うつ病、血液検査で「ほぼ確実に診断」…広島大
うつ病、血液検査で「ほぼ確実に診断」
…広島大
2011年8月31日18時53分 読売新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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広島大の山脇成人教授(精神神経医科学)
らの研究グループがうつ病の診断に、
脳細胞を活性化するたんぱく質の遺伝子の
働き具合を指標とする新しい方法を開発
した。
採血から2日後にほぼ確実に診断できる
という。
うつ病の診断は、医師の臨床所見による
主観的判断で行われているが、客観的な
診断が期待できるという。
31日付の科学誌プロスワン電子版で
発表する。
山脇教授らによると、このたんぱく質は
記憶や神経細胞の発達に必要な
「脳由来神経栄養因子(BDNF)」で、
うつ病患者の血液中には相対的に少ない
ことに着目した。
中程度のうつ病で、59~30歳の男女
計20人の血液を採取し、BDNFを
作り出す遺伝子の働きを調べた。
その結果、遺伝子が働き出す初期の部分
をみると、20人全員の血液で、
ほとんど機能していないことを確認した。
山脇教授は「症状の早期発見や投薬治療
の効果を調べる指標としても役立つ」
と話す。
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素晴らしいですね。
>症状の早期発見や投薬治療
>の効果を調べる指標としても役立つ
客観診断ができるのは画期的。
主観というのはどうも曖昧で、
いまひとつ信頼できない。
なんでも「うつ」となってしまいそう。
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