微小立体視の脳部位特定 自然な3次元映像に期待
微小立体視の脳部位特定
自然な3次元映像に期待
2012.3.14 msn 産経ニュース
詳細は、リンクを参照して下さい。
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右目と左目に映る像のずれから奥行きを
計算し、物を立体的に見ている人間や
サルの脳内で、わずかな奥行きの違いを
認識している部位を大阪大のチームが
突き止め、14日付の米科学誌電子版に
発表した。
立体視には、微小な奥行きを見るものと
粗い奥行きを見るものがある。
霊長類は2メートル先の2本の針が前後
に4ミリずれても分かるほど微小奥行き視
の能力が高いが、これをつかさどる脳の
部位は不明で、映画などの3次元映像は
粗い奥行き視を中心に開発されていた。
藤田一郎教授は「現在の3次元映像は
無理な立体視を強いており、頭痛や
目の奥の痛み、吐き気など眼精疲労の原因
だ。今回の部位の研究が進めば、より自然
な立体映像を作れるかもしれない」として
いる。
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確かに、今の3D映画は無理な立体視を
強いているようです。
疲れますし、頭痛を感じる人もいる
らしい。
自然な立体視をしている時と同じような
脳の働きとなる画像を作れば良い
ということですね。
とは言いながら、難しいかも?
出来たのは良いがお金がかかりすぎる
とか?
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