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2012年4月 5日 (木)

原子核の「歪(いびつ)な変形」の謎を解明

原子核の「歪(いびつ)な変形」の謎を解明
2012/3/30
東京大学プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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発表のポイント
 原子核の形には球と楕円がある。
 楕円の場合の多くは、断面をうまく切る
と円になる「端正な変形」である。
 一方、どう切っても円にならない
(つまり楕円になる)「歪(いびつ)な
変形」のものもあるが、その発現機構は
数十年来の謎であった。この謎を解明した。

 有馬朗人とヤケロ(F. Iachello)によって
提案された「相互作用するボソン模型」
(注1)は、原子核の形に関する模型で
あり、その現象論的説明に大きな成功を
収めた。

 しかし、原子核を構成する陽子や中性子
から出発したミクロな描像との関係は
部分的にしか解明されてなかった
(OAI写像法(注2))。

 最近の東京大学での研究によって、
この関係を確立させて同模型に基礎を
与えた一連の成果の一つとして
「歪な変形」の謎が解け、その描像が
明らかになった。


発表概要
 原子核の表面の変形は多数の陽子や
中性子が関与する集団運動によって
起こる。

 それは原子核物理学における最も
基本的な課題の一つであり、また物の形は
量子物理学全般に共通の重要な学術的意味
を持つ。

 原子核の変形には、上に述べたように、
端正な変形と歪な変形があり、図1に
図解されている。

 原子核の「歪な」変形には、50年ほど
前に提案された二つの模型があるが、
どちらも実験データを説明できず、
その姿は数十年来の謎であった。

 事情は「相互作用するボソン模型」も
同じで、説明できないデータが多々
あった。

 本研究では、歪な変形が起こる
ミクロなメカニズムを明らかにし、
それによる「相互作用するボソン模型」
の修正を示し、得られた理論結果の
実験的検証を示した。

 本研究成果はフィジカルレビュー
レターズ誌に掲載される。
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原子核の形については考えたことが
なかったので、私にとっては、なかなか
興味深い話です。

>本研究では、ボソン3体力を陽子や
>中性子に働く力からミクロに導くこと
>に成功し、その3体力の強さを計算し、
>その結果は実験事実を説明すること
>までも示した。
>「歪な変形」をした原子核は、従来
>知られてきた模型のいずれを用いても
>うまく記述できなかったが、
>初めて明確で実験データにも合致する
>記述ができた。
>しかもこのことは普遍的なものである
>ということも明らかになった。
と言ってますが、
難しいので理解することができない。
のが残念です。

わからないことが沢山ある。
だから、科学は面白い。

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