« 群馬大学神経生理 Homeから紹介(その2) | トップページ | 九大など、神経障害性疼痛が引き起こされる仕組みを解明 »

2012年4月 9日 (月)

ミッシングピースを埋める植物ウイルス耐性機構─ 作物化の過程で捨てられてきた広域抵抗性 ─

ミッシングピースを埋める植物ウイルス
耐性機構
─ 作物化の過程で捨てられてきた
広域抵抗性 ─

2012/02/06
東京大学 農学生命科学研究科
プレスリリース

ちょっと古い情報になりますが、
詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 植物に多く含まれるタンパク質の一種
レクチン」は、ヒトや動物の免疫活性化
や癌細胞増殖抑制の働きがあることで
知られていますが、植物自身における役割
はわかっていませんでした。

 今回、私達はジャガイモやトマトなど
重要作物に大きな被害を与える数多くの
植物ウイルスに対する強力な抵抗性遺伝子
「JAX1」を発見しました。

 この遺伝子が無いため抵抗性を持たない
植物に発現させたところ、ジャガイモや
トマトなど農作物や花卉に感染し世界的に
甚大な被害を与えている
ジャガイモXウイルスなど、農業上重要な
40種類以上のウイルスからなる
植物ウイルスグループ
「ポテックスウイルスグループ」の
ウイルスに対して強力な広域抵抗性を示す
ことを確認しました。

 「JAX1」は高級果実として知られる
「ジャックフルーツ」の主要成分である
レクチンの一種「ジャカリン」(注1)に
似たタンパク質であることからJAX1と
名付けました。

 今回の成果により、植物における
レクチンの役割が初めて明らかに
なりました。

 私たち人類は作物の栽培化の過程で
ひたすら品質に着目する余り、この強力な
広域抵抗性遺伝子を捨て去ってきたのかも
知れません。

 この遺伝子を、遺伝子組換えだけでなく、
交配により導入することにより、
耐病性植物を開発出来るほか、ヒトに感染
するウイルス特効薬開発につながることも
期待されます。
---------------------------------------

>私たち人類は作物の栽培化の過程で
>ひたすら品質に着目する余り、この強力
>な広域抵抗性遺伝子を捨て去ってきたの
>かも知れません。
そうですね。

遺伝子組み換え作物はいろいろ出て来て
いますが、この遺伝子は見過ごされてきた
のかな?

他にも数多くの植物ウイルスに対する強力
な抵抗性遺伝子が隠れている可能性は
十分あると思います。

要は、知らないことが沢山あるわけで、
謙虚に調べることが必要ですね。

必要なものを捨て去ることの無いように。

|

« 群馬大学神経生理 Homeから紹介(その2) | トップページ | 九大など、神経障害性疼痛が引き起こされる仕組みを解明 »

科学関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/54428546

この記事へのトラックバック一覧です: ミッシングピースを埋める植物ウイルス耐性機構─ 作物化の過程で捨てられてきた広域抵抗性 ─:

« 群馬大学神経生理 Homeから紹介(その2) | トップページ | 九大など、神経障害性疼痛が引き起こされる仕組みを解明 »