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2011年12月17日 (土)

アルツハイマー病の新たな発症メカニズムを解明

アルツハイマー病の
新たな発症メカニズムを解明

2011年12月15日
独立行政法人 放射線医学総合研究所
(理事長:米倉義晴)
分子イメージング研究センター
分子神経イメージング研究プログラム
樋口真人チームリーダー

詳細は、リンクを参照して下さい。

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本研究成果のポイント
・カルパインという酵素が、
 アルツハイマー病のアミロイド蓄積に
 伴う神経傷害を促進するのみならず、
 アミロイド蓄積自体も加速
・カルパインがアルツハイマー病理に
 及ぼす影響を生体脳で可視化
・カルパイン阻害剤でアルツハイマー病の
 発症機構全体を抑制し、その効果を
 生体イメージングで評価する手段を提唱


 独立行政法人放射線医学総合研究所
(以下「放医研」、米倉義晴理事長)と
独立行政法人理化学研究所(以下「理研」、
野依良治理事長)は、アルツハイマー病※1
のアミロイド※2蓄積と神経細胞死に、
カルパイン※3という酵素が密接に関与する
ことを明らかにしました。

 これは、放医研分子イメージング※4
研究センター分子神経イメージング
研究プログラムの樋口真人チームリーダー
らと、理研脳科学総合研究センターの
西道隆臣チームリーダーらとの共同研究
による成果です。


 アルツハイマー病ではアミロイドと
呼ばれるタンパク質の塊が蓄積し、
これにより神経細胞を死に至らしめます。
 その過程において神経細胞の中で
カルシウムの増加が生じることは知られて
いたのですが、本研究では、
カルシウム増加に反応して活性化する
カルパインが、アミロイド蓄積に伴う
神経細胞の傷害を促進するのみならず、
アミロイド蓄積そのものも加速すること
を明らかにしました。

 このことは、将来的にカルパインの
阻害剤を用いて、アルツハイマー病の
発症機構を全般にわたって阻止する
画期的治療法が実現しうることを示して
います。

 さらに今回はカルパイン活性を制御した
際のアミロイド蓄積と神経炎症の変化を、
ポジトロン断層撮影(PET)※5により
生体を傷つけることなく捉えることに
成功し、こうしたイメージング技術により
ヒトでカルパイン阻害治療の効果を評価
できることが示されました。
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アルツハイマー病については、多く研究
されているようですが、
新たな成果があったようです。

原因蛋白を発見した話とか、いろいろ
あって何が本命なのか?
ワクチンの話もありますし、

根治治療にかなり近くなってきて
いるようには思いますが、
どうなんでしょう。

今回の研究では、
>将来的にカルパインの阻害剤を用いて、
>アルツハイマー病の発症機構を全般に
>わたって阻止する画期的治療法が実現
>しうることを示しています。
と言っていますし、

>アミロイド蓄積と神経炎症の変化を、
>ポジトロン断層撮影(PET)※5により
>生体を傷つけることなく捉えることに
>成功
とのことです。

状態の正確な把握ができるということは
重要なことですね。

今まで発見されてきた蛋白との関係は
どうなのでしょうか?
酵素も蛋白の一種ではあるのでしょうが、
素人には何が本命なのか良く
わかりません。

とにかく新発見ということで、
今後に期待したい。

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