iPS細胞がん化防ぐ新手法発見 京大グループ
iPS細胞がん化防ぐ新手法発見
京大グループ
2012年2月4日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
iPS細胞づくりでウイルスを使うとき、
心配されていた細胞のがん化を防ぐ方法を
京都大のグループが見つけ、米科学誌で
報告する。
ウイルスは細胞の特定の場所に
組み込まれたときにがん化するので、
その場所を見張っておけばいいのだと
いう。
iPS細胞は皮膚などの細胞に特殊な
遺伝子を入れてつくる。
ウイルスは、その遺伝子の運び屋
として使っている。
ウイルスがもつ余計な遺伝子まで細胞に
組み込まれて、がんになると考えられて
きた。
マウスの白血球をがん化させて白血病に
することが知られるMLVという
ウイルスを調べた。
このウイルスで白血病になったマウスの
白血球をみたら、ウイルスの遺伝子は
細胞の特定の3カ所を狙って入り込んで
いた。
ここは、フランスの遺伝子治療で起きた
白血病での場所とよく似ていた。
---------------------------------------
iPS細胞研究着実に進歩しています。
こういう話もありますし、
「安全、高効率にiPS細胞を作製
マウスで100%と京大」
安全性がさらに高まるよう期待して
います。
意外なことに再生医療への応用が
進んでいるようです。
臨床試験も計画されているようですし、
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント