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2012年3月26日 (月)

フィルム表面で細胞をキャッチ

フィルム表面で細胞をキャッチ
がんの診断ツールとして有望な、腫瘍細胞
を効率的に捕捉するポリマーフィルムの
創出

23 March 2012
RIKEN Research Highlights

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 腫瘍から離れて血流に乗り、体内を循環
するがん細胞は、ほかの部位にもがんを
広げる。
 しかし、転移とよばれるこの過程を
モニターするのは極めて困難だ。

 これは、循環腫瘍細胞(CTC)が、
血液細胞10億個につき1個という低い割合
でしか存在しないからである。

 理研基幹研究所Yu独立主幹研究ユニット
(埼玉県和光市)の尤嘯華 独立主幹
研究員をリーダーとする研究チームは、
今回、カリフォルニア大学
(米国ロサンゼルス)および中国科学院
化学研究所(北京)との共同研究で、
特定のCTCを捕捉できるポリマーフィルム
の作製に成功した1。

 この技術をさらに進めることが
できれば、転移性がんの診断や治療効果の
評価に役立つかもしれない。

 研究チームは、ポリマーフィルム上の
ナノドットの大きさや密度をさまざまに
変えて、数種類の腫瘍細胞を捕捉できるか
どうかをテストし、さらに顕微鏡を
使って、ポリマーフィルムがどの程度よく
細胞を捕捉しているかを観察した。

 ターゲット細胞の検出に最適だった
のは、直径約230ナノメートルの
ナノドットを1平方マイクロメートル
当たり8個前後持つポリマーフィルム
であり、1平方ミリメートル当たり
およそ240個の乳がん細胞を捕捉した。

 このフィルムは、EpCAMを発現しない
子宮頸がん細胞は30個未満しか捕捉
できず、ポリマーフィルム表面の抗体が
高い選択性を持つことを証明している。

 一方、ナノドットを持たない平滑な
ポリマーフィルムは、同じ抗体で修飾
していても、50個程度の乳がん細胞しか
捕捉できなかった。

 ポリマーフィルムの細胞捕捉効率は、
ナノドットの大きさと間隔、および細胞を
捕捉する抗体の存在によって決まる。

 またこれらの条件は容易に変更可能な
ため、この方法を応用し、ほかの種類の
細胞を検知するフィルムの作製が期待
できる。
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>この技術をさらに進めることが
>できれば、転移性がんの診断や
>治療効果の評価に役立つかもしれない。
とのことで、良さそうですね。
期待したい。

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