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2012年3月28日 (水)

有機エレクトロニクス:太陽電池や照明、次代の省エネ素材に注目

有機エレクトロニクス:太陽電池や照明、
次代の省エネ素材に注目

毎日新聞 2012年3月27日

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 次世代の省エネ材料として
「有機エレクトロニクス」が注目されて
いる。

 開発中の有機太陽電池(OPV)は、
現在普及しているシリコン系太陽電池と
同レベルの発電効率を達成。

 「有機EL(エレクトロ
ルミネッセンス)」を使った省エネ型照明
も、山形大工学部や国内企業で実用化研究
が進む。【和田明美】


■世界最高レベル
 発電効率の高い有機太陽電池を開発した
のは三菱化学と住友化学。

 三菱化学の有機太陽電池は昨年、世界初
の2ケタとなる10・1%を達成、
現在11・0%まで性能を上げた。
 シリコン系太陽電池の10~15%に
迫る数値。
 同社のOPV事業推進室は「15年の
量産化を目指す」と意気込む。

 住友化学は今年2月、10・6%を
達成したと発表。
 同社は「15年には15%までもって
いきたい」と話す。

 軽くて曲がる特長を生かしてドイツの
企業が作った有機太陽電池バッグ。
 歩きながらパソコンなどの充電が
できる=和田撮影

 強みは発電効率だけではない。
 厚さ1ミリ程度の薄いシートで自在に
曲がる。
 印刷技法で大量生産でき、無機物の
シリコン系太陽電池の10分の1以下
と軽い。
 これらの特長を生かしてカーテンや
ブラインドに加工することも可能だ。

 太陽電池は発電によって二酸化炭素
(CO2)を排出しない
「再生エネルギー」。
 また製造過程の消費エネルギー量は
シリコン系太陽電池の約10分の1で、
無機物より分解しやすいなど環境負荷も
低いという。

 有機EL分野で先端を走る山形大
有機エレクトロニクス研究センターの
城戸淳二・卓越研究教授
(有機デバイス工学)は「都会のビルや
住宅の窓に張って、夏は部屋の温度を
下げつつ太陽光で発電し、それを
有機EL照明に使う」と、次世代の
省エネ生活を描く。
 課題はコストだが、量産化できれば
シリコン系太陽電池の約10分の1程度
に抑えられるという。

 山形大の試算によれば、一般家庭に
40平方メートルの有機太陽電池
(出力4キロワット)を設置した場合、
発電効率を10%と仮定すれば、天候の
影響などを考慮しても
年間4000キロワット時の発電が
できる。
 標準的な原発1基分の年間発電量
(87億6000万キロワット時)を、
200万戸分で賄える計算だ。
 これは福岡県の世帯数(211万世帯、
10年国勢調査)に相当する。
 もしも日本の全世帯(約5200万戸)
が設置すればおおよそ原発25基分に
なる。
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太陽光パネルの場合、普及させるには
価格もそうですが、寿命も大事です。
寿命はどの程度が達成できているので
しょうか?

有機ELの場合を見ていると
まだシリコン系とは開きがあるようですね。

直接的な関連は無いのですが、
関連記事として紹介しておきます。
有機薄膜表面電子の光励起寿命を
リアルタイムで計測
-高効率な太陽電池などの創出に
道開く-

いろいろな研究が活発にされている
ようです。

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