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2011年11月24日 (木)

福島と世界をつなぐ福島大職員 ウィリアム・マクマイケルさん

福島と世界をつなぐ福島大職員
ウィリアム・マクマイケルさん
2011/11/24 朝日新聞 ひと欄より

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 「福島は死んでいない。
 だから福島に勉強に来てほしい」。
 福島大学の国際交流担当職員として、
内外への発信に努めている。

 ルーマニア政府に招かれて
ブカレスト大学で呼びかけたり、
カナダでの国際会議や
米ニューヨークの見本市に駆けつけたり。

 11月にはドイツやフランスへも足を
運んで福島大への留学を呼びかけた。

 父はカナダ人、母は日本人で、
バンクーバー生まれ。

 幼少期を過ごした徳島県で、新渡戸稲造
に憧れ、日本での仕事を望んだ。

 4年前、国際教育交流協議会から
福島県に派遣され、昨年、福島大の
学生課副課長に採用された。

 震災直後に多くの外国人が出国する
なか、福島から離れなかった。

 「海外で『ゴーストタウン』と報道
され、許せなかった。

 福島の新渡戸稲造として海外との
架け橋になろうと思った」。

 震災や放射能の情報を翻訳して
ホームページに載せ、原発の状況を
心配する外国人からの電話にも対応した。

 近所のスーパーでは、行列ができても
パニックが起きないどころか、抱っこ
していた長男(1)のためにと、店員は
ミルクを手渡してくれた。
 「福島の人のために、恩返しがしたい」

 日本人の妻との間に11月、第2子も
生まれた。
 震災は、家族が一緒に暮らせる日常こそ
幸せだと教えてくれた。
 「だから僕はこれからもずっと家族で
福島に住む」
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>家族が一緒に暮らせる日常こそ幸せだ
私もそう思います。

>「海外で『ゴーストタウン』と報道され、
>許せなかった。
こんなふうな報道がされているのかな?
ひどいですね。

ウィリアム・マクマイケルさん
応援したい。がんばってください。

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