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2011年9月17日 (土)

ヒマワリ除染、効果ありませんでした…

ヒマワリ除染、効果ありませんでした…
2011年9月15日09時09分 読売新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 福島第一原発の放射能漏れ事故を受けて
土壌汚染の除去実験を行っていた
農林水産省は14日、放射性セシウムを
吸収するとされていたヒマワリには
「ほとんど効果がない」との実験結果を
発表した。

 表土を削り取る手法には効果があった
ものの、大量に発生する汚染土をどう処分
するか、課題が残る形だ。

 実験は今年5月から福島県飯舘村などの
農地計約70アールで、
〈1〉表土を削り取る
〈2〉水でかくはんし、流す
〈3〉表土と地中の土壌を入れ替える
〈4〉ヒマワリなど植物に吸収させる――
の4種で実施した。

 このうち、最も効果が薄かったのが
〈4〉で、5月に種をまき、8月に開花
したヒマワリの場合、土壌1平方メートル
当たり約107万ベクレル含まれていた
放射性セシウムのうち、吸収できたのは
約2000分の1の520ベクレルに
とどまった。

 一方、表土の削り取りでは、地表から
深さ約4センチまで除去した場合、
同セシウムの地表の濃度は25%に低下。

 牧草などが生えている場合は表土
3センチを削ると濃度が3%にまで低下
した。

 表土と地中の土を入れ替えた場合は、
全体量は減らせないものの、地表の
同セシウム濃度は低減できた。
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残念です。
「ひまわり」には期待できないようです。

セシウムは地表表面近くにあるので
ほとんど効果がないことには驚きません。
ひまわりの根はもっと深い所にあるので
吸収しようがない。

まあそんなものかな? と言う感じです。

ただ、簡単にあきらめるのではなく、
除染には植物の力も含めていろいろな
方法がある。
謙虚に、もっとも有効な除染の方法を
使って一日も早く取り除いて
もらいたい。

放射能はなくなりません。
除染とは、その放射能を集めてどこかへ
移動させるしかないのです。

汚染物質の中間処理場も、最終処理場も
原子力発電を始めた以上、無くては
ならないのです。
原発を止めたところで、量の問題だけで、
変わりません。

政府には責任があります。

早急に処理場の確保をして貰いたい。
これ以上先送りは出来ません。
いい加減にしてください。

お互いの利害がぶつかり合うケース
ですので、決めるのは難しいでしょうが、
説明責任を果たしつつ実現してください。
処理場がなければ、除染は出来ません。

個人的、かつ勝手な考えでは、
電力消費に比例して処理場の受け入れ
を考慮すべき責任が発生するのでは?
と思う。
利益のみ享受して負の部分は拒否する
と言うのはおかしくないですか?

電源三法は誰が考えたのでしょうか?
腹立たしい法律です。
それで良しとする政府も政府ですが、
国民も目先だけでなく、未来を見て欲しい。
学んで欲しい。と思う。


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