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2011年9月11日 (日)

乳がんに威力!ノーベル賞田中さんの新装置

乳がんに威力!
ノーベル賞田中さんの新装置

2011年9月9日11時05分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 ノーベル化学賞(2002年)の
田中耕一・島津製作所フェローは8日、
同賞受賞につながった質量分析装置を改良
し、分析感度が最大1000倍に向上した
と発表した。

 この装置で、乳がん患者のたんぱく質に
付いた生体物質(糖鎖)の判別に世界で
初めて成功、患者によって糖鎖の種類が
異なることを突き止めた。

 今後、糖鎖の種類によって抗がん剤の
効き具合に差が出るのかを調べる。

 質量分析装置では、試料をイオンの状態
にする。
 田中フェローらは、イオン化を促す
化合物を、これまでの固体から液体に
変えるなどし、分析感度を上げた。

 この装置を乳がん患者2人のがん細胞
分析に応用した。
 京都大との共同研究で、たんぱく質
表面に付き、病気の発症などに影響する
鎖状の糖鎖に着目。
 乳がん細胞の増殖に関わるたんぱく質
の糖鎖を分析した結果、感度が上がった
ことで、それぞれの糖鎖の種類が違うこと
がわかった。
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すばらしい成果です。

以前投稿した記事、
がんの兆候を早期発見
島津製作所、検出感度高める

2011年8月16日

からまだあまり時間が経っていませんが、
この時の内容より高感度な装置が出来た
ということでしょうか?

>5年後をめどに最先端の分析技術を
>活用したがん診断用機器などを試作
>する計画だ。
と言ってました。

想定していたより早く開発が進んで
いるということかな?

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