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2012年4月10日 (火)

京大、分子のものさしがRNAの長さを測る事で違う細胞に仕分けることを発見

京大、分子のものさしがRNAの長さを測る
事で違う細胞に仕分けることを発見

2012/03/30 マイナビニュース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 バクテリアでは転写と翻訳の場所は同じ
だが、ヒトのような真核生物、つまり核を
持っている生物では、転写と翻訳が違う
区画で行われるため、転写の場所である
核から翻訳の場所である細胞質へとmRNAを
輸送する必要がある。

 タンパク質の情報をコードするmRNA以外
にも、実はRNAには色々な種類があり、
それらのRNAにはタンパク質の情報を担う
以外の様々な機能を有するものが多々有り、
これらのRNAは核の中でそれぞれ違うセット
のタンパク質因子群と結合し、それぞれの
細胞質へと輸送される。

 今回、研究グループでは、様々な実験を
行い、細胞がRNAを長さに応じて分類する
メカニズムの解明に挑んだ。

 その結果、RNAポリメラーゼ(II型)による
転写開始直後、染色体DNAから新生RNAの
末端が現れ始めると、そこにキャップ構造
という特殊な構造(図2の黄色い○)が
付加され、キャップ構造結合因子CBCが結合
することを発見した。

 また、この時点では、このRNAが将来
mRNAになるのかU snRNAになるのか細胞には
わからないが、転写がさらに進み、
新生RNAの長さが200~300塩基長より長く
なると、hnRNP CというRNA結合タンパク質
の四量体が安定に結合できるようになり、
そのような転写物はmRNA前駆体であると
分類され、同時にU snRNA輸送因子である
PHAXのその転写物への結合が阻害される。

 逆に、RNAの長さが200~300塩基長より
短いまま転写が終了した場合、 hnRNP Cの
四量体が安定に結合できず、そのような
転写物はU snRNA前駆体であると分類され、
PHAXをはじめU snRNA輸送因子群がRNA上に
集合するといったhnRNP Cの四量体が
「分子のものさし」となってRNAの長さを
測り、RNAを長さに応じて仕分けすることを
確認したという。
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生物は、良く出来ていますね~
興味深い。

このことがわかったからと言って
直ちに新薬の開発に結びつく訳では
ないんですけどね。

科学者の好奇心なのかな?
でも、その積み重ねが思っても見なかった
進展を生むのです。

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