原発事故、「千年に一度」を過小評価と米学会
原発事故、「千年に一度」を
過小評価と米学会
2012年3月9日16時02分 読売新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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米国の原子力専門家で作る米原子力学会
は8日、福島第一原発事故は、日本の
規制当局が津波の危険性を過小評価した
ため起きたとする報告書を発表した。
報告書はまず、「地震と洪水が、原子炉
の事故を招きかねない要因となることは
知られていた」と指摘。
今回の規模の津波が「千年に一度」の
頻度で起こるという日本で広く知られて
いた前提を勘案すれば、同原発の津波に
対する設計基準は不十分という結論が出る
はずだと指摘した。
日本の規制の大枠は、まず想定される
津波の高さを決め、それに耐えられる
設計基準を定めていく仕組みだ。
こうした規制方法では、不確実な
大津波は「想定外」として議論の対象から
外れてしまう。
一方、米国では、過去の津波などの
データをすべて取り込んだうえ、
発生確率や結果の重大性を勘案して計算
する「リスク情報に基づく規制」が
主流だ。
報告書はこの手法をとっていれば
「設計は不十分だと特定できただろう」
と指摘。
大津波の可能性が規制に反映され、
福島事故は防げたとの認識を示した。
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>福島事故は防げたはず。
日本の仕組みはおかしい。
どうしてこんな仕組みを許しているのか
理解できない。
誰が考えても、米国のやり方が正当。
人災です。
関連記事。
「米原子力規制委員会ベント機能の
改良命令」
2012年3月12日
サイエンスポータル編集ニュース
米国ではこういう命令が出ているのに
当事者である日本は何をやっている?
有効な対策は打てているのでしょうか?
どんな対策をしたのか、あるいは、
対策内容の予定を公開して欲しい。
十分であるのかどうか誰が判断する?
組織の名前が変わったとしても、
同じ人達が判断しているようでは、
駄目ではないかな?
妥当という評価内容しか聞こえて
こない。妥当? その根拠は?
全く信用出来ない。
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