慶長三陸津波:1611年発生、北海道沖M9が原因 平川・北大特任教授が新説発表
慶長三陸津波:1611年発生、
北海道沖M9が原因
平川・北大特任教授が新説発表
毎日新聞 2012年1月26日 東京朝刊
詳細は、リンクを参照して下さい。
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東北地方で甚大な被害を出した
1611年の「慶長三陸津波」は、
北海道太平洋沖の千島海溝沿いを震源
とするマグニチュード(M)9級の
巨大地震だったとする研究成果を
平川一臣・北海道大特任教授
(自然地理学)がまとめた。
従来は三陸沖が震源で、M8・1と考え
られていた。
北日本の津波対策に再考を迫る新説
として、議論を呼びそうだ。【八田浩輔】
巨大津波を引き起こす震源のタイプを
▽千島海溝沿い
▽三陸中部から下北半島沖
▽東日本大震災型
の三つに分類。
17世紀初めに大津波が2回続いたこと
を示す地層はなく、北海道東部で高さ
15~20メートルに津波が達した痕跡が
あったことなどから、慶長三陸津波は
同海溝沿いの巨大地震だった可能性が高い
と指摘した。
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歴史の事実を無視する傾向がありますね。
今回の発表は十分傾聴に値すると思います。
歴史は事実です。
地震学とは違う。
あらゆる角度から真剣に検討すべきです。
是非真剣に議論して欲しい。
東電は歴史を完全に無視して、
「数十万年に1回程度」と
言っています。
それを認可する政府も政府ですが、
過去の投稿見てください。
「大津波 東電甘い想定」
2011年3月27日
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