1q/TNF-related protein 9 (CTRP9)
というホルモンに着目し、動物モデル
においてCTRP9が心筋保護作用を有すること
を明らかにした。

 心筋虚血再灌流によるマウス急性心筋梗塞
モデルにおいて、心筋虚血前にCTRP9を
全身投与すると、心筋細胞のアポトーシス
(細胞死)が抑制され、心筋梗塞巣は有意
に縮小した。

 心筋虚血後にCTRP9を全身投与しても、
心筋梗塞巣縮小効果を認めた。

 また、CTRP9は直接心筋細胞に作用し、
心筋細胞のアポトーシスを抑制していた。

 さらに、マウスモデルにおいて、
急性心筋梗塞後のCTRP9の血中濃度は低下
し、肥満状態でも血中CTRP9濃度は低下して
いた。

 本研究の結果より、CTRP9は
抗アポトーシス作用を有し、急性心筋傷害
を抑制する脂肪由来ホルモンであることが
明らかとなり、急性心筋梗塞の治療法開発
の標的分子になりうると示唆された。
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素晴らしいです。
期待したい。

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「骨粗鬆症の為の骨を作るメカニズムの発見」

「骨粗鬆症の為の骨を作るメカニズムの
発見」

2012年04月24日
東京医科歯科大学プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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― 骨を作るための二つの受容体分子の
必要性 ―

 東京医科歯科大学難治疾患研究所分子
薬理学分野・グローバルCOEプログラム
-歯と骨の分子疾患科学国際教育研究拠点-
の野田教授と江面准教授、早田助教の研究
グループは、ピッツバーグ大学、
順天堂大学、ハーバード大学との共同研究
で骨の折れ易くなる病気(骨粗鬆症)や
運動や加齢により骨の減る病態への
副甲状腺ホルモン受容体の骨形成促進作用
にはアドレナリン受容体が必須であること
を突き止めました。

 この研究は文部科学省科学研究費補助金
並びにグローバルCOEプログラムの支援
のもとで行われたものでその成果は
国際学術雑誌Proceedings of the National
Academy of Sciences of the
United States of America(PNAS)に
2012年4月23日【米国時間3時】に
オンライン版で発表されました。


ポイント
●骨が折れ易くなる病気(骨粗鬆症)の
治療の上で、骨形成(骨を作ること)の
促進は困難であり、唯一の薬剤の
副甲状腺ホルモン(PTH)も使用に制限
があり新規の薬剤が待たれますが、
その骨形成の作用のメカニズムがこれまで
不明でした。

 本研究では骨を作るために、
副甲状腺ホルモン受容体だけでなく
アドレナリン受容体の二つの
G蛋白共役型受容体(GPCR)が必須
であることを発見しました。

●骨粗鬆症は、特に寝たきりや宇宙の
無重力環境に際して著明に進行しますが、
この際には骨形成の低下が重要であり、
今回の副への甲状腺ホルモン受容体機能への
アドレナリン受容体の関与の発見から
病態の解明が期待されます。

●今後、副甲状腺ホルモン受容体と
アドレナリン受容体を標的にした新しい
治療法や創薬への道が開かれました。
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この発見で骨粗鬆症への新しい治療法や
薬の開発が進むと良いですね。

東京医科歯科大学がんばってます。

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2012年5月11日 (金)

ヒトES細胞からALS疾患モデルを作製し、病状再現に成功:病態の解明や治療薬の開発に期待

ヒトES細胞からALS疾患モデルを作製し、
病状再現に成功
:病態の解明や治療薬の開発に期待

2012年5月9日
京都大学プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 中辻憲夫 物質-細胞統合システム拠点
(iCeMS=アイセムス)拠点長、饗庭一博
同講師らのグループは、iPS細胞研究所
(CiRA)、医学研究科および幹細胞創薬
研究所と共同で、家族性ALS原因遺伝子の
一つである
スーパーオキシドディスムターゼ1(SOD1)
の変異型遺伝子を過剰に発現している
ヒトES細胞を作成しました。

 これをALS患者で影響の出る運動神経細胞
に分化させたところ、そうした細胞に
特異的な細胞死が起こることを確認し、
また運動神経細胞内に異常な凝集体が形成
されることを検出しました。

 さらに、運動神経細胞死に関わると報告
されているグリア細胞(アストロサイト)
にも分化させることで、その培養上清に
ヒトES細胞由来の運動神経細胞の細胞死を
引き起こす因子が存在しているなど、
これまで報告されているALS症状に関わる
現象を培養細胞によって再現できることを
確認しました。

 これまで、iPS細胞やES細胞を用いて
ALSの病態を再現するための研究が世界中で
行われていますが、運動神経細胞と
アストロサイト共に同じヒト多能性幹細胞
株(万能細胞株)から分化誘導させ、
ALSモデル細胞の作成に成功したのは、
本研究が世界で初めてです。

 この成果は、これまで動物とヒトという
生物種による違いから疾患モデル動物では
充分に理解できなかったALSの疾患発症・
進行メカニズムのより正確な解明に加え、
モデル細胞の細胞死や異常な凝集体形成の
抑制などを指標にした効果的な治療薬の
探索・開発にも寄与することが期待
されます。

 本論文は、米国東部時間5月8日に
米科学誌「ステム・セルズ・
トランスレーショナル・メディシン」
オンライン速報版で公開されました。
---------------------------------------

>運動神経細胞とアストロサイト共に
>同じヒト多能性幹細胞株(万能細胞株)
>から分化誘導させ、ALSモデル細胞の
>作成に成功したのは、本研究が世界で
>初めてです。
前進しました。
これでさらに解明が進むと思われます。
期待したい。

iPS細胞、ES細胞ともに利点欠点がある
はずです。
共に補完しあいながら進めていくのが
良いと思っています。
素晴らしい成果ですね。

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高耐熱性を持つ世界最強度のバイオポリエステルを開発

高耐熱性を持つ世界最強度の
バイオポリエステルを開発
- 自動車の軽量化に道 -

北陸先端科学技術大学院大学
科学技術振興機構(JST)

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 JSTが実施する課題達成型基礎研究の
一環として、北陸先端科学技術大学院大学
マテリアルサイエンス研究科の金子 達雄
准教授は海老谷 幸喜 教授らとともに、
植物細胞に含まれる桂皮酸類
(ポリフェノールの一種)と天然鉱物
であるハイドロタルサイト注1)を
用いて、高耐熱性と世界最強の曲げ強度を
持つバイオポリエステルを開発しました。

 バイオプラスチック注2)は、光合成
により固定した炭素を含む材料であり、
二酸化炭素を長期間固定することが可能
なため、低炭素社会構築に有効であると
されていますが、そのほとんどは柔軟な
ポリエステルであり力学強度の点で問題が
あります。

 このため用途は限られ、主に使い捨て
分野で使用されているのが現状であり、
工業製品に用いるためにはケナフ繊維を
添加するなど特殊な加工が必要となって
います。

 今回、金子 准教授らは光合成微生物
から高等植物まであらゆる植物細胞に
含まれる堅い構造の天然分子である
桂皮酸誘導体に注目し、それらを
天然層状鉱物であるハイドロタルサイト
触媒の存在下で重合することにより、
明確な構造の液晶性高分岐高分子となる
ことを初めて見いだしました。

 この高分子は土壌分解性高分子でもあり、
かつガラス繊維が作る界面の効果により
高度に配列する現象を見いだしました。

 そこで、ガラス繊維をプラスチックの
鋳型中に同一方向に並べそこに高分子固体
粉末を入れ、ホットプレス法により固める
だけで、高度に配向したバイオ樹脂が
生成され、力学強度が従来のケナフ強化型
を超える145MPaのガラス繊維強化型
の高強度バイオポリエステル樹脂を開発
しました。

 また、305℃の高耐熱性と10GPa
の弾性率を持つために
スーパーエンジニアリングプラスチック
注3)としての使用が可能なレベルと
なりました。

 今後、自動車エンジン周りなどの金属や
プラスチックを代替する物質として設計
する予定です。

 将来的には、大気のCO2削減、自動車
の軽量化、産業廃棄物削減などへと、
さまざまな応用展開が期待できます。

 本成果は独国科学誌「Advanced
 Functional
 Materials」
(インパクトファクター8.49)の
オンライン版で近く公開されます。
---------------------------------------

石油によらないバイオポリエステル。

しかも、
>スーパーエンジニアリングプラスチック
>並の性能
とは素晴らしい。

さまざまな応用展開が期待できますね。

こちらもどうぞ、
北陸先端科学技術大学院大学
プレスリリース

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ヒトに高い知性を獲得させたかもしれないコピーミスが特定される

ヒトに高い知性を獲得させたかもしれない
コピーミスが特定される

2012年05月10日 slashdot

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 ある遺伝子の選択的な複製がヒトの知性
の進化に寄与した可能性があることが
指摘されている (Discovery News の記事、
(本家 /. 記事、
doi: 10.1016/j.cell.2012.03.033) 。

 ヒトにはおよそ 30 個の選択的に複製
された遺伝子があり、これらは偶発的な
コピーミス (部分的なコピーの重複)
により生じている。

 研究グループはこのうち SRGAP2 に着目
してこの遺伝子を部分的に重複させて、
元来 SRGAP2 を持たないマウスのゲノムに
導入したところ、脳が発達する間の
神経細胞の移動が速くなったとのこと。

 これは脳組織の効率を良くする働きが
ある。

 しかも、脳細胞から突起した軸索が
他の細胞と結合する様は、より人間的な
脳のようであったとのこと。
---------------------------------------

なるほど、一般論としてはそういうことに
なるのかも知れませんが、
私は、何故天才が生まれるのかが
知りたい。

何が違ったからそうなるのか?
興味ありますよね。

興味はありますが、わからない方が
良いこともある。

このことは、わからない方が良いと
思う。
コントロール出来てしまったら大変
なことになる。

コントロールして良いことと、
してはいけないことがある。
と思っています。

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2012年5月10日 (木)

Oralceの対Google訴訟、プログラミングの将来を危うくしている

Oralceの対Google訴訟、プログラミングの
将来を危うくしている

2012年05月02日 slashdot

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 Oracleは、Android OSに使用されている
Java APIがOracleの保有する特許を侵害
しているとしてGoogleに対して訴訟を
起こしているが、Dr. Dobb's記事は、もし
Oracleが勝訴することになれば
「プログラミングの将来は終わる」と予測
している(本家/.、Dr.Dobb's記事)。

 Oracleとのライセンス契約がないまま、
GoogleがJava技術を無断で使用したことが
特許侵害に当たると判断されれば、Google
はOracleに対して多額のライセンス料を
支払わざるを得なくなる。

 話はこれで済めばよいのだが、この訴訟
から多くの訴訟が派生する可能性がある
という。

 つまり、例えばPythonにおけるJythonや
IronPython、PyPy、
またRubyにおけるRubinius、
CやVBにおけるRono、CにおけるGCCといった、
既存言語処理系の再実装によって著作権
侵害訴訟や支払い要求が起きる可能性が
出てくる。

 同裁判でOracle寄りの判決が下される
ことになれば、プログラミングは負の
結末を辿ることになるだろうとのこと。

 同記事は、Oracleの訴えが通ってしまう
だろうと予測しつつも、予測が間違いで
あることを願うとしている。
---------------------------------------

う~ん
特許、諸刃の剣ですね。

プログラミングの将来がなくなるとは
深刻です。

いつも思うのですが、確かに必要なもの
だとは思うが、行き過ぎもある。

特に医療では製薬会社にのみ利益が配分
されて、肝心な患者の為にというのが
後回しにされていないだろうか?
すごく懐疑的にならざるを得ない。

偉大な発見に特許はふさわしくないと
思う。

例の蛍光遺伝子の発見は特許をあえて
とらなかった。だからこそ、今の発展が
あるのだと思う。

いろいろなところに使用されている。
これが制限されたらと思うとすごく
大変なこと。

最も割を食っているのが数学だと思う。
数学があるからこそ、工学も、物理も、
存在できると言って良い。

なのに数学には特許が与えられない。

数学者こそ多くの恩恵を与えられて
しかるべきだと思う。

なにか良い案はないのだろうか?

少なくとも、特許料の決め方には工夫が
必要でしょう。

追記--
訴訟のその後です。

AndroidにおけるOracle対Google訴訟、
陪審員はGoogleによる著作権侵害を
認める

やはり著作権侵害が確定の方向?
他への波及が危惧されますね。

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がん:修復経路の乗っ取りによるがん細胞の生き残り

がん:修復経路の乗っ取りによる
がん細胞の生き残り

Nature Communications, 2012年05月09日

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 がん細胞は、細胞死に関与する遺伝子を
減らしつつDNA修復遺伝子の一部の発現を
誘発することで、細胞死を引き起こす
DNA複製ストレスを軽減していることが
明らかになった。

 この新知見は、がん細胞がDNAの変異
によって生じるストレスから逃れる過程の
機構について、さらなる手がかりを
もたらしている。

 この研究結果を報告する論文は、今週、
Nature Communicationsに掲載される。

 DNA修復遺伝子FEN1が変異した細胞は、
高レベルのDNA複製ストレスを受け、
染色体の数が変化する。

 Fen1遺伝子が変異したマウスは、がんを
発症する傾向があることから、
L Zheng、B Shenたちの研究チームは、
このマウスの細胞を用いた実験を行い、
染色体数が変化したがん細胞がDNA複製
ストレスを克服できることを明らかに
した。

 このがん細胞は、複数のDNA修復経路
(例えば、BRCA1、p19ARF)に関与する
遺伝子の発現を上昇させて、これらの
遺伝子が、損傷を受けたDNAの修復を
引き起こした。

 その反面、それと同時に、細胞の老化
と細胞死に関与する遺伝子の発現が低下
したこともZheng、Shenたちは指摘して
いる。

 以上の知見は、染色体数が変化し、
複製ストレスを受けたがん細胞が自らに
有利なように細胞経路を操作する過程に
関する新たな分子レベルの手がかりと
いえる。
---------------------------------------

「がん」って本当にやっかいですね。
いろいろな手段を使って生き残る。

その典型が血管新生です。
敵ながらアッパレ。

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脳の層形成に必須の遺伝子を発見- 基礎生物学研究所

脳の層形成に必須の遺伝子を発見
- 基礎生物学研究所

2012年05月09日 キャリアブレイン

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 脳神経系に発現する「APC2遺伝子」
という分子が、脳の層形成に必須の役割を
果たしていることを、基礎生物学研究所・
統合神経生物学研究部門の野田昌晴教授と
新谷隆史准教授らの研究グループが、
マウスを使った実験で突き止めた。

 細胞外の情報を細胞内の細胞骨格に
正しく伝えて、神経細胞の移動を制御して
いると考えられ、こうしたメカニズムに
必須の分子が明らかになったのは初めて
という。

 APC2を働かなくしたマウスは、運動機能
の異常や、てんかん発作などの症状を
示しており、ヒトがこうした疾患を発症
する仕組みの解明や、その治療法の開発に
つながる可能性がある。

 研究成果は9日、米神経科学専門誌
「Journal of Neuroscience」に掲載
された。

 脳は、神経管の内側で細胞分裂により
誕生した未分化の神経細胞が、外側に
向かって移動して正しい位置で止まること
により形成される。

 移動中の神経細胞は、細胞外に分布する
細胞移動を誘引する因子や、反発させる
因子に応答して、正しい経路を選択する
ことで、正しい位置に到達すると考え
られている。
---------------------------------------

>こうしたメカニズムに必須の分子が
>明らかになったのは初めて
とのことです。

>APC2を働かなくしたマウスは、
>運動機能の異常や、てんかん発作などの
>症状を示しており、ヒトがこうした疾患
>を発症する仕組みの解明や、その治療法
>の開発につながる可能性がある。
期待したい。

本当に人の、というより生物の仕組みは
複雑ですね。

基礎生物学研究所プレスリリース
へのリンクです。

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2012年5月 9日 (水)

太陽電池/燃料電池/蓄電池を組み合わせたスマートハウス、仙台にオープン

太陽電池/燃料電池/蓄電池を組み合わせた
スマートハウス、仙台にオープン
~“3電池”をHEMSで自動連携。
停電しても約1日分の電気が使える

2012/5/9 家電Watch

詳細は、リンクを参照して下さい。

これからはこういう方向なのでしょうか?

良さそうなシステムではありますが、
既にオール電化してしまった人達は
いまさら変更出来ないですよね。

電気代は昼、夜分けた形の値上げに
なりそうですので、安い夜間電力を
蓄電池に貯めておいて、割高な昼に
使う型式が一番良いと思います。

現在はまだリチウム蓄電池が高いので
前例は鉛蓄電池のようです。
鉛蓄電池でも良いので、当面使えそうな
ものを準備して設置するサービスを
始めてはどうでしょう?

あと太陽光パネルを設置して、併せて
エネルギーマネジメントシステムで
制御できるようにするシステムを
オール電化住宅向けに後からでも設置
できるようなシステムを販売すれば
売れるんではないかと思うけれど、
どこか販売しないかな?

後からの設置は電気配線が出来ない
ので難しいかな?

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まもなく離陸、新しい交通システム 「ホンダジェット」の全貌(1)

まもなく離陸、新しい交通システム
「ホンダジェット」の全貌(1)

2012/5/9 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

>2012年内に量産を始め、翌2013年後半
>には供給を開始する。

>ホンダが20年以上の歳月を費やして
>開発した小型ビジネスジェット機
時間かかるんですね。

初飛行したのが2010/12です。
ホンダ、小型ビジネスジェット機
「HondaJet」の初飛行成功を発表

2010/12/22

ホンダの挑戦うまくいくよう祈ってます。
応援したい。
チャレンジしない企業は駄目です。

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2012年5月 8日 (火)

協和発酵キリングループ ATL治療薬ポテリジオのコンパニオン診断薬を新発売 グループ初

協和発酵キリングループ
ATL治療薬ポテリジオのコンパニオン診断薬
を新発売 グループ初

2012/05/08 ミクスonline

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 協和発酵キリンは5月7日、再発・
難治性のCCR4陽性の成人T細胞白血病
リンパ腫(ATL)治療薬ポテリジオ点滴
静注(一般名:モガムリズマブ遺伝子
組換え)のコンパニオン診断薬となる
「ポテリジオテストIHC」「同テストFCM」
を、同社100%子会社の協和メデックスが
同日から新発売したと発表した。

 協和発酵キリングループとして、
治療薬と、そのコンパニオン診断薬を
手掛けるのは今回が初めてとなる。

 なお、ポテリジオ点滴静注は
3月30日に製造販売承認を取得しており、
現在、薬価収載手続きの段階にある。

 治療薬とコンパニオン診断薬を
組み合わせて使用することで、適切な
患者に、適切な治療を提供する個別化医療
に貢献できるとされている。

 ポテリジオ点滴静注は、ATL細胞表面に
存在するCCR4に結合し、ATL細胞を傷害
して効果を発揮するもので、CCR4が発現
している患者が適用となる。

 そのCCR4タンパクが発現しているか
否かを今回発売された診断薬で検査し、
投薬可能か否かを判断する。

 ポテリジオテストIHCは、ATL患者の
リンパ節や皮膚など組織を検体とした場合
に使用する。

 ポテリジオテストFCMは、ATL患者の
血液を検体とした場合に使用する。

 既に保険適用されることが決まって
おり、点数は1万点。
---------------------------------------

日本でもやっと個の医療がスタートします。

我が国で初めて患者鑑別の診断薬と新薬の
同時認可となったものだそうです。

抗CCR4抗体「ポテリジシオ」と
その適応識別のための診断薬です。

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多発性硬化症、血液検査で治療薬ピッタリ…阪大

多発性硬化症、血液検査で治療薬ピッタリ
…阪大

2012年5月4日 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 30歳前後の女性に発症例が多い
神経難病多発性硬化症の患者に投与される
代表的な治療薬が効かない症例を簡単に
見分ける方法を、大阪大の中辻裕司講師ら
が発見した。

 治療薬を早期に切り替えることで症状の
進行を効果的に抑えられる可能性がある。

 多発性硬化症の治療は、
インターフェロンβを定期的に注射して
症状の進行を遅らせる方法が主流だが、
脳に病巣がある患者約60人を中辻講師
らが調べると、約3分の1の患者で、
この治療法では効果が確認されなかった。

 これらの患者では、セマフォリン4A
というたんぱく質が血液中に高濃度で検出
された。

 これは通常、細胞の表面にくっつき、
周囲の免疫細胞を集めるなどしているが、
何らかの原因で細胞を離れて血液中に
大量に流れ出し、症状の進行を加速させる
らしい。

 このたんぱく質を調べる血液検査は
半日程度で可能。

 多発性硬化症には昨年、別の治療薬も
承認されており、中辻講師は「早い段階で
患者に合った薬を選べるようになる」
と話す。
 3日の米免疫学会誌(電子版)に発表
した。
---------------------------------------

良いですね。

あくまで多発性硬化症という疾患について
の話のようです。

無駄な治療を続けても意味がない。
その切り分けが簡単にできるということの
ようです。期待したい。

多発性硬化症に近い症状を示す、
視神経脊髄炎(NMO)という疾患があって
その区別をする為には、AQP4が存在するか
どうかを調べなくてはいけない。

このAQP4の存在を調べることができる
病院が少なくて、と言う話は聞いています
が、これとは違うようです。

この情報へのリンクは、
MS CABIN
を参照してください。

大阪大学プレスリリースへのリンク

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Androidの新王Galaxy S lllについて知っておくべき全てのこと

Androidの新王Galaxy S lllについて
知っておくべき全てのこと

2012.05.04 GIZMODE

詳細は、リンクを参照して下さい。
興味のある方は見てください。

サムスンすごい。
世界最大の携帯メーカーになったんです。

Galaxy S lllすごいですね。
ハードの性能としては、iPhoneを
越えました。

CPUは1.4GHzクアッドコアだし、、
その他いろいろ考えてます。

ハード性能としての魅力は十分、後は
ソフトです。

アプリをどうサポートしていくか?
ユーザーにどういうサービスを
どういう形で提供出来るかが、未来を
決めていくと思っています。

今後どのように展開していくのか?
興味深いところです。

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2012年5月 7日 (月)

米国政府がバイオテクノロジーの振興を狙った戦略を発表

米国政府がバイオテクノロジーの振興を
狙った戦略を発表
Tue, 1 May 2012
日経バイオテクONLINEメールより
by Webmaster 宮田 満

---------------------------------------
 さて簡単ですが、Bioeconomy Blueprint
の骨子を以下に紹介します。

 今後、バイオ分野を牽引する技術を、
遺伝子操作、ゲノム解析技術、そして
ハイスループットスクリーニングなどの
ロボット技術の3つを取り上げているのが
印象的でした。

 私だったらこれに大量情報のバイオ
情報技術/ペタコンピューティングと
細胞工学技術も現段階では取り入れるべき
であると思っています。

 報告書を詳しく読むと、バイオインフォ、
iPS細胞、合成生物学にも重点が置かれて
います。

 一番驚いたのが、今回の戦略で取り組む
重点分野として最初に例示したのが、
iPS細胞であった点です。

 我が国も山中先生が2014年には予算が
無くなるなど気をもむようなことが
ないように、全省庁一そして企業も
一丸となって、米国がもっとも悔しがって
いるメイド・イン・ジャパンの技術突破を
大切にしなくてはなりません。


<<Bioeconomy Blueprintの戦略骨子>>

A)研究開発投資強化
 企業が研究費を提供できない初期の
研究開発に投資、市場の失敗を補う。

 協調性の取れた戦略的プログラムと
以下の分野に絞り込んだ投資が必要。

  合成生物学、バイオインフォマ
ティックス、プロテオミックス、その他

 統合的学際的投資
  物理、化学、工学、計算機科学、
数学とバイオの境界での投資促進。

 新しい投資メカニズム
 プレコンペティティブ・シェアリング:
情報とリソースの共有を促進。

  ゲノム情報、臨床試験デザイン、
バイオマーカーなど

B)トランスレーショナル・リサーチと
規制科学強化

 発見、イノベーションそして商業化を
支援するエコシステムを創る。

 SBIRプログラムの刷新と強化。

 大学におけるアントレプレナー
シップの高揚。

 連邦政府調達を活用し、バイオ製品開発
を加速。

C)規制の迅速化と透明化
 バイオ技術の安全性担保を損なうこと
なく、迅速に評価。

 コストと時間の負担を軽減。
 各省庁をまたがる同時審査。
 関係者との連携構築。

D)人材育成
 雇用のミスマッチを埋める。
 雇用者と教育機関の連携。
 人材育成方法の見直し、そのための
連邦政府の投資。

E)公と民のパートナーシップ
 政府は初期のシーズに投資。
 健康、エネルギー、農業、製造業での
連携を勧奨するための投資。

●Bioeconomy戦略的プロジェクトの一例
1)iPS細胞などによる新しい精神疾患治療
に結びつく発見
 パーキンソン病、ハンチングトン病、ALS
の3つのコンソーシアム(NIH)
 2011年、Center for Reenerative
Medicine(NIH,2011、iPS細胞治療)。

2)ワクチンと医薬品の毒性と有効性
評価法
 NIHとDARPA、FDA 140M$を投入して
ヒトの生理学的反応を再現する
チップ開発。

3)祖国防衛
 DHSと米国立バイオテクノロジー
情報センターが、病原菌ゲノムの包括的な
データベース開発

4)FDAが蓄積している臨床試験と
前臨床試験データを活用し、新薬開発の
ドライバーにする。

5)バイオ燃料、バイオリファイナリーの
普及
 2025年に米国石油輸入を3分の1カット
するため、USDAとDOEは2011年4月から
3000万ドル、4年間の研究資金を投入、
昨年9月にはUSDAは1億3600万ドルの
産学官連携による地域のバイオ燃料生産・
供給システムの開発する資金を提供。

6)バイオ燃料生産の多様化
 化学合成独立栄養生物を使った新バイオ
燃料製造法開発プログラムElectrofuel
(2010年から、4500万ドル、13機関、
米Advanced Research Projects
Agency-Energy)

7)二酸化炭素から液体燃料へ変換
 植物工学による代替燃料製造プロジェクト
(PETRO、3000万ドル、ARPA-E)。
光合成の改善などを目指す。

8)エネルギー植物の改良
 USDA-DOE Plant Feedstock Genomics
for Bioenergy計画(1220万ドル、11年8月、
1220万ドル)。
 ゲノム解析情報に基づき、エネルギー植物
の生産性を改良する。

9)農業分野の雇用増大を目指す新農業研究
プログラム
 エネルギー生産のための農業研究を
振興、地域の雇用増進を図る。

10)有機農法技術の改善
 USDAは09年9月から1900万ドルを投入中。

11)製造技術のバイオによる革新
 Living Foundries Program(DARPA)、
軍事用途に生物学を応用した革新的な製造
プロセス開発に着手。
 現在デザイン可能な100バイオ以上も
複雑なシステムを製造可能に。

12)バイオ製造技術の開発
 新しいバイオ膜によるエネルギー生産や
細胞を再生医療のために基質に印刷する
などの革新的な製造方法をエネルギーと
医療分野で開発、雇用を創出する。

               以上


 この戦略は我が国のバイオにとっても
重要な羅針盤となるものだと判断しました。
 是非とも残りの連休でじっくり吟味
願います。

 中でも、米国食品医薬品局(FDA)の
今まで新薬の臨床試験や前臨床試験の
許認可で蓄積したデータを解析し、
企業のプライオリティを保護しながら
公開、活用して新薬開発の基盤とすべき
だという指摘は、各省庁が企業の知財や
個人情報保護などを体の良い言い訳にして、
情報共有を阻んでいる我が国とはえらい
違いです。

 今後の行政ではデータの共有と公開が
政府の効率性を向上、国民からの信頼確保
にも繋がることにそろそろ気づかなくては
なりません。

 いろいろ考えさせられる米国政府の
戦略でした。
---------------------------------------

こういう戦略を見ると、日本の政府は
一体何をやっているのかと思う。
うらやましい限りです。

米国はシェールガスなどエネルギーには
それほど不安を感じていないと思いきや
エネルギー生産関連の戦略がかなり
含まれていますね。

この前、藻を使って日本を産油国にするの
だという夢をもって開発に取り組んでいる
人の話を見ましたが、政府はどう考えて
いるのかな?
予算の投入はしているのでしょうか?
個人の努力だのみでしょうか?

戦略の無い企業も国もいずれ滅ぶ。

今の政治家の行動を見ていると
希望が持てなくなる。

>中でも、米国食品医薬品局(FDA)の
>今まで新薬の臨床試験や前臨床試験の
>許認可で蓄積したデータを解析し、
>企業のプライオリティを保護しながら
>公開、活用して新薬開発の基盤とすべき
>だという指摘は、各省庁が企業の知財や
>個人情報保護などを体の良い言い訳
>にして、情報共有を阻んでいる
>我が国とはえらい違いです。

言い訳だけはえらく旨い。
官僚答弁の素晴らしいこと。

でも、そんなことばかりしている間に
日本はガラパゴス化していくだけ。

本当に情けない。

日本の未来を憂いている人は沢山いる
はずなのに、

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(1)地球の中心“コア”への旅

(1)地球の中心“コア”への旅
サイエンスチャンネル

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
興味のある人はどうぞ、

足下の地球内部がどうなっているのか?
なかなか興味深いです。

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米国神経学会年次総会2012

米国神経学会年次総会2012
2012/5/1
blog:Neurology
興味を持った「神経内科」論文より

詳細は、リンクを参照して下さい。

興味深いです。
各自見てください。

こういう内容を公開してくれるのは
ありがたいと思う。

良いと思ったのは、
>運動(療法)は身体に良いことは自明
>だが,脳疾患,例えばパーキンソン病
>(PD)ではどうだろうかという問題を
>動物モデルを用いて示した発表
があったようです。
実際に効果があるようです。

こういうエビデンスの積み重ねが欲しい。

もちろん強力な治療法が見つかることが
ベストではあるのですが、完全な解など
ないのだと思っています。
なので、全方位の研究をして貰いたいと
思う。

治療法の研究だけが研究すべきものなの
だというのは行き過ぎだと思います。

こういう研究もあって良いと思いますが、
研究費の獲得に難しい面があるのかも
知れません。

その意味で学会をあげて研究費確保に
力を入れる必要がありますね。

日本は、こういう研究支援をする団体が
無いに等しいのは残念です。
寄付をするという文化がないからで
しょうか?

善意を持ったお金持ちは沢山いるはず
なのに、

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2012年5月 6日 (日)

弱風でも強力発電 小型風車を開発

弱風でも強力発電 小型風車を開発
2012年05月05日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 福島大学の島田邦雄教授(流体工学)
が、低風速でも効率よく発電できる新しい
タイプの小型風車を開発した。

 試作品では既存の風車と比べ、数倍の
出力が確認された。

 くるくると回転しながら落ちるカエデの
種にヒントを得たという。

 従来の羽根と比較すると大きく三つの
違いがある。

 一般に使われている風車の羽根は先細、
断面は流線形が多いが、新しく開発した
風車は羽根が扇のように広がり、全体の
厚さは均一だ。

 また、扇風機のような「ねじれ」を
施していない。

 そして、羽根を後ろに傾けて取り付け、
既存の風車のように風を真正面から
受けず、少し受け流す形状になっている。

 その実力だが、直径17センチの試作品
は風速4メートルで約0・1ワットを
出力。従来型の同じサイズの5~10倍に
達し、電池や携帯電話の充電などに利用
できる。

 直径80センチの試作品でも従来型の
3倍の出力が得られた。

 すでに国内で特許を申請しており、
8月に開かれる日本エネルギー学会で
発表する予定だ。
---------------------------------------

