筋肉骨化の難病、患者のiPS細胞で治療薬に道
筋肉骨化の難病、患者のiPS細胞で
治療薬に道
2012年1月24日09時46分 読売新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
京都大の戸口田淳也教授らの
研究グループが、筋肉などが骨になる
希少難病の少年から皮膚細胞の提供を受け、
様々な組織の細胞に変化できるiPS細胞
(新型万能細胞)をつくって、骨に変化
させることに成功した。
グループは、骨化を抑える初の治療薬の
開発を進めており、臨床応用を目指す。
これまで患者数の少なさで創薬の研究が
進まなかった。
iPS細胞の研究進展で、少年は
「やっと光が見えた」と期待している。
この難病は「進行性骨化性線維異形成症」
(FOP)。
傷ついた筋肉、腱、じん帯が再生する時
に激痛を伴いながら骨になる。
遺伝子の異常で起き、炎症や痛みを
抑える以外の治療薬はない。
製薬会社にとっては、国内で約50人
という患者の少なさや、患者の筋肉や骨が
大量に得られないことなどが治療薬開発の
障壁だった。
---------------------------------------
素晴らしいことです。
是非進めて欲しい。
iPS細胞の研究進んできました。
こんなニュースもあります。
「iPS脳でドーパミン分泌に成功」
2012年1月25日17時49分 読売新聞
進展に期待したい。
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント