« 切断された神経の線を再生させるシグナル伝達経路を発見 | トップページ | 「トリップ」で「ハイパー」を感じる仕組みを解明 »

2012年3月 8日 (木)

冤罪根絶を訴え最終講義に臨んだ元裁判官 木谷明さん

冤罪根絶を訴え最終講義に臨んだ元裁判官
木谷明さん
2012/03/06 朝日新聞ひと欄より

---------------------------------------
 裁判官をつとめた37年間で言い渡した
無罪判決は30件を超す。
 上級審で有罪に覆ったことはない。

 退官後に8年間教授をつとめた法政大学
法科大学院で2月25日、最終講義に
臨んだ。

 元最高裁長官や現役裁判官らも耳を
傾ける中、検察の全証拠リスト開示や
取り調べの全過程の録音・録画の必要性を
訴えた。

 「刑事裁判で一番大切なことは、
何といっても、無実の者を処罰しては
ならないということです」と語り、教壇
を降りた。

 最愛の妻を3年前に亡くした。

 「体験しなければ理解できない痛みが
ある。

 冤罪で罰せられる無念は、
いかばかりか」。

 この春に東京で弁護士登録する。
 生涯、司法に警鐘を鳴らし続ける
つもりだ。
---------------------------------------

周防監督が取り上げて映画にもなった
痴漢えん罪の不条理を問うた
「それでもボクはやってない」
の著者なんですね。

映画見ましたが、やりきれないです。

>裁判官はエリート育ちの『勝者』が多い
らしいです。
どうしてこんな判決がでるのだろうかと
思うことが多い。

>「体験しなければ理解できない痛みが
ある。
そうですね。

裁判官であれ、なんであれ、人の痛みの
わかる人でなければ、ならないと思う。

>冤罪で罰せられる無念は、いかばかりか

最高裁は開かずの扉なのです。
実態としてのえん罪はずっと多いはず。

どうして繰り返し起こしておきながら
改善しようとしないのか理解できない。

何故でしょう?

|

« 切断された神経の線を再生させるシグナル伝達経路を発見 | トップページ | 「トリップ」で「ハイパー」を感じる仕組みを解明 »

社会関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 冤罪根絶を訴え最終講義に臨んだ元裁判官 木谷明さん:

« 切断された神経の線を再生させるシグナル伝達経路を発見 | トップページ | 「トリップ」で「ハイパー」を感じる仕組みを解明 »