素晴らしいですね。
いろいろ出てきます。

この記事もそうですが、
トンボは風車、カタツムリは壁に
生物発の技術革新

自然界に学べということのようです。

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難病と診断された時、知っておくべき事:復習

突然難病だと診断された時、困って
しまいますよね。
私も突然で唖然としました。

そういう瞬間を経験する(した)人がかなり
いるはず。

ということで、私自身の復習も兼ねて整理
してみましたので参考にしてください。

私は脊髄小脳変性症と診断されました。
そのケースということで述べています。
考慮してください。

1.診断されたら、まずその病気について
知ること。

その場合参考になるのが難病情報センター
です。
このページは最近新しくなったようです。

病気の解説(130疾患):一般利用者向けと
医療従事者向けに分かれています、
各種制度・サービス概要、FAQ、
難病性疾患研究班情報など
良く整理されています。

例えば、医療従事者向けの脊髄小脳変性症
の項目を見ると、我が国における脊髄小脳
変性症の疫学としてグラフでどんな種類の
疾患ががどんな割合で存在するのかを概観
できます。以前はなかったと思います。

ただ、医療従事者向けですので、なんの
説明もなく、略号がでてくるのが難点
です。一般向けにもあって良い情報だと
思いますが、

なので少し補足しておきます。
グラフに出てくるAD-SCD、AR-SCDと
言うのは、
AD:常染色体優勢遺伝、
AR:常染色体劣性遺伝
のことです。

左側のグラフになりますが、
大きく分けて、非遺伝性のものと遺伝性
のものに分かれます。

すごくおおざっぱな言い方をすると、
約70%が非遺伝性(ここでは弧発生という
言い方)残りの約30%が遺伝性になります。

非遺伝性の中の約70%がMSA、約30%がMSA
以外のSCDです。

遺伝性のSCDではADのタイプが約30%、ARの
タイプが約2%、後はその他SCDのひとつに
分類されています。

遺伝性のSCDをグラフ化したものが右側の
グラフということになります。

またおおざっぱな言い方をすると、
約30%がSCA3:MJD(マシャド・ジョセフ病)、
約20%がSCA6、約10%がDRPLA、それぞれ
約2.5%がSCA1,SCA2
ここまで全てAD-SCDです。

その他が37.4%となっていますが、実は
最近発見されたSCA31(AD-SCD)が約13%位
含まれます。
後が本当のその他で、さらに沢山の種類の
SCAがその中に入ります。
その中には、AR-SCD、XR-SCAも含まれる
ことになります。(XR: X染色体劣性遺伝)
比率としては少ないですが、いろいろ
あるのです。

日本ではADのタイプがほとんどですが
現在判明しているタイプ全体で約90%と
なるとのこと。

従って、ほぼ遺伝診断可能なのですが、
確定診断を出せないケースがまれにある
はずです。
ご参考まで、

データは発表時期、機関で変わりますので
あまり細かく分類しても意味がないように
思います。
上記数値はSCD,MSA友の会ニュース記事より
入手したものです。

2.次に申請関連ですが、
 2.1自分の疾患が公費対象の特定疾患
であれば、特定疾患医療受給者症の申請を
して下さい。医療費の助成が受けられます。
担当医がよくご存じだと思いますので、
申請方法などはお聞きになってください。
申請先は各地域の保険所のはずです。

 2.2障害者手帳の取得
障害の程度によって申請してください。

担当医と相談して申請の判断をすると
良いと思います。

申請先は各地域の福祉窓口です。
サービスの内容も地域毎に異なります。

2級以上の認定を貰えれば、
医療費が無料になったり、かなり福祉の
恩恵を受けることができます。

障害者手帳発行の目的は障害者の為に
ということだと思います。
なので、判定は障害の程度のみが尺度に
なります。

ちなみに私は1種2級の認定を貰って
います。

 2.3介護保険の申請
障害者手帳とは全く別の申請です。
介護保険のサービスを受けることが出来る
のは、第1号被保険者(65歳以上)や、
理由にかかわらず介護を必要とされる
第2号被保険者(40~64歳)、
特定の疾病によって介護が必要な人が
該当します。

脊髄小脳変性症の人は40歳から受けること
が可能です。

申請は各地域の福祉窓口です。
サービスの内容も地域毎に異なります。

介護保険の目的は、障害者の為にという
より適用年齢からもわかるように、人が
年をとって自然に支援ないし、介護が必要
となるであろうという前提から設けられた
ものと思っています。

従って、判定は支援、ないし介護が必要
な状態かどうかが判定基準となります。

ただ、受けてみた感想としては、
ちょっとおかしいかな?
と感じる項目があるのは事実です。
全ての人達が関係するものですから
より良いものとしていって頂きたいと
思っています。

ちなみに、私は、要支援1の認定を貰い
ました。

それで、さっそく、家の中に、てすりを
1割負担で取り付けました。
あと、歩行器のレンタルを、
これも1割負担ですね。

福祉制度はせっかくあるのですから、
積極的に利用しましょう。

 2.4障害者年金の申請

これが一番大事でしたね。

 正直に白状しておきます。

 全くこのことに無頓着すぎました。

 結果、明らかな障害者なんですが、

認定不可でした。

 老齢年金受給者です。

 時既に遅し、でした。

 65歳到達以前でなければ駄目だと

思ってください。

 

 障害年金制度について調べて

ください。 必須です。

 本来取得出来る人が出来なく

なるケースが多いようです。

 無知でした。無知のままにして

おく行政も、医師もおかしいですが、

 無知は怖ろしいと実感しました。

3.難病関連の最新情報の入手

素人での情報入手は難しいと思います。

最新の情報が欲しくて、検索して見るの
ですが、何故か詳細な情報は有料且つ、
医師あるいは医療関係者でなければ入手
できません。

何故日本には、米国のPubMedのような
誰でも検索し、情報を取得できる
データベースがないのか? と思います。
(かならずしも無料のものばかりでは
ないようですが、)

それ以外にも米国には、
National Ataxia Foundationなどの大きな
団体があり情報の提供をしています。
うらやましいと思う。

ですが、情報が欲しい人は多いと思って
います。
ので、私が有用だと思っている情報元を
紹介します。
参考にしてみてください。

 3.1まず治験に関する情報
厚生労働省のページにもありますが、
下記が検索しやすいと思います。
製薬会社にて開発中の新薬
フリーワードから探すに「脊髄小脳変性症」
と入力してみてください。結果として
キッセイ薬品のKPS-0373経口剤が見つかる
はずです。これ一つしかみつからないのが
残念ですね。
依然として第II相のままです。
進捗状況をもっと公開して欲しい。
良いことも、悪いことも、隠さず、即時
公開するのが情報公開のあるべき姿
と思うのだが、

臨床研究(試験)情報検索
自由にキーワードを設定してくださいに
「脊髄小脳変性症」と入力してみて
ください。
それなりの結果が表示されます。

 3.2難病に関する情報
わかってくれば、自分で良いと思う
各大学、あるいは、研究機関の
プレスリリースを見るのが良いと
思います。

私の疾患は脊髄小脳変性症なので、
その疾患に限って言えば、群馬大学
東京医科歯科大学新潟大学が良い
ように思います。

研究機関では、理化科学研究所
科学技術振興機構でしょうか?

ただ、沢山の研究テーマがあるので
すごく希にしか自分に関係する研究成果
は出てきません。→ 当たり前

それと日々のニュースですね。
47ニュースが検索出来て良いと思います。
美容健康EXPOニュースも面白いかも?

