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2012年4月20日 (金)

「微生物カプセル」でレアメタル回収

「微生物カプセル」でレアメタル回収
インジウムや白金…工業排水が「資源」
になる

2011年11月22日 日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。
また、ちょっと古い情報ですが、
ご紹介。

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 「微生物を閉じ込めたカプセルを
工業排水の中に1日入れて置いておくだけ
で、排水中に溶けているレアメタルを簡単
に回収できる。

 しかも、排水のpH(水素イオン濃度指数)
を制御すれば、回収したいレアメタルだけ
を選択的に取ることができる」

 こう語るのは、森下仁丹の
“ミスターカプセル”こと、研究開発本部
・カプセル開発部の釜口良誠主幹である。

 釜口氏は入社以来、約30年にわたり、
カプセルの研究開発に携わってきた。

 森下仁丹と言えば、その名の通り、
「銀粒仁丹」で一世を風靡した1893年創業
の老舗企業である。

 その森下仁丹が、大阪府立大学の
小西康裕教授らと共同で、レアメタル回収
カプセルを開発した。

 現在、2013年の実用化を目指し、事業を
推進中だ。

 2011年3月には、新エネルギー・産業技術
総合開発機構(NEDO)の「希少金属代替・
削減技術実用化開発助成事業」にも採択
されている。

-------

 回収したレアメタルはバイオカプセル
ごと焼却し、インゴット(鋳塊)として
取り出す。

 2013年の実用化に向けた現在の課題は
3つである。

 レアメタルの回収スピードのさらなる
向上、回収能力の最大化、そして、
回収プロセスの開発である。

 「合成高分子には、まだまだ改良の余地
があると考えている。

 金属イオンだけがよく透過するような
網目構造にしていくと同時に、金属イオン
が積極的に入っていくような材料を新たに
見つける必要もあるだろう」
と田川氏は語る。
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森下仁丹とは以外ですね。
>このままでは、企業の存続が危ぶまれる
>という中、同社が取った戦略は、銀粒で
>培ったコーティング技術をシームレス
>カプセル技術に進化させ、それを
>健康食品や医薬品に応用すること
>だった。
>また、2008年には、ちょうど工業用途
>という新たな分野への展開も画策して
>いた。そういった中、出会ったのが、
>小西教授の微生物発見のニュースだった
>のだ。そして、レアメタル回収カプセル
>の開発を皮切りに工業用途分野への
>第一歩を踏み出したのである。
なるほど。

2013年の実用化が目標らしいですから
来年ですね。あと少し。

ホントに微生物いろいろ役に立ちます。

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