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2012年1月16日 (月)

がれきの搬入拒否は地域エゴ

がれきの搬入拒否は地域エゴ
2012/1/12 朝日新聞 声欄より

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 震災がれきの受け入れを県単位で表明
しても市町村で拒否されることが多いと
いう。これは一つの地域エゴだ。

 岩手県のがれきは汚染されていない
にもかかわらず、拒否するというのは
いかなることか。

 風評被害というなら、地域の力で跳ね
返せばよいではないか。

 こどもの健康が心配というなら、全国で
放射能の及ばない絶対安全な所があるか
考えればよい。

 被災地の子供はどう生きればいいのか。

 私たちはこれまで電気エネルギーの
恩恵を受けて生活してきた。
 いまさら危険と無関係ということが
許されるのだろうか。

 都民全てが放射能を含めて、大災害の
リスクを引き受け、安全の為には
どのような未来を設計するか考える
べきだ。

 自分の身の回りにこないでほしいと
いうだけなら、その人々も被災者の
差別や風評被害の加担者ともなり得る
のである。
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全く同感である。
たやすく絆などと言って欲しくない。

どうして政府は、あるいは自治体は将来を
見据えて、安全な未来の為にどうあるべき
かの議論をしないのか?

つまらない足取り合戦などしていてなんの
意味があるのか理解に苦しむ。

全国民が自分の問題として、未来の子供達
の為に今なすべきことはなんなのか?
議論し、実行すべき時なのではないのか?
疑問に思えてならない。

一部の反対があっても、ある時はその意見
を無視し、ある時はもっともらしく
受け入れる。
 独断があってはいけないが良い意味
でのリーダーシップはなくてはならない。

議論すれば良い。
それが民主主義のはず。
議論なしで決めていませんか?

過疎地にしか原発は建設できないと
いう法律がある。
過疎地にリスクを押しつけて自分達は
リスクをとらない。
そのリスクがあることを説明もしない。
原発を建設しても良いがリスクが
あることを、全国民は認識しないと
いけない。
過密都市の近くには決して建設できない
リスクがあることを。
だから法律を作った。
作った人達は理解しているはず。
安全などとは思っていない。
安全ならそんな法律などいらない。


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