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2011年10月20日 (木)

脳脊髄液減少症:髄液漏れに診断基準 頭部・脊髄MRI検査--厚労省研究班

脳脊髄液減少症:髄液漏れに診断基準
頭部・脊髄MRI検査--厚労省研究班

毎日新聞 2011年10月15日 東京朝刊

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 激しい頭痛などを引き起こす脳脊髄
(せきずい)液減少症について、
厚生労働省研究班は14日、原因の一つの
「髄液漏れ」を判定する画像診断基準を
発表した。

 研究班が6月に「外傷による発症はまれ
ではない」とした基準案を、国内の
関係各学会が承認・了承。

「髄液漏れはあるのか」を巡る10年間
の論争が決着し、研究班は今後、治療法
への保険適用を目指して研究を進める。

 研究班代表の嘉山孝正・国立がん研究
センター理事長が横浜市で開かれた
日本脳神経外科学会で記者会見。

 基準は「頭を上げていると頭痛が悪化
する」患者について、頭部と脊髄をMRI
(磁気共鳴画像化装置)で検査し、
髄液漏れなどが見つかれば髄液減少症と
判定。

 見つからなかった場合は、造影剤を
使った「ミエロCT」と呼ばれる検査など
を基に判断する。

 髄液漏れは数年前まで、「あり得ない」
「めったにないこと」とされてきた。

 否定的な医師らは、治療で「よくなった」
という患者の声も、「気のせいではないか」
と認めようとしなかった。

 05年5月以降、事故で発症したとする
被害者と損害保険各社とが補償を巡って
司法の場で争っている事例が次々に表面化。

 国会でも研究の進展を求める声が出て
いた。

 06年10月、日本脳神経外科学会の
学術委員会委員長だった嘉山氏が
「誰もが納得する診断基準を作る」と
宣言し、07年度に研究班をスタート
させた。【渡辺暖】
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>「髄液漏れはあるのか」を巡る10年間
>の論争が決着
一歩前進ですね。

どうして患者が訴えているのに真剣に
その原因を追及しようとしないのか?

「気のせい」でかたずけられては、
どうすることも出来ない。
ひどい医師がいたものです。

こういう記事も出ています。
ご参考
クローズアップ2011:
髄液減少症の診断基準
「漏れ」以外の患者、課題

毎日新聞 2011年10月15日 東京朝刊

まだまだ先が長そうです。

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コメント

おはようございます。
僕もこの病気の記事を何度かブログで紹介していますが、本当に酷い話しです。
また明らかに事後が原因にも関わらず、損保会社も保険料を支払う事はありません。
病気と認めていないからです。
おかしな話しです。

投稿: H!LO ^ ^ | 2011年10月22日 (土) 07時48分

おかしな話が多すぎます。

少しずつ前に、ということしかないのでしょうがなんとも遅すぎる気がします。
ドラッグラグも、ワクチンの件もどうしてこうも鈍いのか?
これで先進国なのかと思います。

でも、一歩前に出た。良しとしたい。

遅いけれど、こういう一歩、一歩の積み重ねでしか前には進まないのが現実。
じれったくて仕方が無い。

投稿: haredasu | 2011年10月22日 (土) 10時26分

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