[FT]原発停止の影響にもがくドイツ
[FT]原発停止の影響にもがくドイツ
2012/3/28 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
なかなか大変そうです。
原発事故を起こして全原発を停止した
国は一国もありません。
これは私の個人的な意見ですが、
日本国内の反応は極端なようです。
長期的には倫理的に見て原発はすべて
廃止すべきだと思っています。
(自分達の利益だけの為に、どうしようも
ない汚染物質を将来の人達に押しつける
のは許されないことだからです)
もう一つ、発電価格から見ても、
事故時の保険を考えれば、保険自体が
成り立ちませんが、あえて加入すると
考えると一番高い発電型式となります。
民間企業である以上保険は必須です。
結果、経済的に成り立ちません。
おまけに燃料は輸入です。
電力の安全保障などにはなりません。
今までの政府の説明は間違いです。
かと言って、直ちにすべての原発を
一気に停止せよというのは乱暴です。
必ずひずみがでます。
いつまでに何を実現するのか?
ターゲットを決めて、着実に実行しなく
てはいけません。
検討しなくてはいけないことが沢山
あります。
すべてを再生可能エネルギーでまかなう
ことはできません。
変動が大きすぎるからです。
変動を押さえる方法としては、
1.火力発電等で一時的に押さえる。
2.揚水水力発電を活用する。
一種のバッテリと考えられる。
水の位置エネルギーを蓄える
ということ。
3.地熱発電の比率を上げる。
4.電力網を拡大して他国から電気を
輸入できるようにする。
5.蓄電器を活用する。
価格が高すぎてまだまだ十分に
活用できない。
などでしょうか?
当面稼働させる原発はどういう基準を
満たせば良いのか?
どういう発電方式のものを
どういう比率で設備するのが最適なのか?
電力網はどうあるべきなのか?
当然、日本国内での電力の融通は自由に
できるべきです。
アジアスーパーグリッドも検討に
値します。
但し、方向性はすみやかに決定し、
示さないといけません。
実現には時間がかかるのですから、
改革に対して参考になると思われる
関連記事です。
「電力システムを“硬直的で脆弱”から
“自律分散型”へ
送電網の開放と公正な電力取引市場の
創設が急務」
2012年3月28日 DIAMOND online
「電力行政の基礎をつくった自民党にも
責任あり
ウラで蠢く“電力族”はオモテに出て
議論すべし
――河野太郎・衆議院議員インタビュー」
2012年3月13日 DIAMOND online
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