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2011年10月19日 (水)

「燃える氷」を取り出せ 日米共同で新資源の分離実験

「燃える氷」を取り出せ
日米共同で新資源の分離実験
2011年10月19日 朝日新聞

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 「メタンハイドレート」を地中深くから
取り出す実験を来年初め、日米が共同で
始めることが18日分かった。

 北極海に近い米アラスカ州で行う。

 商業利用に向けた技術革新や、
資源確保での日米協力の強化が狙いだ。

 実験するのは、独立行政法人
「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」
(JOGMEC)と、米石油ガス会社の
コノコフィリップス。
 両者は19日にも共同研究を始める
ことを正式に決める。

 メタンハイドレートは、メタンガスの
分子が水の分子に囲まれた構造。
 水の分子が凍っているので「燃える氷」
と呼ばれ、低温・高圧下のアメリカ大陸
沿岸部や日本周辺の海底に埋まっている。

 経済産業省は年末、東海沖で、海底から
掘り出す実験を世界で初めて行う予定だ。

 地中や海底深くから掘り出す実験に成功
した事例は、ほとんどない。

 成功した方法は、カナダでJOGMEC
などが行った、メタンハイドレート層の
圧力を弱めてメタンと水に分離させる
「減圧法」。

 アラスカの実験では、メタンよりも
二酸化炭素(CO2)が水分子に囲まれ
やすい性質を利用。
 CO2ガスをメタンハイドレート層へ
注入しメタンと入れ替え、メタンガスを
取り出す。

 この「置換法」が使われるのは世界初。
 減圧法も実験して、技術を比べる。
(古谷祐伸)
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積極的に進めて欲しい。
資源を持たないに等しい日本としては、
是非とも手に入れたい。

こういう所にこそ、予算を優先的に投入
すべきです。

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