夢の扉+ “絹の人工血管”で1人でも多くの患者を救いたい!
夢の扉+ “絹の人工血管”で1人でも
多くの患者を救いたい!
2012年1月29日の放送
夢の扉+ TBS
詳細は、リンクを参照して下さい。
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「人工血管」の限界に、医者ではない男
が挑む。
絹を知り尽くした”シルク博士”、
東京農工大教授、朝倉哲郎、62歳。
ガンに続いて日本人の死因第2位と3位を
占める血管にまつわる病気。
高齢化社会を迎えて、その患者数は
さらに増え続けると言われている。
その治療に欠かせないのが「人工血管」
で、現在、化学繊維のものが主流だ。
しかしその技術は頭打ちで、「直径6mm
以下の細い血管は、もはや自分の血管を
移植するしかない」と言われている。
患者にとっては、自分の血管を切り貼り
するしかないため、肉体的にも精神的にも
大きな負担となる。
「絹で人工血管をつくれば今までにない
細いものができるのでは?」
物質の構造分析の専門家として、
長年カイコの研究に携わり、絹の性質を
知り尽くした朝倉が、そう思いついたのは
10年以上前のこと。
試作品第一号で動物による実験が始まる
と、思いも寄らぬ好結果が出た。
それは、シルク製人工血管が、体内に
縫合した後、シルクが消滅し、自分の血管
が復活する、『リモデリング』という現象
だ。夢のような現象に活気づく、朝倉の
研究室。しかし、「実現化にはまだまだ
ほど遠い」と釘を差す共同研究開発者が
・・・。
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すごく興味深い放送でした。
希望が持てます。
『リモデリング』がうまく行くように原料になる
絹糸を作る遺伝子改変カイコまで作って、
総力を挙げて研究しています。
心強い。
今後に大いに期待したい。
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