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2012年2月 8日 (水)

免疫細胞の中枢神経系への侵入口と仕組みを世界で初めて解明

免疫細胞の中枢神経系への侵入口と
仕組みを世界で初めて解明

-脳や脊髄系の病気の新たな予防、
治療へ-
平成24年2月3日
大阪大学
科学技術振興機構(JST)

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 大阪大学 大学院生命機能研究科の
村上 正晃 准教授と大阪大学の平野 俊夫
総長らは、JST 課題達成型基礎研究の
一環として、末梢神経系注1)が活性化
することで、脳や脊髄(中枢神経系)に
免疫細胞の入り口となるゲートがつくられ、
そのゲートを通過して病原性のある
免疫細胞が血管から中枢神経系に侵入し、
病気が発症することを分子レベルで
明らかにしました。

 これまで中枢神経系の血管は、免疫系の
細胞をはじめ、ウイルスや大きな
たんぱく質を脳や脊髄に通過させない、
血液脳関門注2)を形成すると考えられて
きました。

 しかし、中枢神経系にもウイルスが感染
することや、さまざまながん、難病注3)
などが発症することが知られており、
血液脳関門にも免疫細胞などの入り口
となるゲートがあると予想されて
いました。

 しかしこのゲートがどこにあるのか、
どのような過程やメカニズムで機能する
のかは全く不明でした。

 本研究グループは、中枢神経系の難病
である多発性硬化症注4)のモデルマウス
を用いて、免疫細胞の中枢神経系への
ゲートはある特定の部位に形成される
こと、またその形成が末梢神経系の活性化
によるものであることを明らかにしました。

 本研究成果は、神経系と免疫系の関わり
を分子レベルで明らかにしたもので、
中枢神経系の難病やがんなどに対する
予防法や治療法の開発に新たな可能性を
与えます。

 また、ストレスなどの精神状態と
さまざまな病気との因果関係の解明にも
つながることが期待されます。

 本研究は、大阪大学 大学院医学系
研究科の大平 充宣 教授、東京大学
医科学研究所の岩倉 洋一郎 教授らの
協力を得て行いました。

 本研究成果は、2012年2月2日
(米国東部時間)に米国科学雑誌
「Cell」のオンライン速報版で
公開されます。
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>このゲートがどこにあるのか、
>どのような過程やメカニズムで機能する
>のかは全く不明でした。

本当にわからないことだらけ、
難病克服に時間がかかっていることも、
わかるような気がします。

>末梢神経系が活性化することで、
>脳や脊髄(中枢神経系)に免疫細胞の
>入り口となるゲートがつくられ、
>そのゲートを通過して病原性のある
>免疫細胞が血管から中枢神経系に侵入、
>病気が発症することを分子レベルで
>明らかにしました。
と言っています。

と言うことは、中枢神経系の病気の発症
を抑える方法は、末梢神経系の活性化を
極力抑えることと、作られてしまった
ゲートを機能しないようにすること。
ということなのかな?

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