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2011年12月 9日 (金)

イタリア公債も、10年前は約8割が国内消化だった

イタリア公債も、10年前は約8割が
国内消化だった

消費税を現状に据え置くと何が
起こるか?
2011年12月1日 日経ビジネスONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 ギリシャに始まった欧州危機が、
ユーロ圏の国々に飛び火し、次第に混迷を
深めている。

 欧州第3位の経済大国であるイタリアの
国債利回りが再び7%を上回った。
 7%は、財政が持続不可能であると市場
が予測する「危険水準」である。

 イタリアは先進主要国の中で日本の次に
公的債務(対GDP)が大きい国である。
 市場の標的になるリスクは極めて高い。

 このイタリアとの関係で、興味深い
データを提示したい。
 それは、イタリア公債の保有構造で
ある。

 10年前の1997年まで、イタリア公債は
約8割が国内で消化されていたことが
一目瞭然だ。

 つまり、この時点で、イタリア公債の
海外保有割合は約2割にすぎなかった。
 しかし、その後の10年間で急速に
海外保有割合が高まり、2011年には約4割
にまで上昇している。

 「日本国債は95%が国内で消化されて
いるから大丈夫」という議論がまだ根強い。

 だが、それは大きな間違いである。

 というのは、図表3(三菱東京UFJ銀行の
試算)が示すように、
社会保障・税一体改革が予定している
5%の消費増税が実現しない場合、
毎年約40兆円に及ぶ新発国債を国内のみで
消化することは困難となるシナリオが想定
できる。
 そうなれば、今後、日本でも、国債の
海外保有割合が急激な勢いで上昇して
いく可能性がある。
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>欧州危機は対岸の火事ではない。
>政府・与党は、社会保障・税一体改革を
>進めている。
>だが、与党のみでなく、野党の責任も
>重い。「衆参ねじれ」が、特例公債法を
>巡る政治的駆け引きを引き起こしたこと
>は記憶に新しい。
>我々に残された時間は限られている。
>もう、そのようなことをしている余裕は
>ない。今こそ、政治のリーダーシップで
>改革を進める時である。
そう思います。

どうして毅然としたリーダーシップが
とれない政治家ばかりなのでしょうか?

関連投稿です。
首相は身を削る覚悟示せ

29年も前に既に
>我が国の財政は未曾有の困難に逢着して
>いる。
と言っている。
いつまでも安全であるはずがない。

破綻への道をまっしぐらに突き進んで
いることがわからないはずがないと
思うのだが、? ? ?です。

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