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2012年4月17日 (火)

発熱で免疫細胞が活発化する仕組みを解明

発熱で免疫細胞が活発化する仕組みを解明
2012年4月11日 Science Portal

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 病気になったときに発熱するのは、
私たち自身が病気と戦う力を増強するため
かもしれない。

 そうした免疫のメカニズムを裏付ける
分子レベルでの研究結果を、自然科学研究
機構生理学研究所・岡崎統合バイオ
サイエンスセンターの加塩麻紀子研究員と
富永真琴教授らのグループが、米国科学
アカデミー紀要(PNAS)オンライン版
(9日付)に発表した。

 グループの研究は、体内に入った病原体
や異物を食べる免疫細胞の
「マクロファージ」が産出する活性酸素
(過酸化水素の一種)と、その細胞膜に存在
する陽イオン透過チャネル「TRPM2」の
働きの関係を、温度反応性の面から解明
したものだ。

 TRPM2が体温近く(約37℃)で活性化する
“細胞の温度センサー”としての働きを
もつことは、富永教授らが2006年に明らか
にしている。

 今回のマウスの培養細胞による実験で、
TRPM2は過酸化水素が存在しない状態では
48℃付近の高い温度でしか反応せず、
過酸化水素があると体温の平熱域(約37℃)
でも活性化するようになることをつかんだ。

 さらにマクロファージは、過酸化水素が
あると、平熱域よりも発熱域(約38℃)で
強く反応することが分かった。

 TRPM2をなくしたマクロファージでは、
平熱域と発熱域で変化はなかった。

 富永教授によると、過酸化水素の作用は
TRPM2に対する酸化反応で、過酸化水素が
TRPM2の働きを調節する「スイッチ」の
役割をしている。

 今回の実験では、TRPM2に作用する部位も
特定された。

 マクロファージの働きを調節する新たな
薬剤開発や治療戦略を提供できる可能性が
出てきたという。
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>病気になったときに発熱するのは、
>私たち自身が病気と戦う力を増強
>するため
と言う話は、以前から知っていましたが、
そうした免疫のメカニズムを裏付ける
分子レベルでの研究ですね。

免疫を活性化する為には、体温の上昇と
活性酸素が必要なようです。

>マクロファージは、過酸化水素があると、
>平熱域よりも発熱域(約38℃)で強く反応
>する
38℃位が適正な温度らしい。

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