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2012年4月28日 (土)

腸内環境のアンバランスが全身の免疫系を過剰に活性化

腸内環境のアンバランスが全身の
免疫系を過剰に活性化

平成24年4月27日 理化学研究所

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 「腸内環境を整えることが健康にいい」
ということが理解され、腸内細菌への関心
が高まっています。

 善玉菌、悪玉菌という言葉もすっかり
定着してきました。
 腸内細菌は腸の免疫システムを活性化
して私たちの健康を保っています。

 では、腸内細菌と全身の免疫システムの
関係はどうなっているのでしょうか。

 理研の粘膜免疫研究チームは、「PD-1」
という免疫の力を抑える働きがある受容体
に着目しました。

 PD-1を持たないマウスは免疫反応が
暴走して自己免疫疾患を発症します。

 しかし一方で、このマウスの腸内細菌
を取り除くと自己免疫疾患を発症しない
ことが知られています。

 研究チームは、PD-1を欠損させたマウス
を使って、腸内細菌のバランスに影響を
与えるIgA抗体(免疫グロブリンA)という
タンパク質や、腸内細菌の様子を調べ
ました。

 その結果、 PD-1欠損マウスでは、
B細胞を活性化させるヘルパーT細胞が3倍に
増加して、 IgA抗体を生むB細胞を正しく
選択できなくなり、腸内細菌との結合力が
弱いIgAができてしまうことが分かり
ました。これにより腸内細菌のバランスが
変化して、善玉菌のビフィズス菌は
ほぼなくなり、悪玉菌の
エンテロバクター菌が400倍に増えて
いました。さらに、炎症を誘導する
ヘルパーT細胞が4倍に増加し、通常は腸管
だけにある腸内細菌に対する抗体が血液中
からも検出されました。

 このことは、腸内環境がバランスを
崩すと全身の免疫系をも過剰に活性化
させることを意味し、自己免疫疾患の
病態を悪化させる可能性を示します。

 腸内環境が全身の免疫系へ及ぼす影響の
詳細がさらに解明されると、自己免疫疾患
の有効な治療法の開発につながることが
期待されます。

報道発表資料へ

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腸内環境を整えることは健康に良い。

よく言われていますが、詳細が解明されて
いるわけでは無いようです。

腸内環境が全身の免疫系へ及ぼす影響の
詳細がさらに解明されるよう期待して
います。

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