« 中部電力ら、従来のイットリウム系の倍の強度の超電導コイルを開発 | トップページ | 全固体型ナトリウム蓄電池の室温作動に世界で初めて成功 »

2012年5月23日 (水)

すばる望遠鏡、可視光波長での本格的な補償光学観測に成功して性能2.5倍に

すばる望遠鏡、可視光波長での本格的な
補償光学観測に成功して性能2.5倍に

2012/05/17 マイナビニュース

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 東京大学数物連携宇宙研究機構、
愛媛大学、国立天文台は、京都大学などと
共に研究開発してきた「京都三次元分光器
第2号機」と「188素子補償光学装置」を
接続することで(画像1)、これまで実現して
いなかった可視光波長での本格的な
補償光学観測に初めて成功し、補償光学が
ない場合と比べて空間解像度が最大2.5倍
改善されたと発表した。

 地球の大気を通して宇宙を観る
天体望遠鏡は、大気の揺らぎのため、
これまでは望遠鏡が本来持つ空間解像力を
十分には活かせていなかった。

 大気の乱れによる影響をリアルタイムで
補正し、本来の空間解像度を達成する技術
が「補償光学」だ。

 すばる望遠鏡を初めとする世界中の
大型地上望遠鏡には補償光学装置が備え
られており、科学的成果を多く生み出して
いる。

 しかし、補償光学を利用できる観測装置
はもっぱら赤外線波長の観測装置に
限られており、可視光波長では利用できな
かったという問題があった。

 波長の短い可視光波長では、細かい長さ
のスケールでなおかつ短い時間間隔で
大気揺らぎを補正する必要がある。

 つまり、補償光学装置の性能が同じで
あっても、波長が長い赤外線の方が
補償光学の効果を得られやすく、
空間解像度が上がりやすいというわけだ。

 そのため、補償光学装置に接続した
本格的な可視光観測装置はこれまで実現
できておらず、補償光学の効いた高い
空間解像度の観測を行うことができて
いなかったのである。

 今回、京都三次元分光器第2号機と
188素子補償光学装置の接続が完了した
ことにより、可視光波長で面分光観測を
高解像度で行うことが可能になった。

 「これらの装置の組み合わせで観測を
行うことで、特に近傍銀河の詳細な構造
や遠方銀河の構造形成のさらなる解明に
向けて研究を進めたい」と研究開発チーム
は意気込みを語っている。
---------------------------------------

おめでとうございます。
地道な努力の成果ですね。

今後の成果に期待します。

|

« 中部電力ら、従来のイットリウム系の倍の強度の超電導コイルを開発 | トップページ | 全固体型ナトリウム蓄電池の室温作動に世界で初めて成功 »

科学関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/54781338

この記事へのトラックバック一覧です: すばる望遠鏡、可視光波長での本格的な補償光学観測に成功して性能2.5倍に:

« 中部電力ら、従来のイットリウム系の倍の強度の超電導コイルを開発 | トップページ | 全固体型ナトリウム蓄電池の室温作動に世界で初めて成功 »