連絡ミスで空からの放射能測定できず 震災翌日
連絡ミスで空からの放射能測定できず
震災翌日
2012年2月24日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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東京電力福島第一原子力発電所で
放射性物質の大量放出が始まった
昨年3月12日、放射能の拡散を空から
すばやく把握する「航空機モニタリング」
が、省庁間の連絡の行き違いで実施
できなかったことが分かった。
測定員は15日、福島県小野町の運動場
で自衛隊のヘリと落ち合い、
午前11時20分に離陸したが、
「4号機が爆発した」との情報が入り、
この日も測定を中止。
16日以降は自衛隊が使用済み
燃料プールに水を投下する任務につき、
結局、25日まで測定できなかった。
この間、米エネルギー省は米軍機など
を使った同様の測定を実施。
3月22日、原発から北西方向に線量が
高い「帯」が広がっている地図を公表した。
航空機モニタリングは、予測ではなく
実測。おおまかだが、汚染の広がりの
方向を探ることができる。
現に米国は3月17~19日、
40時間以上の飛行で、放射能汚染地図を
描いた。
その分布の様子は、後に明確になって
きた現実の汚染の広がりとほぼ一致して
いる。
米国が機材と要員を本国から日本に送り
込み、当然のように行ったのに比べると、
当事国である日本政府の機能不全ぶりが
くっきり浮かび上がる。
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SPEEDIは精度が悪すぎて使えない
と言う。
では、航空機モニタリングは?というと
手違いでできなかったと言う。
>「4号機が爆発した」との情報が入り、
>この日も測定を中止。
これはどういうこと?
緊急事態であればこそ、その時こそ、
測定が重要なのではないのでしょうか?
何をしているのかと思う。
国民の安全は誰が守ってくれるのか?
当該者ではない米国が実施していると
いうのに何をしているのかと
腹立たしいかぎりです。
実測の為に現地に誰かが測定に行くと
いうのが日本の方針なのかな?
精度が保証できないと何も動けない
からと、
被害を最小にとどめる為には1秒、
1分の単位で惜しいはず。
国民の安全を守ろうとする姿勢が全く
見えない。
どういう神経をしているのだろうか?
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