以上思いついたものを紹介してみました。

何か良い情報ソースがあれば教えて
ください。

常に探しているのですが、なかなか良い
情報が見つからないのです。

好奇心はあるのでいろいろ載せてますが、

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2012年5月 4日 (金)

日本ガイシ、LEDの発光効率を2倍に高められるGaNウェハを開発

日本ガイシ、LEDの発光効率を2倍に
高められるGaNウェハを開発

2012/04/26 マイナビニュース

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 日本ガイシは4月25日、LEDの発光効率を
2倍に高められるGaNウェハを開発したと
発表した。

 開発品は、独自の単結晶育成技術である
液相成長法を用いており、ウェハ全面に
わたり低欠陥密度と無色透明の両立を実現
した。

 さらに、同ウェハ上にLED素子を作製し、
発光性能試験を実施した結果、
内部量子効率を約90%(注入電流200mA時)
まで高めることに成功したという。

 これにより、市販されるLED光源の2倍の
発光効率(200lm/W)を実現でき、消費電力
の50%削減や発熱の抑制による長寿命化、
照明器具の小型化が可能となる。
---------------------------------------

素晴らしい。

2倍と簡単に言うけれど、なかなかの
ものです。

日本ガイシはセラミックス製品とNAS電池
が有名ですが、LED素子とは以外ですね。

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産総研、カーボンナノホーンを利用した遺伝子発現制御技術を開発

産総研、カーボンナノホーンを利用した
遺伝子発現制御技術を開発

2012/04/24 マイナビニュース

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 産業技術総合研究所(産総研)は4月24日、
光によって容易に発熱できる
「カーボンナノホーン(CNH)」の
「光発熱特性」を利用して、生体内で
標的とする生理活性物質を生み出す新しい
遺伝子発現制御技術を開発したと発表した。

 成果は、産総研健康工学研究部門
ストレスシグナル研究グループの
都英次郎研究員、同ナノチューブ応用研究
センター及び京都大学大学院薬学研究科
による共同研究グループによるもの。

 研究の詳細な内容は、日本時間4月24日
付けで「米科学アカデミー紀要
(Proceedings of the National Academy
of Sciences USA: PNAS)」オンライン版
に掲載された。

 ほとんどの細胞は熱ショックに応答して
遺伝子発現のスイッチを活性化状態にする
遺伝子配列を持つことが知られている。

 また、この「熱ショック応答」性の
遺伝子配列にタンパク質やペプチドなど
の機能性分子に対応した遺伝子を結合
させれば、加熱により目的とする
機能性分子を産生可能だ。

 熱ショック応答とは、ほとんどの生物種
で通常活動する温度域を超えた高温
になると作動する細胞の応答機構のこと。

 高温にするとタンパク質は熱変性して
細胞に障害を与えるが、細胞はそれを
補修するタンパク質(熱ショックタンパク質)
を増産することで障害を回避しようとする。

 細胞のこの反応系に解析したい遺伝子を
組み込んでおくと、加熱によって
熱ショック反応を起こし、解析したい
遺伝子も同時に発現するためその機能を
調べることができるというわけだ。

 ナノ炭素材料の1つであるCNHは、
産総研ナノチューブ応用研究センター長や
名城大学大学院理工学研究科教授などを
兼任する飯島澄男博士らのグループ
によって1998年に発見されたカーボンナノ
チューブの1種である。

 今回開発した技術は、CNHの光発熱特性
によって生体内での生理活性物質の発現を
時間的・空間的に制御できるため、
例えば、がん細胞に絞ってレーザー光を
照射して、遺伝子を発現させることで、
無関係な細胞を傷つけることなくがん細胞
のみを殺すなど、既存の細胞療法技術の
性能を飛躍的に向上できる可能性がある
という。

 研究グループは、今後、この技術を応用
して、さまざまな細胞療法へと展開して
いきたいとしている。
---------------------------------------

ヒートショック蛋白は例の分子シャペロン
と関係が深いものです。

>CNHの光発熱特性によって生体内での
>生理活性物質の発現を時間的・空間的
>に制御できるため、例えば、
>がん細胞に絞ってレーザー光を照射
>して、遺伝子を発現させることで、
>無関係な細胞を傷つけることなく
>がん細胞のみを殺すなど、既存の
>細胞療法技術の性能を飛躍的に向上
>できる可能性があるという。
良さそうな感じですね。
期待したい。

もともと生体が持っている仕組みを
うまく利用しようというものですね。

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2012年5月 3日 (木)

ダイヤモンドLEDで光子を1個ずつ室温で電気的に発生させることに世界で初めて成功

ダイヤモンドLEDで光子を1個ずつ
室温で電気的に発生させることに
世界で初めて成功
~盗聴不可能な量子暗号通信に向けて
加速~

平成24年4月16日
科学技術振興機構(JST)
大阪大学基礎工学研究科
産業技術総合研究所

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 JST 課題達成型基礎研究の一環
として、大阪大学の水落 憲和 准教授と
産業技術総合研究所の山崎 聡 主幹研究員
らのグループは、人工ダイヤモンドを
用いて室温で電気的に単一光子を発生
させることに世界で初めて成功しました。

 近年、量子暗号通信注1)は理論上、
どのような技術でも盗聴できない究極の
通信技術として期待されており、世界的
にも多くの企業が研究開発を行っています。

 この実現には、情報を載せる光子の
1個1個を必要なときに簡易かつ確実に
発生させる単一光子源注2)が求められて
います。

 ところが、これまでの量子ドットや
有機分子を用いた単一光子源は、室温では
不安定でほとんど光らなくなるため、
極低温での冷却が不可欠でした。

 また、室温で単一光子を発生できても、
光励起のためのレーザーが必要なものしか
実現されておりません。

 つまり、エネルギーやコストの制約が
単一光子源の実用化・普及の課題と
なっていました。

 今回、ダイヤモンドを材料とし、そこに
埋め込まれている炭素原子の抜け穴と
窒素原子の複合体(NV中心・図1)が
室温でも安定に発光することに着目、
単一光子源として用いて、電流で動作
させることに挑戦しました。

 具体的には、高度な製造技術によって
高品質ダイヤモンドの薄い発光層を
n層とp層で挟み、発光層に電気が流せる
LED素子を作製しました。

 さらに、光子相関法注3)などの精密な
測定法により、単一光子源として世界で
初めて室温で電気的に動作していることを
実証しました(図2)。

 世界トップレベルの技術の融合により、
単一光子源で課題となっていた、極低温や
レーザーを使用する際の問題を克服し、
量子暗号通信の省エネルギー・低コスト化
への道が開かれました。

 今後、素子の集積化によって、システム
の高速化や効率化が進み、実証実験を経た
近い将来には、国家機密の通信や個人情報
に関わる秘匿通信などへの利用が期待
されます。

 さらにNV中心には優れたスピン注4)
の機能があります。
 これは本成果が量子暗号通信に
とどまらず、将来的には室温で電気的に
スピンや光を操作して演算や記録を行う
量子コンピューター注5)や量子計測
などで必要な素子の実現にも貢献する
可能性を示すものです。

 本研究成果は、2012年4月15日
(英国時間)発行の英国科学雑誌
「Nature Photonics」の
オンライン版で公開されます。
---------------------------------------

素晴らしい成果のようです。

>盗聴不可能な量子暗号通信に向けて加速
だそうです。

かつ、
>本成果が量子暗号通信にとどまらず、
>将来的には室温で電気的にスピンや光を
>操作して演算や記録を行う
>量子コンピューター注5)や量子計測
>などで必要な素子の実現にも貢献する
>可能性を示すものです。

世界初は良いのですが、実際の製品として
世界初を実現できると良いのですが、

日本の実情を見ていると素直に喜べない
ところがいまいちです。

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2011年 科学10大成果「ついに解明、光合成 最大のナゾ」

2011年 科学10大成果
「ついに解明、光合成 最大のナゾ」

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

この投稿のことですね。
大阪市立大など、光合成による
酸素発生のメカニズムを解明

2011年5月16日

確かに
「2011年科学10大発見」
…サイエンス誌

2011年12月28日
に入っています。

素晴らしい成果です。
初めの一歩ということになるのかな?

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2012年5月 2日 (水)

クロマチン制御因子TRIM28は、T細胞性自己免疫疾患を抑制する

クロマチン制御因子TRIM28は、T細胞性
自己免疫疾患を抑制する

2012年4月30日 京都大学 お知らせ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 本庶佑 医学研究科免疫ゲノム医学講座
特定教授、竹馬(ちくま)俊介 同特定助教
らの研究成果が、科学誌
「Nature Immunology」に掲載されました。


研究の背景
 T細胞(Tリンパ球)による免疫は、
ウイルス感染細胞やガン細胞を直接破壊
する、もっとも強力な生体防御システム
であるが、この過剰な活性化はリウマチや
自己免疫性甲状腺炎、I型糖尿病といった
深刻な自己免疫疾患の原因でもあり、
その制御機構は世界中で精力的に研究
されている。

 すべてのT細胞は、病原体と出あうまで
自己組織と反応し、ここから弱いシグナル
を受け取って生存しているため、
いつも自己組織に対して活性化する危険性
を持っている。

 T細胞が、自己に対し間違って活性化した
際には、PD-1やCTLA-4といった
抑制レセプターが発現し、自己免疫疾患が
回避されることがわかっているが、
そもそもなぜ、大部分のT細胞が、健康な
体内で抑制状態にあるのかは明らかに
なっていない。

 病原体に出会ったT細胞の強い活性化
には、ダイナミックな遺伝子発現の変化が
ともなうことがわかっているが、自己と
「弱く」反応したT細胞の活性化を抑制し、
抑制状態を保つ分子や、そのメカニズムは
わかっていない点が多い。

研究の成果
 TRIM28(Tripartite motif protein 28)
は、ヒストンメチル化酵素や、
ヘテロクロマチンタンパクとの会合を
介して、多くの遺伝子調節を行う
クロマチン凝集因子であり、今までに、
個体の初期発生やES細胞の万能性維持に
重要であることが報告されている。

 本研究グループは、TRIM28の機能発現に
必須であると考えられるSer473残基が、
生体内で起こるT細胞の生存シグナル
によってリン酸化修飾を受けていること
を見出し、TRIM28による遺伝子発現制御が、
T細胞を調節すると考えた。

 これを検証するため、T細胞のみで
TRIM28分子を発現できないマウスを作製
した。

 このマウスを、病原体が存在しない
きれいな環境で飼育すると、自然に
T細胞が、自分自身の臓器(肝臓、腎臓、
唾液腺、肺など)を攻撃し、早期に死亡
することがわかった。

 その後の解析で、TRIM28欠損マウス
由来のT細胞は、自己組織に対して
炎症性サイトカインであるIL-17を放出
する炎症細胞へと自然に分化していること
がわかった。

 TRIM28をもたないT細胞では、免疫の
恒常性維持に大事と考えられる
各種サイトカインの調節不全が起こり、
体内で炎症細胞への自然分化を起こし、
結果として全身性の自己免疫病を起こす
ことがわかった。

 以上の結果より、TRIM28が、T細胞の
恒常性維持、および自己反応性T細胞の
分化抑制に重要な分子であることが
わかった。

今後の展開
 これまでの実験で、TRIM28をもたない
T細胞は、正常細胞にもはたらきかけて、
炎症細胞への分化を起こさせるということ
を見つけている。

 本研究の次のステップとしては、
この炎症促進メカニズムをつきとめる
ことを目標としている。

 また、実際の自己免疫疾患で、
TRIM28による遺伝子調節機構が破たん
したと考えられる、有害なT細胞を
同定することを目指している。

 これが成功すれば、患者の体内で、
特定のT細胞を除去することによって
炎症の軽快を図るという、従来にない
画期的な治療法の開発につながる可能性
がある。
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良さそうです。

>実際の自己免疫疾患で、TRIM28による
>遺伝子調節機構が破たんしたと考え
>られる、有害なT細胞を同定することを
>目指している。

>これが成功すれば、患者の体内で、
>特定のT細胞を除去することによって
>炎症の軽快を図るという、従来にない
>画期的な治療法の開発につながる
>可能性がある。
期待したい。

有害なT細胞を同定できたら素晴らしい。

この中にTh17細胞の一部も入っている
のかな?

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燃料電池電極触媒活性15倍向上:金属ナノ粒子可溶化技術の開発に成功

燃料電池電極触媒活性15倍向上:
金属ナノ粒子可溶化技術の開発に成功

2012.04.23
独立行政法人
物質・材料研究機構プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 新開発の金属ナノ粒子可溶化技術に
よって、燃料電池電極材料の触媒活性を
15倍高めることに成功した。

 電極触媒活性の大幅向上により、
燃料電池材料におけるレアメタル消費量の
削減に道が開かれた。

 本研究成果は、英国王立化学会誌
Chemical Communicationsオンライン版
(3月9日号)に掲載された。
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良いですね。

燃料電池はこれからますます重要性を
増すものと思われますので、期待したい。

発表内容があまりに薄いので、どの種類の
燃料電池の電極材料に関係するものなのか
わからないのでなんとも言えません。

せっかく報道するのだから、どの程度
影響のあるものなのか位は発表内容に
加えて欲しいですね。

全ての燃料電池の電極材料に関係する
ものならば、素晴らしい成果だと思う。

関連記事です。
NIMS、燃料電池電極の触媒活性を
通常の白金の15倍にする新技術を開発

これを見るとかなりの燃料電池に
関係するようです。

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脳外傷後の急性脳腫脹の機序解明と治療薬開発

脳外傷後の急性脳腫脹の機序解明と
治療薬開発

平成24年4月17日
岡山大学PRESS RELEASE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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【背景】
 脳外傷は、交通事故や転落事故を最大の
原因とし、脳外科臨床あるいは救急医療
において頻繁に経験される病態の一つです。

 高齢化の進行するわが国において、事故
の犠牲となられる高齢者の割合も多く、
また一方、脳外傷を含む不慮の事故は
若年層の死因の上位を占めています。

 脳外傷では、受傷部位を中心として脳の
腫れが形成されます。
 その程度が重篤であれば、脳ヘルニアの
状態となり生命予後に直接影響します。

 しかし、脳外傷によって生じる脳腫脹と、
随伴する神経障害に対しエビデンスのある
有効な治療法は現在存在しません。

 脳外傷はまた、神経後遺症を高頻度に
生じ、性格変化、高次脳機能障害、
認知機能障害、運動・知覚機能障害など、
患者さん本人ならびに家族に種々の負担を
負わせることも稀ではありません。

【研究内容】
 今回の研究では、ラットを用いて脳外傷
のモデルを作製しました。
 このモデルラットでは、受傷局所において
神経細胞の核内にある HMGB1 と呼ばれる
蛋白質が細胞外に放出されることがわかり
ました。

 そこで、西堀らが脳の血液―脳関門を護る
働きがあることをすでに突き止めている
抗HMGB1 単クローン抗体を受傷後投与した
ところ、脳の腫れと脳血管の透過性亢進を
80%以上抑制することができました。
 同時にラットの麻痺側患肢の運動も、
著明に改善されました。

 脳外傷時には、脳内炎症が同時に発生
しますが、炎症反応に関係する分子の
遺伝子発現も抗 HMGB1 抗体の投与で強く
抑制されました。

 抗体治療は、受傷後 3 時間で投与
しても 50%以上脳の腫れを抑制できた
ので、実際の臨床現場での使用に可能性を
開くと考えられます。
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>脳外傷によって生じる脳腫脹と、
>随伴する神経障害に対しエビデンス
>のある有効な治療法は現在存在
>しません。
なかなか救急の現場は厳しそうです。

>実際の臨床現場での使用に可能性を
>開くと考えられます。
大いに期待したい。

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2012年5月 1日 (火)

急性腎不全:発症にかかわるたんぱく質を発見

急性腎不全:発症にかかわるたんぱく質を
発見

毎日新聞 2012年04月29日

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 急性腎不全の発症にかかわるたんぱく質
を、米ハーバード大の根来(ねごろ)秀行・
客員教授(内科学)らのチームが発見し、
米科学アカデミー紀要に発表した。

 急性腎不全の死亡率は約5割と高いが、
人工透析などの対症療法しかない。

 このたんぱく質の働きを抑える薬を開発
すれば、新たな治療につながると期待
できる。

 急性腎不全は、ろ過した尿の元から
水分やブドウ糖などを再吸収する腎臓の
組織「尿細管」にある細胞同士の結合が
血栓などがきっかけとなって壊され、発症
することが知られている。

 だが、何が細胞をばらばらにさせている
のかが不明で、新薬開発の妨げとなって
いた。

 チームは、細胞表面にあって、細胞外
からの信号を内部に伝えるスイッチ役の
たんぱく質「Gα12」に着目。

 このたんぱく質が働くと、細胞同士の
結合が壊れることを突き止めた。

 また、このたんぱく質の働きがいつも
活発なマウスを人工的に作成。
 より細胞同士がばらばらになって、
腎臓の機能が落ちていた。

 根来さんは「このたんぱく質の働きを
抑え、急性腎不全を防ぐ創薬を目指したい」
と話す。【河内敏康】
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素晴らしい発見です。
>「このたんぱく質の働きを抑え、
>急性腎不全を防ぐ創薬を目指したい」
期待したい。

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核燃料再処理/立ち止まり、検証すべき時だ

核燃料再処理/立ち止まり、検証すべき
時だ

2012年04月25日 河北新報社社説より

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 単純比較では原発も再処理もやめる方が
コストは少なくて済むという結果に
なった。

 コストの比較をするまでもなく、今後の
原子力を考えるためには再処理の検証が
不可欠になっている。

 青森県六ケ所村にある再処理工場の役割
は、使用済み核燃料を化学的に処理して
プルトニウムを取り出すことだ。
 新たな核燃料として利用できるため
だが、その道は既にかなり閉ざされて
いる。

 プルトニウムは本来なら高速増殖炉の
燃料だが、原型炉「もんじゅ」
(福井県敦賀市)は停止したまま。
 高速炉がいつ実現できるのか、
全く見通しが立たないのが今の姿だ。

 高速炉開発が進まない中、現在の原発で
プルトニウムとウランを混ぜて使う
「プルサーマル発電」が採用された。

 事故を起こした福島第1原発3号機
でも、おととしからプルサーマルが
始まっていた。

 だが、全国の原発がいつ再稼働できる
のか分からない状況では、プルサーマルも
もはや風前のともしびだ。

 国と電力各社は使用済み燃料を全て
再処理するつもりだが、技術的な難しさ
によって六ケ所村の再処理工場は
いまだに本格操業に至っていない。

 技術面でもプルトニウム利用の面でも、
再処理は行き詰まっている。

 再処理しないなら、残るのは直接処分
しかない。

 そのまま地中に埋めてしまうかのような
印象を与えるが、実際には相当の年月、
燃料棒のまま貯蔵プールで冷却した後、
地層処分を検討することになるだろう。

 もちろん高い放射能を持つ廃棄物で
あり、貯蔵や移動には細心の注意が必要
になる。

 いつどんな形で地層処分できるのかも
全く分からないが、液体の高レベル
放射性廃棄物が出ないだけでもメリットは
大きい。

 再処理ではまず、燃料棒をばらばらに
切断して溶かす。
 そこからプルトニウムを分離するが、
さまざまな放射性物質が溶け込んだ
高レベル廃液が残ってしまう。
その最終処分が厄介な問題になる。

 国と電力会社は再処理路線をひた走って
きたが、直接処分も議論すべき時期だ。

 原子力発電に伴う放射性廃棄物の処分
には、長期的に膨大なコストを支払わざる
を得ない。

 直接処分も大変な困難が伴うが、
検討する価値は十分にある。
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政府は無責任きわまりない。

ウランは有限資源なのです。

いつまで高速増殖炉の開発に税金を投入
すれば気が済むのでしょう?

現在の高速増殖炉もんじゅの冷却は
金属ナトリウムです。
冷却がとまってしまったからと言って
水などかけられませんよ。
発火してしまいます。
どうやって熱暴走を防ぐのでしょうか?
危険きわまりない原子炉です。

しかも実用炉実現の見通しは全く立って
いない。

このままでは高速増殖炉の実現と
ウランの枯渇のどちらが先か?
ということになりませんか?

しかも再処理すらうまく出来ないで
他国に頼っている。

再処理すれば、余計な廃棄物すら発生
する。(高レベル廃液が残ってしまう)

再処理で再活用できるのはたったの1割。

経済優先と言うのなら、なんでこんな
非効率なことをするのか?

発生した放射性廃棄物の処理量が増えま
せんか?

しかも肝心な最終処分場の見通しが全く
ない。どう処分するつもりなのか?

これを無責任と言わずしてなんと言えば
良いのでしょう?

「核燃料再処理/立ち止まり、検証すべき
時だ」
全く同感です。検証してください。

過渡的な電源として利用ざるを得ない
と言う判断で原子炉を止められないのなら、
せめて、直ちに再処理は止めてウランの
直接利用とすべきだと考えます。

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グーグルなど13社を訴えた国産ベンチャー驚異の実力

グーグルなど13社を訴えた
国産ベンチャー驚異の実力

2012年4月16日 週間ダイヤモンド

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 2011年4月、米国テキサス州で、特許侵害
に関するある大きな訴訟が起こされた。

 訴えられたのは、グーグルやヤフー、
AOL、AT&T、そして
アカマイ・テクノロジーズなど、
検索サービス大手からインターネット接続
事業者、コンテンツ配信企業に至るまでの
13社だ。

 こうした世界のIT産業をリードする
企業を訴えたのは、実は日本企業。
 しかも、社員わずか8人のイーパーセル
というベンチャー企業だ。

 無名のベンチャーが世界のトップ企業に
訴訟を起こすとは、「なんと無謀な」と
一笑に付す向きも多いかもしれない。

 しかし、6月から本格的な訴訟手続きに
入ると、8月には早速“白旗”を揚げる
企業が現れる。

 携帯端末「ブラックベリー」を製造する
リサーチ・イン・モーション(RIM)
だった。

 イーパーセルはRIMと特許ライセンス
契約を結び和解し、事実上の“勝利”を
収めたのである。

 その後も立て続けに3社と和解、
ライセンス契約を結んでいる。
 他の企業とも現在争ってはいるが、
いずれも勝てる公算が大きそうだ。

 日本のベンチャーが世界の大手企業に
特許侵害で勝つ例はなきに等しい。
 なぜ、このベンチャーは勝つことが
できるのであろうか。

 イーパーセルの事業は、容量の大きな
データを企業向けに配送するサービスで、
いわば「電子宅配便」とも呼べるものだ。

 もともと1996年の創業時に、ネットの
爆発的な普及で電子取引の時代が到来する
ことを予感し、物流最大手のフェデックス
の配送の仕組みを研究、電子宅配便の構想
をぶち上げていた。

 同時に、世界プログラミング
オリンピックのチャンピオンや、
数学オリンピックの選手権参加者ら
世界14ヵ国の最高峰の頭脳をかき集めた。

 すべては、通信経路がいかなる環境に
あっても、「荷主」から「荷受人」まで
「荷物」が安全かつ確実に届くよう特化
させた、電子配送専用の通信プロトコルを
開発するため。
 要した時間はなんと1年足らずという
短さだった。

 仕上げは、98年から2001年にかけて
米国特許11件を次々と取得したことで
あった。

 まさに世界は血みどろの争い。
 そうした中、日本企業の特許に対する
意識は極めて希薄だ。
 このような状況に挑んだイーパーセルの
狙いは、和解で得られる数千万円の
特許ライセンス料ではない。

 北野譲治社長は「そもそも経営は安定
しており、ライセンス料を得ても訴訟や
弁護士の費用を差し引けばもうけは
ほとんどない。
 それよりも、自社の『知的資産』を
積極的に活用するための経営戦略である」
と言う。

 ベンチャー故に金融資産が少ない分、
訴訟などを通じてこうした知的資産を
世界に認めさせることで、ブランド価値を
高めていくというわけだ。

 イーパーセルは今後、訴訟対象を26社に
まで広げていくつもりだ。

 北野社長は「日本にも世界に誇れる技術
があることを知っていただきたい。
 近い将来、時価総額世界1位のアップル
にも、わが社の特許技術を提供したい」と
意気込んでいる。

 イーパーセルの投じた一石は、特許侵害
訴訟という枠には収まらず、大きな波紋
となって広がりそうである。
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すごいですね。

先見性と実行力が素晴らしい。

>電子宅配便の構想をぶち上げると同時に
>世界プログラミングオリンピックの
>チャンピオンや、数学オリンピックの
>選手権参加者ら世界14ヵ国の最高峰の
>頭脳をかき集めた。

将来性があるのかないのか?
良くわからないベンチャー企業に
入社しようとする人がいたことが
驚きです。

世界プログラミングオリンピックの
チャンピオンとか数学オリンピックの
選手権参加者ら世界14ヵ国の最高峰の
頭脳ならば引く手あまたであったと
思うのだが?

社長の説得力が素晴らしかった
のでしょう。

イーパーセルの将来に期待したい。

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