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2012年2月28日 (火)

日経ビジネス 2012年2月27日号の読みどころ:NBOメールより

日経ビジネス 2012年2月27日号の
読みどころ:NBOメールより

下記文章、もっともだと思いましたので
紹介しておきたい。

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 「一番力を入れたのは、従業員に
この会社は潰れた、と理解させること
でした」。

 昨年5月16日号の編集長インタビューで
日本航空(JAL)の稲盛和夫・名誉会長
がしみじみと述懐した言葉です。

 「本当は職を失って路頭に迷わなければ
ならないはずなのに、誰も潰れたという
意識がない。

 倒産したという意識を全員に持たせ、
深く反省してもらう必要がありました」。

 最近の東京電力の動きを見ていて、
この言葉を思い出しました。

 唐突に電気料金の値上げを言い出したと
思ったら、今度は経営権を巡って政府と
攻防を繰り広げている。

 巨額の金融支援がなければ倒産が
免れない企業が取る態度には思えません。

 国民に痛みを伴う支援を求める以上、
自らが身を切る覚悟を示すのが当然だと
思うのですが。

 今号の特集のテーマである消費税も
同じです。
 多くの国民は、消費税引き上げはやむを
得ないと頭では分かっているのでは
ないでしょうか。

 しかし、議員定数や政党交付金の削減
など、政治家自身に身を切る覚悟が
ないから、心情的に賛成できないのです。
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>日本航空(JAL)の稲盛和夫・名誉会長
>がしみじみと述懐した言葉です。
>「本当は職を失って路頭に迷わなければ
>ならないはずなのに、誰も潰れたという
>意識がない。
>倒産したという意識を全員に持たせ、
>深く反省してもらう必要がありました。」

全く同感です。

この言葉、東電の全社員、特に取締役には
よくよくかみしめて貰いたい。

政府の主導、政府の許可を得てやって来た
のだから、自分達には責任は無い。
政府が救って当然だと言う思いしかない
と感じる。やりきれません。

電力安定化の名の下になんでも許される。
何もしてこなかった政府の無策には
あきれてものも言えない。

電気料金の値上げはやむを得ないと
いう感じのことを枝野大臣が言って
いるようですが、なんとも情けない限り。

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