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2012年3月30日 (金)

皮膚の細胞から2週間で神経幹細胞を作成することに成功-脊椎損傷など患者本人の神経幹細胞を使用した再生医療に期待-

皮膚の細胞から2週間で神経幹細胞を作成
することに成功
-脊椎損傷など患者本人の神経幹細胞を
使用した再生医療に期待-

2012/03/28
慶應義塾大学医学部プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 神経幹細胞は、脊髄損傷などの神経を
損傷した動物モデルへの移植で症状改善を
示すことがわかっています。

 近年のiPS細胞の発見から、患者さん
本人から自己の神経幹細胞を誘導できる
可能性が期待されていますが、iPS細胞を
経て神経幹細胞を得るのに、半年以上の
培養期間を要することが大きな問題と
なっていました。

 今回、慶應義塾大学医学部生理学教室の
赤松和土(あかまつわど)講師、岡野栄之
教授らの研究グループは、マウスおよび
ヒトの線維芽細胞にiPS細胞を作る
4つの因子(Oct4, Sox2, Klf4, cMyc)を
導入したのち、iPS細胞を作らずに
神経幹細胞を誘導する培養条件で培養を
行ったところ、約2週間で神経幹細胞を
作成することに成功しました。

 この神経幹細胞(diNSC :
directly induced neural stem cell)は、
iPS細胞やES細胞から誘導した神経幹細胞に
比べて極めて速いスピードで分化成熟する
ため、培養条件を工夫することにより、
分化しにくく腫瘍のもとになる細胞と
区別して培養することが可能になります。

 この方法によってヒトにおいても
約2週間で線維芽細胞から神経幹細胞を
誘導することが可能になりました。

 今後安全性をさらに検討したうえで、
迅速な細胞移植を必要とする脊髄損傷など
の急性神経損傷や筋萎縮性側索硬化症
(ALS)などの急速に進行する神経変性疾患
に対する細胞移植治療に応用することが
期待されます。

プレスリリース全文(PDF/878KB)

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素晴らしいです。
>iPS細胞を作らずに神経幹細胞を
>誘導する
というのが画期的ですね。

さらに進歩しました。
大いに期待したい。

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コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

投稿: ビジネスマナーのお辞儀 | 2012年3月30日 (金) 15時44分

コメントありがとうございました。

いつでも見に来てください。

投稿: haredasu | 2012年3月30日 (金) 17時35分

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