診察室のワルツ:/16 退室前の魔法の言葉=岡本左和子
診察室のワルツ:/16
退室前の魔法の言葉=岡本左和子
毎日新聞 2012年1月11日 東京朝刊
詳細は、リンクを参照して下さい。
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今回は、新年からすぐにでも病院で
試していただきたい「魔法の言葉」を
紹介したいと思います。
掃除や事務の担当者から病院長まで、
病院の誰もが病室での用事が終わって
退室するとき、「他に私が今できることは
ありますか?」と、患者に声をかけて
みてください。
治療とは別に、医療者からのあいさつや
日常の声かけは、病気と、それを抱えた
生活に大きな不安を持つ患者には、
このうえない助けや安心につながります。
医療者に話しかけにくいと感じている
患者に「話すこと」を期待するより、
医療者から「何かお手伝いできますか」と
言葉をかけることで、患者も話しやすく
なります。
米国のある病院では、医師や看護師を
はじめ、職員全員が「他に何か今できる
ことは?」と退室前に声をかけるように
なってから、患者の転落・転倒や、
ナースコールの数が激減したといいます。
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素晴らしいことですね。
ちいさな心遣いが大切です。
>治療がうまくいくように両者が
>助け合い、互いの礼儀を忘れない
>関係が大切
ですね。
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