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2011年10月12日 (水)

光速超えのニュートリノ、原因は時計の同期にあり?

光速超えのニュートリノ、原因は時計の
同期にあり?

2011年10月10日 slashdot

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 CERN (欧州原子核研究機構) が実験で
計測したという光速超えのニュートリノ
について、「光速を超えた」ように見えた
原因は計測に使用した時計のシンクロに
あるのではないかとする論文が発表された
(arXiv:1109.6160v2、Nature News の
記事、本家 /. 記事より) 。

 光速超えのニュートリノを計測したのは、
OPERA (Oscillation Project with
Emulsion-tRacking Apparatus) という
ニュートリノ検出装置を使った実験。

 ニュートリノはスイスのジュネーブの
CERN から、イタリアのグランサッソ研究所
まで地下経由で 731 km の距離を飛ばされ、
その時間が計測された。

 ニュートリノの計測には、始点と終点
にて 2 つの時計が必要となる。
 これらの時計は同じ衛星を使った
GPS 信号を用いて同期されているが、
この度発表された論文では重力の影響に
よって時計が異なる速度で時を刻んでいた
のではないかとの説を唱えている。

 論文は、地球の中心からの距離の違い
によって、始点である CERN の方が終点
のグランサッソ研究所よりも重力が僅かに
強いことに言及。

 このため CERN の時計は終点の時計
よりも僅かに遅く進んでおり、この点が
考慮されていなかった可能性について
指摘しているとのこと。

 なお、OPERA 実験チームは現在この分析
を精査しているとのことである。
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そうかも知れません。
可能性大ですね。

関連した記事です。
6500万年に1秒の誤差を実証する
光格子時計

>例えば時計の高さが1センチ違うと、
>1センチ高い方の時計は、重力が
>少ない分時間が早く進みます。
>それが、1秒で読み出せる。
>今まで時計というのは、時間を共有
>するためのツールと考えていた
>わけですが、そうなると、時計の
>置かれている時空によって、時間は
>別々のスピードで進むという
>のを我々が逆に認識するような、
>時計ができることになります。
と言っています。

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