水素生成時のCO2、植物工場で活用 千葉大と東ガス研究
水素生成時のCO2、植物工場で活用
千葉大と東ガス研究
2012/1/21 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
千葉大学と東京ガスが二酸化炭素
(CO2)の有効活用に向けた取り組みを
始めている。
燃料電池自動車の動力である水素の
生成時に発生したCO2を、千葉大学が
運営する植物工場の野菜に与える。
植物の光合成を促し成長を速め、収量を
高めたり野菜の甘みを強めたりする効果を
期待できる。
CO2排出量の抑制にもつながる世界で
初めての試みという。
これまで植物工場に必要なCO2は
液化石油ガス(LPG)や灯油を
燃焼させてハウス内に送り込むのが
主流だった。
一方、東京ガスでは回収したCO2を
地中に埋めて処理してきた。
試みが成功すれば東京ガスはCO2の
処理費用を、植物工場は調達費用を
抑えられる。
今回の研究では約1000平方メートルの
トマト栽培施設のCO2濃度を通常の
2.5倍にあたる1000PPMに高める。
「トマトの生産量を20%、糖度を
0.5~1度上げる効果が期待できる」
(丸尾准教授)という。
---------------------------------------
良い試みですね。
この試みも良さそうです。
「CO2を宝に変える三井化学の夢」
2009年10月29日
時間が経つのは早いですね。
実現状況はどうなのでしょう?
他にもあったような気もしますが、
記憶が定かで無い。
| 固定リンク
「科学関連ニュース」カテゴリの記事
- 世界初、100:1の減速比でも逆駆動可能なギヤを開発―ロボットの関節やEVの変速機などへの展開に期待―(2019.12.04)
- 全ての光を吸収する究極の暗黒シート-世界初!高い光吸収率と耐久性を併せ持つ黒色素材-(2019.09.03)
- バイオプラスチック原料を大量合成する技術を開発 ~環境調和型触媒反応プロセスによる,再生可能資源を活用したバイオ化学品製造技術~(2019.07.24)
- 「亀裂」と「光」で世界最小サイズの絵画の作製に成功 -インクを使わずに超高精細な印刷が可能に-(2019.06.25)
- 福島原発事故によって飛散した放射性微粒子の溶解挙動を解明(2019.05.16)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント