電子処方箋システムの導入で投薬ミスが減少
電子処方箋システムの導入で投薬ミスが
減少
2012年02月26日 slashdot
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
米国では年間5万人~10万人が医療ミスで
死亡している。
乳がんやAIDS、交通事故よりも死者を多く
出しており、医療ミスは死因の上位に
ランキングされている。
投薬に関連するミスは主要な医療ミスの
1つで、年に数千人の死者を出している
という(Patexiaの記事、 本家/.)。
投薬ミスを減少させるシステムとして
近年注目されているのが電子処方箋だ。
PLoS Medicineに掲載された
オーストラリアでの研究成果によると、
電子処方箋システムの導入により院内での
投薬ミスが全体では60%減少。
医療ミスの件数が大きく変動することは
なかったものの、深刻な医療ミスは
44%減少したという。
米国では入院患者だけでなく、外来患者
に対しても電子処方箋が使われるように
なってきており、カリフォルニアでの
電子処方箋システム導入率は2007年の
3%から2011年には25%にまで増加した
とのこと。
---------------------------------------
医療ミスでの死亡って思っていたより
多いようですね。
>電子処方箋システムの導入により院内
>での投薬ミスが全体では60%減少。
ということで、それなりの効果はあるよう
です。
>ただし、オーストラリアでの
>研究結果でわかるように、
>電子処方箋を使用しても投薬ミスは
>依然として多い。
>また、電子処方箋システムの導入と
>運用に関する費用を減らすことも
>今後の課題といえるようだ。
そうですね。
医療データの収集の為にも、電子カルテ
等の電子化は必須と思います。
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント