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2012年3月 8日 (木)

「トリップ」で「ハイパー」を感じる仕組みを解明

「トリップ」で「ハイパー」を感じる
仕組みを解明

2012.02.29 生理学研究所プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 私たちの体をつくる細胞は、常に一定の
大きさを保っています。

 たとえ、激しい運動による脱水、過剰な
塩分や大量な水の摂取等により引き
起こされる体液の浸透圧変化によって細胞
の大きさの変化を強いられたとしても、
細胞自らが環境の変化を感じて大きさを
一定にするように調節しています。

 細胞の大きさの調節には、細胞内外で
イオンの出し入れを行って
(水を移動させて)いることは知られて
いましたが、細胞の膜のどの穴
(イオン・チャネル)を通っているのか、
その分子は分かっていませんでした。

 今回、自然科学研究機構・生理学研究所
の岡田泰伸所長らの研究グループは、
ヒトの上皮細胞で、周囲の体液濃度が
高まって高浸透圧(「ハイパー」)に
なったときにイオンの通り道となり細胞が
縮んでしまうことを防ぐ分子
(イオン・チャネル)は、TRP(トリップ)
チャネルの一種であることを発見しました。

 さらに、この分子が働くことで、細胞が
縮まず、死なずにすむ、
その分子メカニズムを明らかにしました。

 研究成果は、ジャーナル・オブ・
フィジオロジー(生理学分野で最も古く
権威のある英国から発刊の生理学雑誌、
2012年3月1日号)に掲載され、
次号のトップ掲載の「展望」記事にて
注目論文として紹介されます。
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素晴らしい成果のようです。

人の仕組みって複雑ですね。

>私たちの体をつくる細胞は、常に一定の
>大きさを保っています。
確かにそうですね。
一定の大きさを保てないとその細胞は
死んでしまう。
その仕組みが良くわかっていなかった。

>これまで長年にわたって世界中の研究者
>が探し求めてきた分子が明らかになった
>ことは、今後、多くの病態の解明・治療
>に関与するものとして期待されます。
>特に、体液浸透圧維持不全が原因として
>関与する高ナトリウム血症や、ある種の
>高血圧症、高血糖高浸透圧症候群、
>心筋梗塞などの疾患の発生メカニズムの
>解明にも波及することも期待されます。
>さらに今回の研究成果から、HIV感染や
>癌、Ⅱ型糖尿病、オキシトシン分泌
>(その不全の自閉症などの発達障害)
>などに関与する分子であるCD38が
>関わることから、これらの疾患との
>関連性についても今後、研究の発展
>が期待されます。
とのこと。期待したい。

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