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2011年9月 1日 (木)

原子炉水没させ、溶けた燃料回収…10年必要か

原子炉水没させ、溶けた燃料回収
…10年必要か

2011年8月31日21時12分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 東京電力は31日、福島第一原子力
発電所の廃炉作業の基本方針について、
内閣府原子力委員会の「中長期措置検討
専門部会」に報告した。

 最終的には原子炉全体(圧力容器と
格納容器)を水没させ、炉心から溶けて
底部にたまった核燃料を回収する。

 研究開発が求められる技術課題が多い
ため、実現時期は見通せず
明示しなかった。

 東電は当初、原子炉を水没させて冷却
する「冠水」を目指したが、原子炉、建屋
の損傷が予想以上に激しく、漏水の多さに
断念した経緯がある。

 しかし、廃炉の成否を左右する核燃料の
回収は、ロボットによる遠隔作業でも、
強い放射線を遮蔽する水中でなければ、
達成は困難と判断した。

 ただ、実際に原子炉を水没させるには、
高濃度に汚染された建屋を、作業員が
入れる水準まで丁寧に除染した上で、
冷却水の注水を続けながら、同時に漏水部
を補修するという難しい作業が求められる。

 核燃料回収の開始に1979年の
米スリーマイル島(TMI)原発事故では
6年かかった。
 今回は底部にたまった燃料の取り扱いが
厄介なため、最低約10年は必要との見方
も出ている。
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最低約10年はかかると思います。
10年で済むかどうか怪しいもの。

燃料が格納容器の底にあると想定している。
本当にそうなんですか? その根拠は?

その存在場所特定の為の作業工程は
どうなっているのでしょう?
何もわからない。

対象の存在位置を正確に知らずして
回収もなにもない。

どうしてその想定が正しいと言えるのか?
理解できない。

何年かかろうと、私にはあまり感心が
無い。

むしろ核汚染物質の完全な閉じ込め
が出来るのか、それはいつなのかが
知りたい。

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